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自民惨敗、チャンスを生かそう
テロ特措法など悪法阻止、なくそう「格差と貧困」 |
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8月25日から3日間、愛知県犬山市で、第32回全国大会が開催されました。組織拡大は集中論議とし、各支部の闘いの報告や意見が発表されました。女性代議員が多く、地域会社の発言が特徴でした。 |
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憲法・九条を守る職場、地域からの総対話を
ストップ「構造改革」労働法制改悪阻止しよう |
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−NTTの職場は今− もっと社会的責任を |
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もうこんな職場いや 神奈川・土方代議員 |
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地上高不足ケーブル問題は1万2千本です。「工事完了審査」の追及でまだ100%になっておらず、オーダで「地上高不足」の故障原因もあります。
川崎116では月1回の「振り返り」という自己反省を強いている。「受注35件以上は黒字」とか「受注中にはバラの花」の張り出しをしており、8月以降Bフレッツと「セット販売」という名目で@午前中A午後3時までBそれ以降の3ラウンドで「受注増の」の掛け声があり、「もうこんな職場いやだ」とやめていく派遣社員も多く、定着しない状況です。 |
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アンケートを工夫 岐阜・小林代議員 |
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春闘アンケートに具体的な職場要求を書けるように作成しました。派遣では「ロッカーが与えられない。2人で1つのロッカーになっている」などの劣悪な条件が寄せられました。また事務所環境で「CO2の濃度が100以下」の基準を上回っていたが、会社はそれを隠していました。 |
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丸投げで責任持たず 福島・鈴木代議員 |
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地域会社の故障修理が「丸投げ」されて、TAやVDSLなどの代替え物品が十分用意されていなく、不足の改善もなく会社は責任を取っていない状況です。春闘賃上げでD評価者ゼロ円、フルタイムのみ10円では格差拡大を拡げます。 |
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お客さんはどうなる 大阪・花岡代議員 |
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阿倍野116センタは社員が一番行きたくない職場、派遣社員は定着せず4年が一番長く「人材育成」できません。ひかり電話故障で受付を10時まで延長しました。工事派遣者は「お詫びをしながら工事に行くのはつらい」「管理者はまったく知らぬ顔をしている」「現場が一番故障のあおりを受けている」との声があり、113は3箇所が1箇所に集約されたり、新システムが7月に淀川に導入されIVR(ガイダンス振り分け)10月から実施されます。
女性部アンケートの職場実態調査を全国展開してほしい。 |
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正面から立ち向かう リストラのたたかい |
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「約束違反」許されない 埼玉・山崎代議員 |
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NTT東では、116、料金、設備部門の集約や委託化が実施されています。料金の人が販売へと職種転換されています。埼玉でも、宅内修理拠点が20箇所から15箇所に減りました。5箇所は通建会社4社に業務委託しました。「再雇用の選択は、同一職種・同一職場」という約束が守られず、交渉で追求を強化しています。また地域協議会の設置を要望します。 |
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やれることは全てする 群馬・飯野代議員 |
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原告として、地域の協力を得ながら、各種いろんな集会に参加して訴えをさせてもらっています。「やれることは何でもやる」という意気込みで、つながりを大切にした活動は、多くの集会での訴えや寸劇もさせてもらいました。今後、通勤や仕事の様子をビデオ撮影して、人権問題としても取り上げ高裁での勝利につなげる決意です。 |
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再雇用でも遠隔地配転 福岡・石橋代議員 |
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内製化として九州で200名規模の人員の再配置を計画しています。これは、以前の全国配転と同じ内容です。6月に九州事業本部が研修に名を借りた遠隔地配転(大分・熊本から福岡・北九州)を強行しました。N労資料では大分から24名(50歳以下=14名、51歳以上=10名)、熊本から27名(50歳以下=26名、51歳以上=1名)です。地元に戻す約束を守らせるたたかいをする必要があります。 |
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世論の力で地元に戻す 京都・加藤代議員 |
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愛知・駒井さんを地元に戻すため、関西圏を中心とした女性部や、マーケ5センターが機敏に行動し、要請行動や、駅頭での宣伝をしたことが大きな力になりました。広域配転を許さないためにも、「地元に戻せ」を優先課題にして、京都では北陸から来ている4名を、地元に戻すため、引き続き、2年間実施している月2回の駅前宣伝をつづけます。 |
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要求実現に向けて |
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兵庫・福江代議員 |
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D評価問題で会社は「D評価は出さなくてもよい」と発言があり、また、“斡旋”を行ったが限界を感じています。本訴も考えています。春闘アンケートで全体としては不十分だが、地域会社分会で奮闘し、個人が100名を超える人もいました。
50歳雇用選択では会社攻撃に“耐えて、耐えて”雇用選択をしている実態が浮き彫りにされています。 |
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静岡・松浦代議員 |
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地域交渉は月1回実施して、頑張っています。今西日本でキャリアパスなどの多様な雇用形態についてみんな知りたがっています。 |
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山形・地主代議員 |
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NTT総行動の要請文などはリストラの問題も話できるようなものにして欲しい。契約社員の労働条件向上をめざして、2時間年休、食券、帰郷実費支給などの要求を掲げています。 |
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三重・西代議員 |
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地域会社で「尾鷲に仕事がないので津に行け」といっていたがこれでは単身赴任です。団交で「同じ場所、同じ仕事」雇用条件に約束違反になると追及し、今の場所で仕事をさせることを勝ち取りました。アンケートも広島に負けないよう目標をやりきります。 |
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山口・小田代議員 |
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派遣社員の雇い止めをストップさせました。
全組合員の運動になるようにアンケートなども工夫して取り組みます。 |
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引き出しをいっぱいつくろう 拡大集中討議から |
