国民平和大行進スタート
核兵器禁止条約実現へ (東京・5月6日
 
国民平和大行進に参加したJMITUのみなさん=5月6日、東京夢の島公園
 
 「ヒバクシャ署名」を世界に広げよう
 2017年原水爆禁止国民平和大行進が被爆地広島、長崎をめざして5月6日、東京―広島コースがスタートしました。

 東京・夢の島公園を出発した700人の参加者は「核兵器なくそう」「核兵器禁止の条約すぐつくれ、今すぐ賛成」とピースコールをしながら港区芝公園にある平和の灯までパレードしました。

 ニューヨークの国連本部で開かれた核兵器禁止条約交渉会議は、3月の(第一期)討議をふまえ、6-7月(第二期)には禁止条約案が提出されようとしています。

 核兵器禁止条約ができれば「核兵器のない世界」の実現に向けて大きな一歩を人類は踏み出すことになります。

 行進前の集会で日本原水爆被害者団体協議会の田中熙巳事務局長は「『ヒバクシャ署名』を世界に広げて核保有国を動かしたい」と述べ、東京―広島の通し行進者が決意表明しました。

 今年も通信産業本部はJMITUとともにヒロシマまで全区間を各支部で担当し行進します。