NTT健保・厚生年金基金代議員選挙
NTT健保・厚生年金基金代議員選挙
第32回定期全国大会議案より

 NTT健保・厚生年金基金代議員として石川津由子中央執行委員は、健保掛金の引き下げ、ガラス張りで民主的な基金・健保の運営目指して、この2年間頑張ってきました。

 06年9月15日、改選のNTT健康保険組合「組合会議員」選挙、NTT厚生年金基金「代議員」選挙が行われ、通信労組の推薦する石川候補は2年前より約800票増やしましたが、次点で惜敗しました。得票は健保9653票(前回8868票)、基金9311票(同8690票)でした。再選をめざし、全国で2回のちらし配布を行ってきたなかでの得票増は、労働者のNTTやNTT労組に対する不満の表れであり、通信労組に対する期待でもあります。

 今回の選挙でも違法・不法な選挙違反が横行しました。NTT労組候補への投票を勤務中に「業務命令」として強要したり、NTT労組の候補(静岡出身)に赤線を引き掲示するなど、選挙に罰則がないのをいいことに、健保事務局・NTT・NTT労組ぐるみのやりたい放題でした。担当課長は「投票用紙交付者」であり、選管の代理人で中立を保つ立場にあり選挙運動はできないのです。

 引き続き、健保選挙や健保事務局での横領事件などの不正を監視し、健保掛金の引き下げ、ガラス張りで民主的な基金・健保運営めざす運動が重要となっています。

 厚生年金基金については、厚生年金の「代行返上」により、基金制度は今年7月に「NTT企業年金基金」に移行予定です。給付の引き下げをさせない取り組みが必要です。

 また、来年9月に行われる基金・健保議員選挙(2年任期)にむけて、NTT・NTT労組ぐるみの不法選挙を許さない、通信労組推薦議員の再選めざす準備と取り組みを準備しています。