大軍拡のためのNTT株売却やめよ
NTT株主総会で宣伝 
 
 
 宣伝チラシを配布するJMITU組合員(6月20日=NTT持株会社前)
 
 NTT株主総会前行動6月20日、第39回NTT株主総会が東京都内で開催され、JMITU通信産業本部は会場前でNTT法廃止・完全民営化反対のビラ配布と宣伝を行いました。 
 
 JMITU通信産業本部・宇佐美俊一委員長は「NTT法を廃止すれば、外国資本の規制もなくなり国の通信主権を売り渡す危険性がある」と指摘。

 さらに「大軍拡のための政府株売却はもってのほか」と批判。

「やるべきことは、自然災害時の情報通信の早期復旧体制拡充こそ必要」と訴えました。

 沿道では、「むしろ公社に戻すべき」、「NTTを完全民営化したら外国資本に乗っ取られる」などの声をかけていく人もいました。

 株主総会に出席したJMITU通信産業本部・岡本宗和書記長は、ドコモが提供する聴覚障害者への「みえる電話」の切り捨てとNTT法廃止・完全民営化を断念し、国民利用者への還元と社員の賃金改善を行うよう発言しました。