「通信労組」第541号(2026年7月10日)

 
 
事業を支える労働者と利用者に還元を
過度な株主還元やめて
NTT株主総会会場前で宣伝
 
  「提言」
憲法改悪・大軍拡推進の
高市独裁政権は即時退陣を
 
 
  「鳴動」
 
   
「2面」

 
 
  「事業運営体制の一部見直し」について

 
  2026年原水爆禁止国民平和大行進 
   
JMITU第11回機関紙コンクールの結果について
四国支部が最優秀賞
 
 
 
 
 
 
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読者からのお便り

 
事業を支える労働者と利用者に還元を
過度な株主還元やめて
NTT株主総会会場前で宣伝


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  総会参加者に「労働者に還元を」と訴えるビラを配布する組合員=6月18日、都内
   
   NTTは第41回株主総会を6月18日、東京都内で開催しました。

 通信産業本部は株主総会参加者に、JMITU東京地本や南部地区協議会などの支援を受け、過度な自社株取得・償却ではなく、事業を支える労働者に雇用の安定・処遇の改善、NTT完全民営化反対などを訴えました。
   
   宇佐美俊一通信産業本部委員長は総会参加者へ次のように訴えました。

 NTTは2017年から総額1兆7496億円の株主配当を行い、繰り返し行っている自社株取得は1999年から2025年まで累計5兆8551億円に上る異常さです。

 NTTの株式還元は、日本政府をはじめ多国籍の金融資本や大企業など株式の8割を保有する大株主優先の経営と批判。

 内部留保の一部と自社株購入を減らせば、社員への処遇改善、非正規社員の正社員化や国民・利用者へのサービス向上が可能になると指摘しました。 
 
 会場前で訴える宇佐美俊一通信産業本部委員長
 
  ■賃金の実態は春闘回答より
3000円以上も低い
 
   
   NTTの賃金の実態について、ベースアップは2014年から19年まで毎年700円を続け、2020年から25年は、格差を持ち込み毎年わずか450円。

 2026年は、12年ぶりに850円引き上げ1290円としましたが、平均的な引き上げ額は2010円です。

 基本賃金以外の手当では、5段階の評価格差を設けて支払われる成果手当の標準評価の平均額は6940円増で、基本賃金と合わせても8950円でしかありません。

 26春闘でNTTが示した平均1万2000円の賃金引き上げ回答から3000円以上も低いのが実態と指摘しました。
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  ■賃上げ総額は株主還元の
1/3にも満たない
 
   
   賃上げ総額は、配当金総額と自己株取得分2000億円を合わせた株主還元施策の3分の1程度にすぎないと、社員のがんばりに報いないNTTの経営姿勢を批判。

 通信労組は、NTTが成果だけを求め、わずかな上積みで競争させる経営姿勢を改め、事業を支えている労働者の安定した雇用を確保し、賃上げと抜本的な処遇の改善を行うことを求めていますと訴えました。
   
  ■国民の情報通信守る
NTT法の廃止反対
 
   
   NTTの責務である安心・安全な情報通信サービスは、今日の国民生活に不可欠であり、その保障として国によるNTTの一元管理と運営こそが重要と指摘。

 さらに頻発する自然災害から国民の命と安全を守るためにもNTTの果たす役割と責務は、さらに重要となっていると指摘。
NTT法は、廃止させてはならないと訴えました。
   
  6月号の訂正
1面5段目後ろから2行目、「6兆1051億円」は「6兆551億円」の誤りでした。 
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憲法改悪・大軍拡推進の
高市独裁政権は即時退陣を

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    来年度予算編成の指針となる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2026」の原案が示され、7月中旬頃閣議決定がされる予定です。

 ここで示された国民生活に大きくかかわる社会保障費の改革では、「現役世代の社会保険料負担の軽減重視」として、介護保険の利用者負担を拡大するとしています。

 現在、介護保険利用者の多くは1割負担ですが、所得基準の見直しで、より多くの高齢者が2割負担となるように検討するとしています。

 また、高齢者医療費の自己負担割合を判断する年齢区分や所得区分を見直し、75歳以上の原則1割負担を、一定所得以上は2割負担とする結論を27年度予算編成までに出すとしています。

 もう一つの問題点は防衛力や情報力の強化です。

 長射程ミサイルなど反撃能力(スタンド・オフ防衛能力)の整備、弾薬や燃料などの備蓄拡充、防衛産業の育成・装備品の国産化などをあげ、防衛力強化の継続と、安保関連3文書の見直しを前倒しで進める方向を示しています。

 現在の政府方針の基準は、22年に決定した国家安全保障戦略などで定められた「2023〜2027年度の5年間で約43兆円の投入と防衛関連経費(26年度予算約9兆円)をGDP比2%水準(13〜14兆円)まで引き上げる」という危険な軍拡優先路線です。

 情報統制強化と軍事費拡大、攻撃兵器の増設、軍需産業育成など戦争への道を加速させる高市独裁政権は直ちに退陣を求める運動が求められます。
   
   
   
 
 
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鳴動

 
 
 
「2面」

  
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「事業運営体制の一部見直し」について

 
   2025年、ユニバーサルサービスに関する責務の見直しと、電気通信事業法及びNTT法改正により、NTT東・西会社による「中期経営方針の早期実現に向けた事業運営体制の一部見直し」が2026年7月1日に実施されました。
   
