NTTは社会的責任を果たし労働契約法を守れ (東京・6月27日) |
株主へチラシを配布するJMITU執行委員 |
第32回NTT株主総会が6月27日に東京都港区で開催されました。 JMITU通信産業本部は、会場の前で株主総会に参加される人々へビラ配布や宣伝を行いました。 宇佐美俊一JMITU通信産業本部委員長は、「毎年のように過去最高益を更新しているNTTは、正社員を低い賃金の非正規雇用社員に置き換え、非正規雇用社員が全体の7割以上を占める会社を増やしている。 これでは社会的責任を果たしているとは言えない。労働契約法の5年目での無期雇用転換をさせないために一方的選別による雇い止めを横行させている。NTTは法を守るべきだ」と訴えました。 株主総会では会場を4ブロックに分け、議長が指名するという内容で一人2問までの質問が可能でした。 株主からは、NTTコミュニケーションの4期連続減益の質問や2025年に全国IP化の計画をするならば、グループ会社(東日本、西日本、長距離会社)を今後どうする予定かなどの質問もされました。 岡本宗和書記長は挙手を行い指名され、改正「高年法」による継続雇用の実施や「退職・賃下げ再雇用制度」の廃止となった現在、満了型とみなされた単身赴任者を地元に戻すよう発言しました。 |
株主にNTTの状況を訴えるJMITU通信産業本部 宇佐美俊一委員長 |
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