夏のNTT総行動・中央行動

大企業として社会的責任をはたせ

6月10日　東京

　NTT持ち株会社前でシュプレヒコール

　通信労組は6月10日～6月14日までをNTT総行動ゾーンとして全労連や各県労連、地域労連と連携してNTT支店要請や自治体要請を行いました。
　初日の6月10日は夏のNTT総行動・中央行動として持株会社前で集会を行いました。
　その後、東京駅、ドコモ本社前、JR新橋駅前の3カ所で宣伝し、総務省と厚労省へ要請を行う終日の行動となりました。

あいさつする宇佐美俊一中央執行委員長と全労連・斉藤寛生常任幹事(右)

　通信労組・宇佐美俊一中央執行委員長は
　「本日は全国で展開しているNTT総行動の初日です。NTTグループでのさまざまな争議解決とデフレ不況に逆行する弱年層からの賃下げの中止、60歳雇用継続での差別待遇の改善、大企業として社会的責任をはたせと言う要求を関係省庁への要請や駅頭で広く都民に理解を得るために訴えていきます。

　今、実態が伴なわない経済回復を政府と一部マスコミが煽り、マネーゲームが進み一部企業と海外投資家だけが利益を得ています。
　国民所得向上が必用なときに、大型公共投資と大企業減税で利益を得ているのは大企業のみ。
　公務員賃金削減と生活保護の削減まで強行するなら内需は向上しない。
　どこまでも国民を苦しめる安倍政権。公然と憲法改悪で暗黒政治の策動を狙っています。いつまでも日本の舵取りをまかせてはおけません。

　NTTでは十数年賃上げゼロ、非正規への置き換え、外国企業買収や自社株買いと消却、株主優先、役員優遇、改正高年法が施行され無年金者でも就業規則を変え雇用しない。
　このようなことが持株会社NTTの指導の元で行われています。
　遠隔者配転者、遠距離通勤者をただちに職場へ戻し、地域会社社員の賃下げ3割を直ちに回復させること。
　正しい是正を強く求めたい。」と挨拶しました。