加入の訴え
通信労組への加入を心から訴えます
2012年1月

NTTグループではたらく仲間のみなさん
 大阪では50歳で継続雇用した社員が集められた職場で3人が、千葉や福岡では非正規雇用の方が加入されるなど、いま仲間を増やし要求実現をしようと各地で取り組みが始まっています。
 2001年5月のNTT11万人リストラ計画以降129ヵ月連続で約500人の方が新たに加入いただいています。
 
人間らしく働きたい
 東京・明治公園で2011年10月23日、青年大会が開かれ「被災地と心ひとつに、力を合わせて職場も政治や社会も変えていこう」と4800人が集まり世界の行動に連帯を表しました。
 NTTでは非正規雇用労働者が3割を超えています。3ヵ月ごとの契約更新ではいつ雇い止めになるかの不安がつきまとい、賃金や休暇等の福利厚生も社員との格差が大きく人間らしく生き働き続ける要求は切実です。
 正社員には「50歳定年制」が大きくのしかかっています。なぜ子育て、親の介護、家のローンなどで一番お金がかかるときになんとも理不尽な制度となっています。

大企業NTTだけが肥え太る社会でいいのか
 50歳賃下げ再雇用制度と非正規雇用への置き換えでNTTの内部留保(ため込み利益)は9兆5千億円。
 株価を上げるためと称して1兆2千億円を捨てました(株を償却)。通信労組はこの間、内部留保を労働者の賃上げと国民に還元せよと要求してきました。

通信労組に入って要求実現しましょう
 会社は、50歳以上の社員が「雇用形態選択」時に「これまでの仕事を、これまでの職場で続けたければ『退職・再雇用』を選択せよ」と迫りましたが、その約束は反故にされてしまいました。
 また、NTTの分割・再編成(1999年7月1日)当時、「頑張れば頑張っただけ賃金が上がる」といわれましたが、逆に下がる一方で、そのうえ不透明な「成果・業績主義」賃金で格差が広がり、働く意欲を削がれ、不安を募らせているのではないでしょうか。
 
通信労組は、要求しています
  直ちに「50歳退職・賃下げ再雇用」制度を廃止し、再雇用で引き下げられた賃金をNTT準拠に戻せ! 見せしめの異職種・遠隔地配転を止め、直ちに地元に戻せ!
  働く仲間を競わせたり、労働者に過重な精神的負担を押し付けている「成果・業績主義」賃金制度を廃止せよ!
  非正規雇用労働者の均等待遇と、希望者は全員正社員にせよ!
 
NTTグループではたらく仲間のみなさん

 「なによりも雇用と賃金を守るためにたたかう組合」、「みんなの要求・意見をみんなでで話し合い、実現する方向を決める組合」、「労働者の基本的人権を守る組合」、「楽しく生き生きと働き続けられる職場をめざす組合」、これが本来の労働組合ではないでしょうか。
 同時に通信労組は、非正規雇用労働者の問題が社会的に広がるなかで、全国の労働者・国民と連帯して、「働くルール」の確立に向けた運動も進めています。
 派遣・契約社員のみなさん、雇用不安をなくし、要求実現をめざして、通信労組で一緒に頑張ってみませんか!
 通信労組は、みなさんの加入を心から訴えます。

 
2012年1月
  通信産業労働組合
    中央執行委員長 宇佐美 俊一

通信労組加入届用紙
現在他労組に加入している方は、その労組の脱退が必要です。
脱退届の書式サンプルは通信労組本部にお問い合わせ下さい。