国民要求実現! 2・13中央集会
なくせ貧困!仕事よこせ!守ろう雇用と暮らし!
国民要求実現! 2・13中央集会
2009年2月13日日比谷野外音楽堂
 
全体集会
 
 なくせ貧困、仕事よこせ、守ろう雇用と暮らし、国民要求実現、を掲げて
2月13日東京日比谷公園に1万名が集結して早朝宣伝、国会要請、厚労省交渉、内閣府交渉
各省庁前行動、銀座デモを行いました。集会の最後に経団連前で総行動終結集会を開催、怒りの声を経団連に届けました。
 通信労組は40名の参加で集会成功に協力しました。各単産は思い思いのアピールや仮装でデモを盛り上げました。東京支部作成の「怒りのタコ」は道行く人々の注目を集め、写真撮影の絶好のマトになりました。女性部は全労連の隊列に参加し、パフォーマンスコンテストで入賞になりました。
 以下に集会のアピールを紹介します。

集会アピール
 
本日、「なくせ貧困!仕事よこせ!守ろう雇用と暮らし!をスローガンに、「国民要求実現2・3中央総行動」を全国から1万人の参加により成功させた。
 
 アメリカから始まった金融危機は、急速に世界経済へと影響が及び、日本では、大企業が外需縮小と円高よる企業収益悪化を口実にした派遣・期間労働者の大量「首切り」、正社員の「リストラ」を強行し、この寒空に、寮から追い出され,住むところも食べる物もなく、路頭に迷う労働者を大量に作り出しました。政府調査でも3月までに12万5000人もの非正規労働者の雇用が奪われるという深刻な実態が明らかになっています。
 円高や消費低迷による経営悪化や大銀行の貸し渋り、貸しはがし、仕事不足を理由に元請単価切り下げ、発注停止など、中小企業の経営が危機にさらされ、企業倒産が相次いでいます。米価は時給換算で179円にまで低下しており、労働者・自営業者・農民をはじめ国民をめぐる状況は悪化しています。
 大企業の横暴に対して、非正規労働者が労働組合に結集し、各地でたたかいに立ち上がり、大企業の足元を揺るがし、「非正規切は許せない」の世論が高まり、政治を動かし始めています。年末から取り組まれた「年越し派遣村」は、今の労働者の実態を映し出し、社会的な支援、連帯の輪が広がりました。
 日本経済を外需頼みから内需・生活充実型経済へ抜本的に転換することが求められています。そのためにも大企業の巨額な内部留保の一部を活用し、雇用の維持と賃金底上げが重要となっています。09国民春闘では、大幅賃上げと「時給1000円以上」の実現、全国一律最低賃金の確立をめざし、「雇用も賃上げも」と要求を高く掲げてたたかいます。
 今こそ、憲法に保障された生存権にもとづき全ての国民の暮らしと営業、雇用を守る対策が求められています。ところが、麻生内閣は、経済危機に対する有効な対策を示しえず、「給付金」ばらまきの一方、3年後の消費税の引き上げを公言しています。新自由主義による「構造改革」の破綻も明らかになり、国民の不満が高まるなかで、いまや内閣支持率は1割台にまで急落しながらも、国民の声に背を向けて政権への居直りを続けています。
 解散・総選挙で、アメリカ、大企業いいなりの政治を労働者・国民本位の政治に変えましょう。国民の暮らしと雇用・営業を守り、国民本位の公共事業、農業、中小企業対策や、環境、教育、医療、福祉、社会保障の充実、労働者派遣法の抜本改正、後期高齢者医療制度廃止、消費税増税反対、自衛隊の海外派兵反対のたたかいを強め、憲法9条と日本の平和を守り、労働者・国民を大切にする政治、人間を大切にする政治への転換をめざしましょう。
2009年2月13日
なくせ貧困!仕事よこせ!守ろう雇用と暮らし!
国民要求実現 2・13中央集会

女性部デモ