新年あけましておめでとうございます
政治を変え、暮らしの改善と働きやすい職場作りを皆さんと
 
  組合員のみなさん、ご家族のみなさん、全国の機関紙読者のみなさん、新年明けましておめでとうございます。  
 2020年は、国民への「ウソとごまかし」の安倍政治を止めさせ退陣に追い込み、政治の流れを変える運動に奮闘します。

 同時に、安倍自公政権とその補完勢力が強行成立させた様々な悪法廃止のたたかいに臨む年です。

 そのためには、憲法9条改悪を画策する安倍政権の野望を打ち砕く運動に全力で取り組みます。

 もう1つはNTTグループの職場を働きやすくするため、評価間格差の拡大と低賃金で、競争による労働者の対立をあおり、個人対企業の構図の拡大と、ハラスメント行為を助長させている職場を、労働者と共に変えさせる取り組みです。

 その1つが今年4月実施の「パート・有期雇用労働法」による「同一労働同一賃金ガイドライン」の施行です。

 20春闘ではこれを生かし賃金や賞与・退職金も含め、非正規雇用労働者の均等待遇を求める運動を、職場労働者と共に運動の構築をめざします。

 2つ目は、NTTが掲げるCSRを守らせる取り組みです。

 ここでは法律の遵守や人権の尊重が明確にうたわれていますが、実際はNTT西日本で改正高年法を遵守せず、60歳を迎える労働者の意思を無視して選別し再雇用をさせないという違法行為を繰返しています。

 そしてNTTコムウェアでは、会社の意に沿わない労働組合に加入した労働者に、降格や無期転換をさせないという違法行為を行なっており、2つの裁判闘争勝利と共にNTTの違法行為を広く世間に訴え支持を広げる取り組みを強化します。

 この運動と共に、昨年から取り組んでいる「組織拡大」運動とリンクさせ、明るく元気に運動し、力になれる仲間がいることを広く呼びかけます。

 
 JMITU通信産業本部 執行委員長 宇佐美 俊一