20春闘ストライキでたたかいます

20春闘ストライキでたたかいます
　(3月12日始業時～午前10時まで)

JMITU通信産業本部の賃上げ要求額月額2万9000円時給250円以上


2・14IMITU中央行動で全国一律最賃制度、最賃1500円を求め国会請願デモを行う組合員（2月14日)

通信産業本部は、全国から寄せられた「はたらくみんなの要求アンケート」の結果や組合員の家計簿調査をもとに、正規雇用労働者月額2万9000円、非正規雇用労働者時給250円以上の引上げ、均等待遇などを求める2020国民春闘要求書をNTTグループ各社に提出しました。

いま、生活悪化と景気悪化が同時進行しています。個人消費の低迷や実質賃金の減少に歯止めがかからず、消費税 10％への増税の影響による物価高などで労働者の生活はますます悪化しています。　財務省が発表した資本金 10 億円以上の大企業における内部留保は、456.1兆円と前年同期比で2.9％増と7年連続で過去最高を更新しています。　NTTの2020年2月発表の3/四半期連結決算は、2/四半期に引き続き増収・減益決算ですが、営業収益は2/ 四半期に減収見込みを102億円増見込みへ修正し、3/四半期では過去最高益となり当期利益も 48億円増としています。　20春闘アンケートで「生活が苦しい」と答えた人が７割を超え、「 15 年以上時給も上がらず、仕事は社員並みに働いている。　10 円でも毎年上げて欲しい」「 60 歳からの生活が不安だ。金もない。死ぬしかない」など切実な声が届いています。　2020年4月から「パートタイム・有期雇用労働法」が施行され、法律ではパートタイマーや有期雇用者、派遣労働者など非正規雇用労働者への正社員との不合理な待遇差を禁止しており、改正法への誠実な対応が求められます。 NTTの2019年3 月期の内部留保は10兆3213億円を有しています。　その内部留保のわずか3.56 ％を取り崩すだけでNTTグループで働くすべての労働者の賃上げは可能です。　通信産業本部は「すべての仲間の賃上げと雇用の安定でくらしと経済をたてなおそう」とストライキでたたかいます。