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■NTT東日本の体制見直し
地域子会社4社を消滅
   
   NTT東日本は2014年7月1日に17支店を6事業部・29支店に再編し、都道県域会社は4つの広域会社に再編しました。

 今月7月1日からNTT東日本ー南関東、NTT東日本ー関信越、NTT東日本ー東北、NTT東日本ー北海道の4社( 以下、地域子会社)を、NTT東日本に統合しました。

地域子会社4社を消滅させ、これらの事業運営はNTT東日本に一本化しました。

 なお、一部のSE機能、ならびに通信サービスの申込から開通までを調整する機能については、NTTーMEへ移管しました。 
   
 
   
  ■NTT西日本の体制見直し
BS社吸収分割で廃止
 
   
   NTT西日本では営業系業務を行うNTTビジネスソリューションズ(BS)社の大部分の業務をNTT西日本に統合し、一部の業務をNTTフィールドテクノ(FT)、NTTスマートコネクト(SMC)へ吸収分割を実施し、BS社とNTTメディアサプライ(MS)社が吸収合併し、新たなNTTメディアサプライを発足し、BS社は廃止。

 また、設備系業務を行うNTTフィールドテクノ社(FT)は、本社機能の一部をNTT西日本へ業務移管され、当面FT社として残置・存続しています。 
   
  ■事業運営体制見直し
の度に人員が減少!
 
   
   NTT東日本・西日本会社は体制見直しで、儲かる成長分野へ人員を流動させ、さらにAI導入で、東日本・西日本会社で行っている通信回線の開通受け付けから工事着手までの事務処理業務の人員を2030年度までに一万人を削減するとしています。

 行き過ぎた業務集約とコスト削減は社員や非正規雇用労働者への待遇悪化と利用者サービス低下を招く恐れがあり許されません。 
   

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2026年原水爆禁止国民平和大行進

 
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  ■愛知から岐阜へ 
 
 愛知から岐阜へ引き継ぎ=6月11日、木曽川犬山緑地公園
    
   6月11日、愛知県から岐阜県へリレー旗が引き継がれました。

 会場の木曽川犬山緑地公園には200人が参加。

 愛知支部からは大村、岐阜支部からは中村委員長と古世組合員、OB3人の5人が参加。

 引き継ぎ式では被ばく者の挨拶に心が動かされました。

 青い空、広い河川敷に緑の大地、色とりどりの横断幕など、気持ち良い風も吹いて最高の引き継ぎ式となりました。(愛知大村美恵)
   
  ■滋賀から京都へ 
 
 滋賀から京都へ引き継ぎ=6月21日、ラクト山科公園
   
   滋賀から京都へ6月21日にラクト山科公園で引き継がれました。
 滋賀からOB組合員の中川さん、京都から青木・阪田・森田・橋が参加しました。

 滋賀の平和行進代表は滋賀県三日月大造知事が「非核三原則を守り実行を求める署名」に署名されたことが報告されました。
 京都の蹴上から京都市役所まで「ノーモア広島」「ノーモアWAR」と市民に訴え、行進しました。

到着した京都市役所からは国民平和大行進に対し敬意が表され、「ウクライナのキーウは姉妹都市であり、京都市民からの寄付や医療物資などの支援をしています」と挨拶がありました。(京都OB 高橋幸雄)
   
  ■大阪から兵庫へ 
 
 大阪から兵庫へ引き継ぎ=7月7日、川西市役所
   
   今年は、大阪市内コースのスタートが6月24日から始まった平和行進。

 熱中症対策により、市内14日間すべて午前中のみの行進に変更。

 あいにく台風7号、8号のダブル台風接近で不安定な天候が続きましたが、7月7日、府内最後のコースとなる豊中市役所から横断幕・のぼりなど掲げ、兵庫県川西市役所までJMITU旗を無事に引き継ぐことができました。(特執宮崎正光)
   
   
   
JMITU第11回機関紙コンクールの結果について
四国支部が最優秀賞
 
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審査する皆さん=6月20日、都内 
 
   JMITU第11回機関紙コンクールが6月20日、JMITU本部で開催されました。

 応募参加数は57組織73紙(昨年59組織74紙)でした。

 通信産業本部からは月間部門に大阪支部、兵庫支部、東京支部、四国支部、本部が応募し、四国支部が最優秀賞、大阪支部が優秀賞、本部が佳作受賞しました。

 四国支部は「レベルが高く素晴らしい。趣味的な記事が毎回あり面白い。

 また次も読みたくなる」。

 大阪支部は「レイアウトがまとまっており、活動がよくわかる」と評価されました。

 通信労組共済会ニュースは、「入っててよかった」の事例が非常に良い。

 昨年特約共済を付けた人へ継続してもらうために工夫し作成していると全労連共済賞を受賞しました。

 アピール賞には東日本金属労働者のつどいで仮装した東京支部の「豊臣兄弟」が通行人の目を引いたと受賞しました。

 特徴的だったのは、日本水産姫路支部が外国人労働者向けに発行した多言語ビラが評価され佳作を受賞したことです。
   
 
   
   
 

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フクちゃん コウちゃん
  第回 byけいこ

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読者からのお便り

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