第84回メーデー

改憲やめさせ平和憲法守ろう！

「ＮＴＴはあらたな賃下げやめよ」の横断幕を先頭に行進＝東京・表参道

　第84回メーデーは「大企業の内部留保還元、賃上げ、安定した雇用、全国一律最賃1000円以上の実現、消費税増税・TPP参加阻止、震災の早期復興、原発ゼロ、憲法改悪・戦争する国づくり反対」などスローガンを掲げ５月１日、全国で開催されました。

　東京・代々木公園で開催された中央メ―デーには2万1000人が参加しました。通信労組は30人が参加しました。

非正規への置き換えやめよ
　全労連大黒作治議長は、賃上げこそがデフレ経済打開の道、安定した雇用の確立のため「正規雇用ガ当たり前の社会を」と訴えました。

　日本共産党の市田忠義書記局長は憲法96条の改憲は、時の権力者が都合のいいように簡単にかえることができるものと厳しく批判しました。

　被災地から、いわて労連副議長の佐藤一則さんが、がんばる決意と支援を呼びかけました。

一番町をデモ行進＝宮城・仙台市内

　宮城元気もらったメーデー
　「被災者の目線に立った復興と医療費免除の延長」「賃上げ・正規雇用で不況の打開を」「平和憲法を守ろう」などの挨拶のあと、一分間スピーチでは様々なコスプレや思いが込められた川柳プラカードなど、多彩な表現に会場が盛り上がりました。
課題と要求・労働者の明るさと底力が見えたメーデーでした。

「５本の毒矢」で安倍政権の危険性をアピール

　岩手復興に逆行するアベノミクス５本の毒矢でアピール
　岩手県中央メーデーには組合員など10人で参加。大震災から２年が経ちましたが、県内では４万人を超える人々が不自由な避難生活を続けています。
　安倍政権は社会保障制度の大幅改悪、消費税増税、「労働ビックバン」を強行しています。安倍政権の「３本の矢」ならぬ「毒矢５本」でアピールしました。

　福島事故収束宣言を撤回せよ
　福島県中央メーデーは安倍首相の「原発推進」発言や東電の「廃炉は未定」発言や「賠償時効問題」などに県民の怒りが頂点に達している。
　ネズミ一匹で電源喪失し避難騒ぎが起きる現状に「何が事故収束か？」と国や東電の「福島を忘れさせる」策動と闘おう。と決議されました。
今後も福島の現状をたゆみなく発信していく事の重要性を意思統一しました。