2019年国民平和大行進広島到着 
核兵器のない世界を実現しよう
 (2019年8月4日~8月7日)
 
 
 
 国民平和大行進の集結集会で北海道〜東京コース行進者の矢部さんをはじめJMITUのみなさん=8月4日、広島市平和記念公園
 
 8月4日、広島駅前大橋でリガクOBの五十嵐成臣さん・戸沢智典さんをR・Kさんと拍手で迎えました。

 「ノーモア、ヒロシマ!ノーモア、ナガサキ!ノーモア、フクシマ」のシュプレヒコールや歌声で非核を訴え行進しました。

 行進に手を振ったり、スマホで写したりする人がいました。

 広島平和公園に近づくころには射すような日差しになりました。

 集結集会には北海道〜東京コースを通し行進し広島Bコースの行進もされた矢部常次さんと通信労組OBの中尾豊之さんと合流しました。(中国支部広島分会S・Y)
 
 核兵器のない世界を実現しよう
 
 広島と長崎に原爆が投下されてから74年。

 今年も両被爆地で核兵器廃絶をめざし原水爆禁止世界大会が開催されました。

 被爆者の願いに応え、核兵器のない世界の実現に努めることが、唯一被爆国日本の果たすべき役割です。
 
 地球上に約1万4500発の核兵器が存在しています。

 世界のあちこちで紛争や対立があり、その多くに核保有国がかかわっています。米国のイラン核合意からの離脱やINF条約(中距離核戦力全廃条約)からの離脱などにより軍事衝突の危険性が高まっています。

 2017年、国連において122カ国の賛成で採決された核兵器禁止条約は史上初めて核兵器のあらゆる活動を禁止するものです。

 禁止条約の批准は25カ国(8月6日現在)、条約発効に必要な50カ国の半数に達し、前段階の調印は70カ国です。
 
 2020年を核のない平和な世界に
 
 広島市内で5日に開かれた原水爆禁止2019年世界大会・国際会議は、被爆75年の2020年を「核兵器のない平和で公正な世界へ歴史的転機とするために被爆者とともに立ち上がろう」と訴える国際会議宣言を採択。

 日本政府に対して「アメリカの『核の傘』から離脱し、禁止条約を支持し、参加すべきである」と求めました。

 「後世の人びとが生き地獄を体験しないよう、生きているうちに何としても核兵器のない世界を実現したい」との想いから、2016年ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える「ヒバクシャ国際署名」が始まりました。

 署名総数は941万筆を超えました。2020年の国連総会にむけてさらに署名を集め届けましょう。