JMITU通信産業本部旗開きを開催 (東京) |
2017年も団結しがんばろう(東京世田谷区 通信産業本部事務所にて) |
JMITU通信産業本部旗開きを1月13日、東京・世田谷の本部事務所にて約60人の参加で開催しました。 |
主催者あいさつする宇佐美俊一JMITU通信産業本部執行委員長 |
宇佐美俊一JMITU通信産業本部執行委員長は主催者あいさつで 「昨年、NTTの職場では、改正・労働契約法により、有期契約の通算期間が5年を超えると、無期雇用への転換が可能となることに西日本会社がまず、この法のルールを踏みにじり3年目で『評価』や『面談』を口実に、『無期雇用化』を『選別』する、違法な制度を強行実施しました」 「そして、2013年10月に実施された『処遇体系の再構築』による、賃金減額への暫定措置の終了で、当時48歳以下の者へ、実質的な賃下げが始まり、移行時45歳で、60歳定年までに、534万円の減収が進行します」 「2017年は、『新たな希望に満ちた、未来を切り開く年』とするために、非正規雇用労働者と60歳超え労働者、そして正社員労働者に、宣伝と対話で問題点を示し、声をあげて、共にたたかえば、改善ができることを訴え、職場でどれだけ信頼を得て、仲間を増やすことができるかが、問われる年でもあります」 「今年は、JMITUがかかげている『学ぶ気風』の定着と、組合員が、多くの労働者との、対話を積極的に楽しみ、気軽に『組織加入の訴え』ができる運動づくりをめざし、『組織の拡大を最優先に、着実な前進が行なえる年』とするために、皆さんと共に様々な課題に、奮闘することを申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます」とあいさつしました。 <宇佐美俊一通信産業本部執行委員長旗開きあいさつ> |
あいさつする生熊茂実JMITU中央執行委員長 |
生熊茂実JMITU中央執行委員長は 「JMITUとして組織統合して1年、全体としては、争議の相互支援や統一行動などでの力が大きくなったという感じをお持ちかもしれ ません。うれしいことです」 「まず、今年は、経済や為替動向にふりまわされない17春闘に向けて奮闘しましょう」 『ポスト真実』から『事実』へ労働者のくらしと雇用、日本社会の将来への分かれ道になる春闘です」 「いまや『トランプリスク』が高まっています。『アメリカ第一主義』の『保護貿易主義経済』の期待や金利上昇で『円高』から『円安・ドル高』に転換しています」 「フォードのメキシコ工場建設断念などもありますがいつ『円高・ドル安』に転換するかわかりません。 「経済動向、為替動向に振り回されない賃上げ闘争を進めなければばりません」 「昨年11月、安倍首相が働き方改革実現会議で『来年も少なくとも今年並みの賃上げを期待している。特にベアは4年連続の実施をお願いしたい』と言いました」 「それはアベノミクスの好循環が実現していないから他なりません。財界は経営環境悪化を強調し、『定昇・ベア、賞与、手当ての見直し』として、賃上げは企業業績と連度しやすい賞や手当ての引き上げで対応する方針です」 「しかし、経営者の中には景気回復には「賃上げ」「最低賃金大幅引き上げ」の声も出ています」 「17春闘は『企業業績都合』の押し付けと『生活から賃上げ要求』が最大の対決点です」 「それを打ち破るには、『生活悪化』の事実を示し、『賃金は労働者の生計費』を主張し抜くいがいにありません。 生計費とは、『賃金は企業利益の分け前ではない』『働き続ける生活をまかなえる賃金、次世代労働者育成のためにも結婚・子育てできる家族の生活費、仕事が十分できる教育訓練費用など』です」 「今年は目に見える全身を作り出すために、みなさんとともに奮闘することを誓ってあいさつとします」とあいさつしました。 来賓からは、、日本共産党衆議院議員・山下よしきさん、東京合同法立事務所志村新さん、旬報法律事務所・今村幸次郎さん、国公労連中央執行副委員長・秋山正臣さんがあいさつしました。 労働総研常務理事・熊谷金道さんの乾杯後、JAL原告団等の友誼団体あいさつや、「歌声」で会場が盛り上がりました。 日本共産党国会議員団事務局・日野徹子さん、日本共産党衆議院議員・梅村さえこ秘書・田村幸恵さんが参加しました。 岡本宗和書記長は参加の御礼と新年の決意で「通信産業本部は全労連の17春闘方針に団結し、すべての労働者の賃上げにこだわり、春闘勝利と組織拡大の前進のために全力でたたかう」と述べました。 最後に「がんばろう」を大合唱し散開となりました。 |
連帯あいさつする山下よしき参議院議員 日本共産党副委員長 |
津田均JAJ原告団 乗員原告団事務局長の訴え |
杉山陽子JAL原告団 客乗原告団副団長の訴え |
JAL原告団のみなさん |
参加の御礼と新年の決意を述べる岡本宗和JMITU通信産業本部書記長 |
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