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ワクワク、ドキドキ、組織拡大に弾みをつけて!
「構造改革」を転換する政策の実行を迫っていく |
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真剣な討議と活発な発言=第34回定期全国大会・京都 |
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委員長あいさつ要旨
中央執行委員長 山田 忍 |
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中央執行委員長 |
山田 忍 |
通信労組は、国民自身が政治を変える大きな第一歩としての総選挙結果を歓迎するものです。民主党政権には「構造改革」路線からの明確な転換を求めた国民の審判を受け止め、政策の具体化を求めていく事が大切です。
7月の完全失業率が5・7%になりました。これ以上「雇用なき景気回復」を繰り返してはなりません。少なくとも「99年以前に戻す」という「労働者派遣法の抜本改正」を始め「後期高齢者医療制度の廃止」「生活保護の母子加算の復活」「障害者自立支援法の廃止」などの実現と、「最低賃金一律千円」が景気対策として極めて重要です。とはいえ、民主党には大企業への応分負担を求める事、米軍への思いやり予算など曖昧なモノがあり、改憲論議や消費税増税、衆議院の比例定数の削減、見過ごせない問題もあります。「平和とルールある経済社会」実現のために大いに奮闘しましょう。
NTTグループの非正規雇用労働者を組合に迎え入れていますがたたかいは極めてし烈です。この間、業種偽装の告発、直接雇用を求め労働局への申告、ノルマが雇用継続の条件とされた非正規労働者が組合を結成し、たたかう中で継続雇用を勝ち取っています。
昨年秋、中央労働委員会より画期的な勝利命令を勝ち取りました。この命令は労働基準法、労働組合法に保障された権利を明確にするものでここに確信を持って運動を進めていく必要があります。
経営責任を放棄する委託化や来年の経営形態の見直しについて、私たちは公共通信を守るにふさわしい労働条件でしっかり維持できる運営体制を主張していくことが大切です。
職場労働者の気分や感情に寄り添い、要求実現の旗を高く掲げ、共に奮闘することを訴えます。 |
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「派遣法」の抜本改正へ
繰り返される雇い止めの不安 加入してたたかう非正規労働者 |
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阿部 峰子さん |
大分支部 |
(大分)県労連議長に再選。世界のキャノンとたたかうなかで、41人が組合に加入してきました。お金がなくて「死のう」とした労働者が、労連のチラシを見て人生を変え、みんなでトン汁とおにぎりで歓迎会。現在3人の子持ちの女性は就活中です。がんばっています。 |
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新 健治さん |
北海道支部 |
(北海道)川村さんは、地域労組と共同で、NTTインフラネットと親会社責任を追求。東日本は労働局指導に対し「これから守ればいい」「論議するつもりはない」と不誠実な態度です。金銭解決提示に対し労働審判も視野にたたかっています。また、116北海道テレマートでパワハラを受け、うつ状態になり労働相談で加入の労働者。会社は「病気を治してください」と解雇を前提とした回答に対し配置換えを要求中です。 |
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清水 康幸さん |
広島支部 |
(広島)県労働相談で雇い止めを心配して加入、会社に指名を公然化してたたかっています。派遣社員からは、機関紙「とんび」への期待が高まっています。コンクールで表彰され今後も力を入れたい。 |
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土方 春樹さん |
神奈川県支部 |
(神奈川)雇い止めを通告されてから労働相談で加入、現在、団交を要求中です。神奈川のIPセンタでは受付「完了率が88%だが、80%が適当それ以上は余剰」と「コストに見合う派遣社員の適正化」を強調(支店長)して、派遣きりが起きています。 |
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芹川 和広さん |
福岡支部 |
(福岡)組合員が契約途中に解雇通告、たたかいが始まりました。支部は派遣元との団交や県労委への斡旋。派遣先の地域交渉で業種偽装を指摘、派遣法40条2号違反で中途解雇は不当と追求し、記者会見なども活用しています。 |
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森西 武志さん |
大阪支部 |
(大阪)一人の組合員の「雇い止め」から9人の組合員が立ち上がり、会社を追求。支部機関紙での門前宣伝とマスコミへの記者会見などで不当性を訴え攻勢的な運動を展開。このなかで「全組合員の契約更新」を勝ち取ってきました。大きな成果だが正社員化への要求にはまだ多くの道のりがあります。会社は新たに組合つぶし攻撃をかけてきています。断固反撃する決意です。 |
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もはや廃止しかない「50歳定年制」
各地の懇談会は元気の源 NTTは人権侵害やめよ |
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博多 雅一さん |
