学習を基礎に要求前進へ労働組合の真価発揮で | |
組合員のみなさん、ご家族のみなさん、全国の機関紙読者のみなさん、新年明けましておめでとうございます。 | |
2016年1月の組織統一から今年で丸2年を迎えました。 昨年は新たなスタートに当たり、通信産業本部も全国の支部と共に基礎力をつけるため、まず役員自から学習の定着に取り組みました。 学ぶことの大切さを知り地力をつけることで、多くの労働者から頼り甲斐のある組織作りをめざしました。 労働者から出された「声」を要求に変えて取り組み、要求改善はたたかうことで勝ち取れることを示していける運動を重視してきました。 組合員が職場点検で、安全面や衛生面での改善を要求しました。 年金支給がなければ、給与だけではまともに生活が出来ない、60歳超え労働者の賃金と待遇改善を求めたたかいました。 NTTコミュニケーションズ本社ビルで実施されていた、始業時間前のラジオ体操と、職場内での神棚参拝の強要を、労働者の声を力に中止させました。 そして、NTT西日本のグループ会社であるマーケティングアクト社が行なった「不当な雇い止め」に対し、12月25日に出された「クリスマス判決」では、非正規雇用労働者6人の組合員が岐阜地裁に解雇無効を求めていた裁判で、雇い止めを認めない勝利判決を勝ち取りました。 2018年は、安倍政権が狙う「憲法9条改悪」を阻止するために、3000万署名にとりくみ、「憲法9条改悪No」の運動を大きく広げます。 沖縄県辺野古にアメリカの侵略基地を作らせないたたかいや、労働者の働く環境も、生活や生命までもが危険になる、安倍「働き方改革」という名で行なおうとしている労働法制改悪を、なんとしても阻止しなければなりません。 今年1年も学習を基礎に、政治や企業の嘘やごまかしを見破り、皆さんの要求実現にむけて共にたたかう年にしてまいります。 |
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JMITU通信産業本部 執行委員長 宇佐美 俊一 |
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