4・2東京・大阪 不当配転に抗議のストライキ
玉宅さんを大阪に戻せ!NTTファシリティーズ本社前と新大阪駅前 4月2日(東京・大阪
 
支援に駆けつけた関西圏の組合員とOB JR新大阪駅前
 
 NTT西日本とNTTファシリティーズは「50歳退職・再雇用」制度による雇用継続者に対し不当な遠隔地配転を強行しました。
 4月2日、NTTファシリティーズ本社前(東京・港区)と、NTT西日本で研修のある新大阪駅前で6人の組合員がストライキに突入しました。
 NTTファシリティーズ本社前では支援者も含め22人がスト突入集会を実施しました。
 全労連NTTリストラ闘争本部の齋藤事務局長は、「今回強行された配転は今まで同様業務上の必要はなく、大阪・静岡から首都圏への集中配転に合理的な理由はない」と不当配転撤回を求め支援の訴えをおこないました。
 武田清春通信労組本部書記長は「働くルールに逆行する配転は撤回し、ILO勧告、育児・介護休業法を守れ」と訴えました。
 大阪では36人が新大阪駅前で街頭宣伝と研修ビル前でスト突入集会を行いました。
 宇佐美俊一通信労組本部委員長は「これまでのNTTリストラ裁判の判決を履行し不当な配転は撤回せよ」と訴えました。
 東京のNTTファシリティーズに配転が発令された大阪支部の玉宅さんは親の介護と小学生の育児が必要です。
 団体交渉で地元での雇用継続を要求し、3月22日には東京のNTTファシリティーズ本社前で宣伝・要請を行い「育児介護休業法26条」を遵守し地元での雇用継続を要求していました。
 会社は東京への不当配転を強行しましたが通信労組は家族の待つ地元への復帰を一刻もはやく実現できるよう引き続き運動を強めます。
 
 
NTTファシリティーズ本社前で訴える左から榊原、小柴、玉宅各組合員=東京・田町