22春闘ストライキでたたかいます(3月10日) 
NTTは8兆9675億円の内部留保でNTTグループで働くすべての労働者の賃上げをすべきです
 
 
 
 
 
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 NTTは8兆9675億円を超える内部留保をかかえる大企業です。この内部留保の3.84%を取り崩すだけでNTTグループで働くすべての労働者の賃上げは可能です。

 人間らしい生活をめざし大幅賃上げと労働時間短縮をはじめとする春闘要求の実現をかかげ、統一ストライキに参加します。

 いま、ガソリン・灯油代や食料品など生活必需品の物価高騰がくらしを直撃しており、「物価高騰から生活をまもりたい」という切実な声が職場にうずまいています。
 
 非正規雇用者、定年後継続雇用者を含むすべての労働者の大幅賃上げと、均等待遇による生活の改善は職場みんなの切実な要求です。

 経営者には労働者のくらしをまもる責任があります。
 また、初任給や賃金の大幅引き上げを含めた、労働条件の改善をすすめてこそ、若者にとって魅力ある企業となり、人材を確保・定着させ、労働者のやる気を引き出すことができます。
 企業の将来展望を明るくするためにも、あらためて、労働組合の要求に沿った誠実な回答を強く求める。

 日本の低賃金は国際的に見ても極めて異常であります。
 その異常な低賃金が、労働者の生活悪化、貧困と格差を拡大させているばかりか、国内消費を冷え込ませ、経済成長の足かせとなっています。
 日本経済をデフレから脱却させ、経済を成長させるためにも大幅な賃金引き上げは不可欠です。
 ドイツやイギリスなどは、最低賃金の引き上げでコロナによって破壊された生活と経済の立て直しをすすめています。
 日本も全国一律1500円の最低賃金を早期に実現すべきである。
 JMITUは、政府に対し、時間1500円の全国一律最低賃金制度の確立を求めるとともに、NTT及び各グループ経営者に対しても、大幅賃上げとあわせて、企業内最低賃金や初任給引き 上げで賃金を底上げすることを要求します。