西日本交渉団会議を開催
新会社との交渉体制の充実めざす 12月14日(大阪)
 
 
会議を進める岡本宗和書記次長 中央 宮崎正光書記長 左 
 
  交渉団会議は12月14日、大阪・十三の大阪研修センタで、業務運営体制の見直し後、新会社と各交渉団が交渉を円滑に進められるように開催しました。

 会議は九州や北陸の交渉団代表が参加し、この間の会社との団体交渉内容の共有や2014年春闘勝利めざして交流しました。

 宇佐美俊一中央執行委員長は、「国民の多数が反対した特定秘密保護法、日本版NSC設置法の成立で戦争の足音が聞こえ、きな臭い状況です。14春闘はこれらを早々に廃止させる政治的なたたかいとあわせて賃上げも最重要です。職場の労働者とともに、ストライキを含む春闘をどう共感し、ともにたたかえる状況を作り上げられるかが重要です」とあいさつしました。

 宮崎正光交渉部長は、全労連の14春闘の6つの課題説明とNTTグループ会社による非正規雇用労働者などへのパワハラでブラック企業化した状況を「14春闘で大いに宣伝し正したい。旅費問題でのNTTの大義のない一方的削減など広く労働者に知らせ14春闘に勝利しよう」と主催者報告しました。
 
 各交渉団の発言では、九州ブロック交渉団の石橋勇一郎福岡支部委員長は「2年あまりで大園副委員長を兵庫から福岡へ返すことができた。九州地域ブロック交渉が正常になり引き続き交渉を強めたい」また菊谷信之九州地域ブロック交渉団団長は「福岡で起きている見せしめ嫌がらせの省エネワーキングでトイレの便座蓋点検を組合員にさせている。職責にあった仕事を要求していく」と述べました。

 団体交渉にあたっての疑問点などを出し合い、14春闘をたたかう前準備となる会議となりました。
あいさつする宇佐美俊一中央執行委員長