大阪支部 |
(大阪)西淀川では機関紙中心の活動をすすめています。それは、機関紙が大事に読まれていることです。かばんに詰め、電車の中で、実は私もその一人でした。
この機関紙が50歳以下にも呼びかけた「アンダー50懇談会」でした。和気あいあいとした懇談会で私も昨年加入しました。今、この懇談会に誘うなかで、職場の相談にのり、家族の状況も聞きながら、中村分会長の組合への親身な訴えと相まって、彼から、「組合に入りたい」との声を聞きました。 |
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飯田 栄さん |
愛知支部 |
(愛知)50歳を語る会をこれまで続けて開いています、拡大にはなかなか結びつきませんが「一人で悩まず気楽に相談を」として次回は10月に予定しています。
永井さんを7月に大阪に帰らすことができました。署名集めに狂奔し、支部分会からも根古谷支店長に申し入れ、要請しながら、「戻せ」の横断幕などで宣伝を強め、1の日行動なども含め、6400筆を超える個人署名が集まりました。全国のみなさんの支援の成果です。 |
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海妻 秀福さん |
兵庫支部 |
(兵庫)「50歳問題懇談会」を開催し、ホームテクノやネオメイトの職場状況や業務の問題などが報告されています。次回へ積極的な取り組みを作ります。
昨年、一昨年と福岡PTへの配転示唆が行われ、強制配転は免れたものの、NTT労組組合員も含め2名が心身症と診断されました。福岡PTへ配転させられた兵庫の2名の組合員と竹内書記長を、「早期に地元へ戻せ」と兵庫センタへの抗議、申し入れとともに、宣伝カーや駅頭ビラ宣伝に取り組んでいます。 |
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飯野 純一さん |
群馬支部 |
(群馬)「50歳退職・賃下げ再雇用」を強いる見せしめの遠隔地配転に対して、飯野は埼玉まで往復4時間の通勤を7年続けて病気休職に追い込まれています。
地域を巻き込んだ宣伝行動やハガキ要請も続けています。
早期の地元復帰と、同制度の廃止のためにたたかいます。 |
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横山 幹雄さん |
千葉支部 |
(千葉)組合員の拡大については、学習会や支部レクの参加呼びかけ、拠点ビルへの定期的な機関紙、ビラ配布などの地道な取り組みと具体的な働きかけをしています。
今年度は、50歳退職再雇用選択者からと派遣労働者からの労働相談。退職再雇用を迫られた労働者からは「会社から新潟への配転が内示されているが、まだ子どもが高校生と中学生がいる」との相談。残念ながら新潟への不当配転を阻止することは出来ませんでした。派遣労働者からは正社員になりたいとの相談があり、切実な要求を実現させることが求められています。 |
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(広島)病気治療中の大橋組合員を出雲から浜田へ転勤させよと要求書を今年も提出しました。
2月のNTT広島支店の要請行動でも、NTT西日本−中国を指導せよと申し入れ、出雲労働基準監督署にも相談しています。 |
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均等待遇の実現へ
職場の改善に取り組む 進む非正規への置き換え |
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工藤 郁夫さん |
岩手支部 |
(岩手)東日本の地域会社では、トータルマンパワー施策で職場集約化が進み通信サービス低下と雇用確保も困難になっていると指摘しています。契約社員として残っても集約で職場がなくなり先行き不安な状況。盛岡へは2時間以上かかり、40代はすでに盛岡にシフトされ委託化は時間の問題になっています。 |
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(宮城)派遣社員が加入、原因は劣悪な労働条件が問題に。60歳超契約社員は時間給(885円、1100円、1300円)で働き、フルタイムは夏期休暇もない、月給との格差もひどい。職場で6段階の雇用形態は仕事がやりにくいなど、非正規への置き換えが進むなかで職場改善に取り組んでいます。 |
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西 五朗さん |
三重支部 |
(三重)40人の職場だが正社員と非正規の比率が2011年には逆転すると指摘し、派遣社員の正社員化を要求していますが、ホームテクノ東海では派遣を切離す態度です。 |
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小林 基幸さん |
岐阜支部 |
(岐阜)マンション営業部門の派遣社員が雇用止めで労働相談を受けました。
問題点は派遣元が変わることによって期間がゼロクリアされ、現在、通勤費も出ず、自家用車で営業活動しているが自分のガソリン代や携帯で応対しているため割りがあわないと語ります。会社の狙いは、契約社員への声かけを進め、3年を超えさせないための契約社員化を進め、派遣社員へは「迷惑をかけた」などとして2年9ヵ月で解雇と聞いています。 |
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鈴木 文男さん |
福島支部 |
(福島)113が宮城に9月集約、正社員は残れるが派遣13人や契約社員10人中2人もやめざるを得ない事態に追い込まれています。均等待遇の実現をはかること早急に求められています。 |
