NTTグループで働く皆さん
あなたの職場の労働条件は如何ですか?
要求解決には通信労組に加入しましょう
ご相談をお待ちします。
 
 いま、労働組合への期待がかつてなく高まっています。
 アメリカ発の金融破たんが、最も不安定な派遣労働者など非正規雇用労働者を直撃するもとで、多くの未組織だった労働者が労働組合に加入し、自らの労働組合を結成して、いすゞやキャノン等名だたる大企業相手に雇用止めの撤回や、正社員への採用を求め立ち上がっています。労働組合に保障された団結権や、会社との団体交渉権などを力に全国でたたかいがはじまっています。
 NTTグループで働く仲間のみなさん、是非あなたも通信労組に入って、私たちと共にたたかいましょう。
 「正社員にせよ」、「社員並みの労働条件を」は全く正当な要求です。

 通信労組は次のような要求を掲げています。
一方的押し付けによる雇い止めは行わないこと。
同一業種に1年以上従事しているものは、本人希望により社員として雇用すること。
非正規雇用労働者の最低時間賃金を1500円以上に引き上げること。
非正規雇用労働者に通勤費実費を支払うこと。
担当業務の廃止や縮小の場合は、関連担当等への移動で雇用継続となるよう配慮すること。
深夜勤務に対しては、深夜手当を100分の100に引き上げること。
年休及び生休等の有給休暇取得を保障すること。
毎年1回の健康診断を完全実施すること。
社宅・独身寮を利用できるようにすること。
食堂の利用補助を社員と同等に行うこと。

「泣き寝入りしない。たたかってこそ」
 NTTグループ企業の無法に、「泣き寝入りしない」で、たたかう労働者の連帯が全国各地に広がっています。
 通信労組は、派遣法の抜本改正を求め、企業の社会的責任を果たさせるたたかいをさらに強めるとともに、大企業中心の社会から、国民・労働者が大切にされる社会へ、政治を変えるために奮闘しています。
 
□大阪・「不当解雇許さない! 分会結成」
 解雇(昨年11月)をきっかけに、労働者の働く権利を守るために大阪・淀川コンシューマの9人の組合員が解雇撤回と労働条件の向上をめざして5月9日、労働組合(通信労組大阪支部大阪北分会)を結成しました。
 NTT西日本―関西との雇用契約期間の変更に関する団体交渉を重ねる中で、契約更新を1カ月から3ヵ月に延長しましたが、会社は更新時の一方的判断基準をつくり、「3ヵ月で40件以上の光販売ノルマ」を理由に、解雇を強行しようとしています。具体的な職務遂行能力について合意した訳ではなく、「成績不振」を解雇理由とする事は出来ません。
 ましてや、団体交渉で協議中にもかかわらず、一方的に解雇を示唆することは、労働組合への不当労働行為にあたり、NTTの社会的責任が大きく問われることになります
 
□北海道・「専門職?」
 NTTインフラネットで3年11カ月働いていた労働者が、札幌労働局に直接雇用を求めて申告しました。仕事は、専門職と言われる通信土木ですが、実際の仕事は「一般業務が7割から8割」でした。専門職と言われる派遣法の「26業種」以外の業務が大半で、契約違反は明らかであり、直接雇用は当然です
 
□九州・「新たな雇用?」
 NTT西日本―九州のセンタから「雇い止め」の通告を受け、組合に加入。解雇撤回を求めて団体交渉を重ねながら労働局に申告。会社は、同じ部署に別の部署などからあらたに配置しようとしています。派遣法(40条5項)によれば、派遣先である会社は労働者への直接雇用の申し出義務があります。