争議総行動 東京・大阪で開催
すべての争議の早期解決を求めて 12月4日東京・5日大阪
 
 
NTT持株前で宣伝・要請行動 
 
東日本北海道派遣化強要裁判の勝利を
 すべての争議の早期解決を求めて、全労連・東京地評争議支援総行動が12月4日、終日行われました。
 NTT持株会社前の集会で、通信労組宇佐美俊一中央執行委員長は、「NTTが抱える莫大な内部留保を投機や株主還元ではなく、その一部をグループ会社で働く労働者の労働条件向上と、自ら掲げるCSRを守り、パワハラを始めとするすべての裁判闘争の解決で大企業としての社会的責任を果たすことに役立てるべきである」と訴えました。

 連帯のあいさつに小澤清美全印総連女性部書記長、内田妙子JAL客室乗務員原告団団長が行い、NTT北海道派遣化強要裁判の原告が決意表明をしました。

運動の積み重ねが何より重要
 西日本では5日、大阪労連と大阪争議団共闘会議主催のすべての争議解決をめざす大阪争議支援総行動をおこないました。

  往復7〜8時間もの異常な通勤を強いられている大阪支部寝屋川分会の田嶋孝成組合員が長距離通勤の是正を求めNTT西日本へ要請しました。

 寝屋川分会からは16人がNTT西日本本社前に結集しました。  田嶋組合員は初めての要請にも関わらず「言いたいことはすべて会社に伝えた。ご支援ありがとうございました」と力強く報告しました。

 名古屋から新幹線通勤の日下秀次分会書記長も2度目の要請行動に参加し「運動の積み重ねが何より重要だと感じた」と力説しました。

 通信労組は長距離通勤、遠隔地配転者を家族の居る地元へ戻す運動をさらにすすめます。
NTT西日本前での宣伝・要請行動