NTTソルコ 使い捨ては許さないぞ
パワハラ・退職強要やめよ!
 
 
NTTソルコ前で早朝宣伝=9月18日千葉県幕張海浜 
 
 NTTソルコ海浜幕張センタで、常識では考えらないパワハラ・退職強要が行われています。
 11年間も働いてきた契約社員をパワハラで会社から放り出すことは許されません。
 事業主には、労働契約法第5条によって「安全配慮義務」が課せられており、パワハラや人権侵害で労働者の心身に打撃を与えることは許されない行為です。

 NTTソルコ海浜幕張センタで1年更新の契約社員で11年間働いてきたAさんは今年7月、直属上司に呼び出され他の社員の前で「あなたは仕事を理解していない」と叱責されました。さらに翌日、上長のマネージャーから「あなたのような人には給料を払いたくない」となじられた上、同僚が見ている中で、Aさんの事情を知りながら「介護の理由で辞める人もいるんだ」と、退職を迫られ9月末での退職届を書かされました。

 8月には「有給休暇の取得計画」を提出すると、「有給を取るために退職を9月末にしたのか」と激しく叱責され、動揺したAさんは過呼吸の発作を引き起こしました。
 救急車での搬送にも会社関係者は同乗せず、こともあろうに社員証を取り上げたうえ、Aさんの私物まで救急車に放り込むという異常な扱いでした。
 Aさんから相談を受けた通信労組は、団体交渉でパワハラ・退職強要の事実確認と責任を追及しました。

 会社は「充分調査したがパワハラの事実はない。むしろAさんには頑張ってほしいと話をした」と事実をねじまげ、パワハラ・退職強要や人権侵害の事実を認めようとしませんでしたが、「頑張ってほしいと言われた労働者が、なぜ退職届を提出したのか」の指摘に会社は再調査を約束しました。

 親の介護を抱え仕事を辞めれば生活の糧を失う事になるAさん。
 NTTソルコはパワハラ・退職強要を認め謝罪し退職届けの受理を撤回すべきです。
 
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