たたかいの中にこそ展望がある
NTTリストラ松山裁判勝利報告集会を開催(5月16日松山市内)
 
花束を受ける原告(左から重見さん、高野さん、矢野さん)
 
 今年の2月15日最高裁第3小法廷は、NTTリストラ松山裁判について、NTT西日本がおこなっていた上告および上告受理申立にたいし、上告棄却および上告不受理の決定を行い、高松高裁判決が確定しました。
 高松高裁判決は当初の2002年の配転から4年経過後の2006年の再配転について「長年勤務し、かつ、本人が希望している勤務地には原則として戻さないことを前提とした不当な差別的意図を推認することができる」と判示していました。
 そして、原告の重見さんは定年退職前のこの1月に大阪から松山の職場への地元復帰を勝ち取っていました。
 勝利報告集会には、地元でたたかいを支えてきた労働団体、原告弁護団、NTTリストラに反対する労働者を支援する会、NTTリストラを許さない家族の会、通信労組四国支部の仲間たちをはじめ、原告3名が配転された名古屋、大阪で一緒に闘ってきた仲間たちが全国各地から参加しました。