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(神奈川)アクセス系217人職場では5年後で正規と非正規が逆転し、正社員は20人。それでも会社は「新入社員は見込まず、契約社員100%見込み」の態度で職場からは「会社は身勝手すぎる」の声が沸きあがっています。 |
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要求実現へ
憲法改悪反対・9条の会 職場の労働者の気持ちは |
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高杉 辰男さん |
東京支部 |
職場「9条の会」発足(東京)分会代表者を中心に「東京9条の会」を発足しました。映画「ラストゲーム」を見て平和を語ろう、松代や国会見学したいなど抱負が語られました。 |
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いのちと健康をまもる(兵庫)いのちと健康を守るたたかいを重視して行こう。精神的な病気では厚労省プログラムもあるが、兵庫では産業医が病人に対してパワハラする実態もみられ、医者としてあるまじき行為があった。アクトやNTTの責任を問いたい。 |
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細川 晴良さん |
京都支部 |
民主党政権が誕生(京都)総選挙で民主党政権が誕生。「社会が変わる」と職場では積極的に受け止められ、60歳超契約社員の期待は大きい。要求実現を迫るたたかいをつくろう。 |
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来賓あいさつ(要旨) |
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助け合うことこそ労働組合の真価
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全労連副議長 根木 隆氏 |
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「仲間を路頭に迷わせない」助け合うことこそ労働組合の真価の発揮です。昨年のいすゞ自動車の派遣や期間工労働者が組合を結成したことで全国の解雇された非正規雇用労働者が立ち上がり、全国36都道府県で組織化したたかっています。日本の労働組合運動のなかで歴史的な活気を作るたたかいです。新政府に雇用対策・失業対策を突きつけていく必要があります。「11・8国民大集会」に結集し、秋の要求実現のたたかいを強めましょう。 |
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次の社会を開けるのは私たちです
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京都総評議長 岩橋祐治氏 |
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総選挙では構造改革、規制緩和路線に国民の審判が下りました。次はNTTの構造改革に対する審判を我々の力で下す時です。年収200万以下の労働者が1700万人で全労働者の1/3が貧困で苦しんでいます。毎年3万8千人が自ら命を落とし、小さな地方都市が毎年消え、日本では貧困という戦争が起こっています。次のページを開けるのは私たちです。
来年の京都府知事選挙は「日本の夜明けは京都から」を合言葉に勝利に向け頑張る決意です。 |
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「働く労働者と権利」を守るたたかいを |
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日本共産党衆議院議員 穀田恵二氏 |
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総選挙では構造改革、規制緩和路線に国民の審判が下りました。次はNTTの構造改革に対する審判を我々の力で下す時です。年収200万以下の労働者が1700万人で全労働者の1/3が貧困で苦しんでいます。毎年3万8千人が自ら命を落とし、小さな地方都市が毎年消え、日本では貧困という戦争が起こっています。次のページを開けるのは私たちです。
来年の京都府知事選挙は「日本の夜明けは京都から」を合言葉に勝利に向け頑張る決意です。 |
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現状の問題と裁判をどう活用するか |
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NTTリストラ大阪裁判弁護団団長 河村武信氏 |
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現状の問題と裁判をどう活用するか。第1に大阪高裁判決の進んだ部分、業務上必要性の無い配転は「人事権濫用」より酷いこと。第2に中労委命令に対する東京地裁でのたたかいは「支配介入」。経営協議会をどう考えどう活用できるのか。第3に今日の貧困と格差をもたらした原因は@民営化施策A労働戦線の右翼的再編であります。統一戦線が再編されなければ上部構造を変えることは出来ません。大きな変化を評価しどう変革していくかが重要です。 |
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