6・22 NTT総行動中央行動
NTT持株会社まえに100人・都内終日の宣伝行動(東京
 
怒りを込めシュプレヒコールをするNTT総行動参加者=6.22東京・中央区持株会社前
 
 リストラ裁判勝利、「処遇体系の再構築」賃下げ反対、災害に強い情報通信の確立を求め、6月11日から22日までの間全国各地でNTT総行動を展開しました。
 最終日の22日は、株主総会前宣伝と総会参加、最高裁判所要請、NTTファシリティーズ本社前宣伝、厚生労働省要請、総務省要請、JR新橋駅前での終日の宣伝行動となりました。
 NTT持株会社前に約100名の組合員と支援者が集まり集会を成功させました。

-NTT持株会社前決起集会-
 宇佐美俊一中央執行委員長は「11日からのNTT総行動は全国の支部が県労連の力を借りて進め、10万枚のビラを配布してきた。
 首都圏の支部の協力で連日宣伝カーを運行しグループ各社が出してきた賃下げリストラを宣伝してきた。
 11年間、連続134ヵ月500名の仲間を迎えたたかう中で50歳選択の廃止を勝ち取った。
 株主総会では増収増配を言い収益安定をアピールし役員報酬も高額で承認された。
 NTTに賃下げの必要はない。生計費原則の賃金制度確立までたたかう」と主催者挨拶をしました。
 激励の挨拶で、全労連NTTリストラ闘争本部齋藤寛生事務局長は「この10年間組合員を増し闘ってきたから50歳定年制を止めさせることができた」と発言しました。
 北海道労連・出口憲次事務局長はNTT‐北海道の「派遣化強要裁判」の訴え、国公労連から岩崎常雄副委員長、自治労連からは山口祐二副委員長、大阪労連・川辺和宏議長、航空連・竹島昌弘事務局次長、JAL不当解雇撤回裁判原告団・宍戸富美子さんの激励挨拶を受けました。
 静岡裁判岡本順一郎原告が決意表明しました。
 
 
最高裁へ要請に入るNTTリストラ静岡裁判原告らと本部・支部役員
 
 -最高裁判所要請-
 最高裁へNTTリストラ静岡裁判の「口頭弁論」の開催を求めて、東京・神奈川・千葉・埼玉各支部代表と中央本部役員で要請しました。
 飯沢中央本部副委員長より「NTTが50歳定年制を廃止すると。事件の見直しが必要、直ちに口頭弁論の開催」を求め、岡本原告ら出席者から各々リストラの酷さを説明し要請しました。
 当日、口頭弁論を開けの上申書は、150筆提出、累計5997筆となりました。 
 
 
 株主総会会場前で訴える宇佐美中央執行委員長=東京・港区
 
 -第27回NTT株主総会-
 武田清治中央本部書記長は、「企業の社会的責任を果たすため、株主だけでなく利用者や地域社会、社員の期待に応えよ、また、50歳定年制をやめるなら謝罪し責任を取れ」と発言しました。
 青木実中央執行委員は「経費節減と言うなら新幹線通勤で年間1億円もの無駄遣となっている遠隔地配転者を地元に帰せ」と発言しました。