加入の訴え
JMITU通信産業本部への加入を心から訴えます
2016年8月

すべての情報通信産業ではたらく仲間のみなさん
 パワハラが酷い。ノルマがきつ過ぎる。毎日、残業でくたくた。休みが思うように取れない。非正規雇用で契約更新が短く不安だ。正規雇用(正社員)との格差が大きい。通勤費は全額会社負担として欲しい。など、人間らしく生き働くため労働条件の向上は不可欠です。
 JMITU通信産業本部はJMITU(日本金属製造情報通信労働組合)の情報通信関連労働者の結集をうったえ活動してます。全国7,000人の組合員と共に明日を切り開きましょう。
 
人間らしく働きたい
 昨年2015年は、戦争法(安保関連法)反対で国会周辺のみならず、列島を揺るがす運動となりました。
 2016年は「野党は共闘」で戦争法廃止、安倍政権退陣をかかげ共闘が実現しました。国民・労働者が大きく声をあげた結果でもあります。

 NTTでは非正規雇用労働者が3割を超えています。3ヵ月ごとの契約更新ではいつ雇い止めになるかの不安がつきまとい、賃金や休暇等の福利厚生も社員との格差が大きく人間らしく生き働き続ける要求は切実です。
 そんな不安の中、岐阜では長年NTTグループで働いていた非正規雇用労働者が雇い止めとなり、6人の労働者が復職を求め裁判でたたかっています。

大企業NTTだけが肥え太る社会でいいのか
 若年層から賃下げし65歳まで雇用する制度と非正規雇用への置き換えでNTTの内部留保(ため込み利益)は9兆5千億円となっています。
 株価を上げるためと称して1兆2千億円を捨てました(株を償却)。JMITU通信産業本部はこの間、内部留保を労働者の賃上げと国民に還元せよと要求してきました。

JMITU通信産業本部に入って要求実現しましょう
 会社は、50歳以上の社員が「雇用形態選択」時に「これまでの仕事を、これまでの職場で続けたければ『退職・再雇用』を選択せよ」と迫りましたが、その約束は反故にされてしまいました。
 また、NTTの分割・再編成(1999年7月1日)当時、「頑張れば頑張っただけ賃金が上がる」といわれましたが、逆に下がる一方で、そのうえ不透明な「成果・業績主義」賃金で格差が広がり、働く意欲を削がれ、不安を募らせているのではないでしょうか。
 
通信産業本部は、要求しています
  直ちに再雇用で引き下げられた賃金をNTT準拠に戻せ! 見せしめの異職種・遠隔地配転を止め、直ちに地元に戻せ!
  働く仲間を競わせたり、労働者に過重な精神的負担を押し付けている「成果・業績主義」賃金制度を廃止せよ!
  非正規雇用労働者の均等待遇と、希望者は全員正社員にせよ!
 
すべての情報通信産業関連ではたらく仲間のみなさん

 「なによりも雇用と賃金を守るためにたたかう組合」、「みんなの要求・意見をみんなでで話し合い、実現する方向を決める組合」、「労働者の基本的人権を守る組合」、「楽しく生き生きと働き続けられる職場をめざす組合」、これが本来の労働組合ではないでしょうか。
 同時にわたしたちは、非正規雇用労働者の問題が社会的に広がるなかで、全国の労働者・国民と連帯して、「働くルール」の確立に向けた運動も進めています。
 派遣・契約社員のみなさん、雇用不安をなくし、要求実現をめざして、JMITU通信産業本部で一緒に頑張ってみませんか。
 JMITU通信産業本部は、みなさんの加入を心から訴えます。

 
2016年8月
  JMITU通信産業本部
    執行委員長 宇佐美 俊一

JMITU通信産業本部加入届用紙
現在他労組に加入している方は、その労組の脱退が必要です。
脱退届の書式サンプルはJMITU通信産業本部にお問い合わせ下さい。