大幅賃上げでデフレ不況から脱却しよう
12国民春闘NTT総行動に熱いおもいが結集 3月5日宣伝要請行動(東京
 
NTT持株会社前でシュプレヒコール 
 
 3月5日冷たい春雨の中、2012国民春闘NTT総行動を東京都内で開催しました。
 8時30分からの持株会社前宣伝には全国の各支部から参加した組合員や、労働争議をたたかっている仲間、支援にかけつけた全労連加盟の労働者、60人が参加しました。
 宇佐美俊一中央本部執行委員長は「この春闘で大幅賃上げを勝ち取り日本経済のデフレ不況から脱却しよう、NTTは震災からの復旧復興に内部留保を取り崩し社会的責任を果たせ、また、災害時に重要になる公衆電話を減らすな」と訴えました。
 引き続き自治労連、JAL不当解雇撤回裁判原告団、建交労、他参加団体から連帯のあいさつがあり、全国から参加した通信労組の代表が各支部の春闘のたたかいの報告をしました。
 最後に「大幅賃上げ勝ち取ろう」「『50歳退職・賃下げ再雇用制度』を廃止せよ」「内部留保を取り崩し震災復興にまわせ」とシュプレヒコールを行い、代表団が持株会社に要請に入りました。
 その後、厚生労働省、最高裁、東京都へ代表団が要請をおこないました。
 厚生労働省での要請ではNTTがおこなっている『50歳退職・賃下げ再雇用制度』、みせしめいやがらせ遠隔地配転について、今すぐ廃止し企業の社会的責任を果たすよう、NTTへの指導を要請しました。
 最高裁要請ではNTTリストラ静岡裁判、京都偽装請負裁判、大阪業務偽装裁判の要請をおこないました。
 東京都への要請では、防災マップへの公衆電話設置場所の記載、また、災害時の避難場所となる施設への特設公衆電話の設置を要請しました。
 またこの日は夕方までJR山手線の東京駅、秋葉原駅、新橋駅で街頭宣伝をおこないました。
 
JR新橋駅前での街頭宣伝