労働法制改悪阻止・安倍政権打倒 官民共同で春闘勝利へ4.19JMITU中央行動
すべての争議の勝利と早期解決を求め (東京・4月19日
 
フクダ電子前で支援あいさつするJMITU通信産業本部・土方書記次長
 
 JMITUと東京春闘共闘、官民共同行動実行委員会は共催で、17春闘勝利、労働法制改悪阻止、最低賃金の大幅引き上げ、全国一律最賃制の確立、公務労働者の賃金改善などの要求をかかげ、春闘後半戦における「二方面のたたかい」の山場として4・19JMITU中央行動を行いました。

 厚労省前行動であいさつしたJMITU生熊茂実委員長は、「賃金の生計費原則を徹底し、最後まで春闘をたたかっていく」とのべ、「働き方改革」実行計画は、「これまでの基準を破壊するものだ」と批判。残業時間を規制する大臣告示の法制化を訴えました。

 集会後は国会請願デモを行い、「労働法制改悪阻止の署名」、「全国一律最賃署名」を国会に提出しました。

 同日は第250回金属反合共同行動も行われ、すべての争議の勝利と早期解決を求め、朝から日本ロール製造、フクダ電子、銀座日産ショールームなどの社前行動を展開しました。

 夕方には日本IBM前で抗議集会を行いました。
 集会で生熊茂実委員長は、「裁判ではいずれも勝利し、和解のなかで職場復帰も実現するところまできたが、IBMは今でも労働組合を弱体化させる意思を持ち、正常な労使関係づくりなど全面解決要求に背を向けている」と現局面を報告しました。

 集会には250人が参加し、仕事帰りのサラリーマン でにぎわう人形町をデモ行進しました。
 
 
銀座日産ショールーム前でのシュプレヒコール
 
 
 国会請願デモ
 
 
日本IBM前での集会