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組合が守ってくれる 出産を期に 広島・八木代議員 |
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青年ユニオン加入の派遣社員が一年雇用から3カ月更新になったことと、出産を期に「雇用止め」の対応も含め通信労組との加盟になりました。よっぽどの覚悟がないと組合に入らないと思っていたのですが、彼女は意思をはっきり伝えてきました。こういう人がいっぱいいるんだ、「入らないナー」と思ったらいけないんです。一緒にたたかっていく、担いきれない不安はありますが、新しい仲間に元気が出ました。 |
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機会があれば加入したい 派遣のアンケートから |
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東京・高杉代議員 |
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全労連が取り組んだ「パート・臨時・派遣などではたらくみんなの実態アンケート」に応じてくれた派遣社員の半数以上が、「組合に加入したいと思いますか」との問いに「機会があれば加入したい」と回答が寄せられました。「なぜ組合に加入していないのですか」の問いに、ほとんどの人が「正規職員・従業員でないと入れない」と思っています。積極的な働きかけが必要です。全国的な加入の呼びかけと電話相談(ホットライン)の取り組みは大きな力になると期待しています。 |
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非正規の労働者との連帯組織の命運かけて |
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大阪・朝田代議員 |
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議案にも紹介されたコムウェアで働く「二重派遣」の労働者。職場は夜間や泊りの時の割り増し賃金も会社が一切支払っていない違法状態でした。突然雇い止めが通告される、機敏に地域労組と大阪支部が団体交渉を行い、解雇を撤回させ、「二重派遣」もなくせました。非正規との連帯を、組織の命運かけて追求する運動が組織の活性化を生み、イキイキとした組合活動を展開することにつながると確信しています。 |
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日頃の付き合いが拡大の力になっている |
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大分・尾石代議員 |
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この5年間で10人の拡大を果たしましたが、その中で、D評価をきっかけに4人、雇用選択で3人、会社やNTT労組への不満で3人となり、本部の分析通りでした。
今、職場では、ビラで評価制度のことなども連載していますからよく読まれていますし、日頃の付き合いが拡大の力になっています。懇談会を開いたり、チラシを出してみたり、色々なことをしている、その地道な活動を、労働者はみています。 |
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引き出しを多くつくる拡大への「ゆるぎない心」 |
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宮城・熊谷代議員 |
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組合員拡大(対象者)の「引き出しをいっぱいつくろう」との福岡の経験を実践しています。50歳選択時の「雇用選択の懇談会」、組織編成の時の「明日を考える会」など要求ごとの懇談会などを継続して開催することで、対象者が広がり、つながりがすすみました。初めは対象者に声をかけることで満足、次には連れてくる、さらに、「入ってもらうことだ」と、引き出しを多くつくることで意識が変化してきました。 |
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初めて来ました 元気をもらったよ |
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北海道・野見代議員 |
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初めて参加しましたが各支部からの発言に元気付けられました
特に組織拡大についての活発な発言で北海道でも必ず成果を上げるぞ!との思いを強くしました。 |
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青森支部・下館代議員 |
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犬山も暑かったけど会場の熱気の凄さに圧倒されました。組合員拡大の重要な事を教えられ、各支部の活動状況の凄さに感動しました。青森支部も来年は良い報告を出来るように頑張りたいと思います。 |
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来賓あいさつ |
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世論で裁判所の包囲を 生熊茂実(全労連副議長) |
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今度の選挙の結果から積極的な要求を掲げた運動と、この秋にはNTTリストラの問題とあわせ「これで良いのか労働裁判」のシンポを開催し、世論で裁判所を包囲していくことを進めます。仲間たちの暮らしと権利を守り、職場要求、組織拡大この三本の柱が一体となってたたかったときに、NTTリストラ闘争の勝利も見えてきます。 |
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高裁勝利に全力 |
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坂本 修(NTTリストラ裁判全国弁護団長) |
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3高裁、2地裁は重大な局面を迎えていますが、問題は東京です。「業務上の必要性」「自由な選択」「会社の経営状態」これらをを暴露し、裁判勝利のために、全力を挙げます。 |
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世論が政治を決めている |
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吉井英勝日本共産党参議院議員 |
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自民党政治は目先の取り繕いではどうにもならない矛盾と混迷に直面しています。民主党も国民の期待に答えられなかたら破綻の道を進むだけです。
いま日本の政治を動かしているのは、国民の皆さんの世論と運動にかかってきています。今国会の「テロ特措法」では、給油艦の油が、何に使われているのか徹底的に明らかにしていきたい。 |
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もっと市民の中へ 福田英俊(愛労連議長) |
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NTTの裁判、まだまだ国民の中に知られていないのではないかと思っています。愛知の仲間はがんばっております。わたしも団交のメンバーとして参加していますが、組合間差別、ひどいですね。それを許さないためにも、実りある大会にしていただきたい。 |
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気楽に、ゆ〜っくりやる裁判 |
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NTT企業年金裁判・小部正治弁護士 |
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NTTが、企業年金の減額をしようとし、8万人の受給権者が一月1万円ずつ削られるのを阻止し続けて、今日までのトータルは、200億円を超えていると思います。14万人の人たちの権利と人権を守ったことは通信労組の存在意義を示したものだと思います。
国は労使自治でも悪いことは悪い、労使自治がいきすぎると、人の権利を侵害するというところで、そこに厚生労働大臣の役割があるんだということをいっている。今年10月19日に東京地裁判決が出ます。気楽に、たのしく、ゆ〜っくりやる裁判、やっている間ずっと減額ができないんです。いま29ヶ月ですから、最高裁終わるにはあと3年くらいかかるかなと思っている事ですね。14万人の方々が注視していただいている裁判です。 |
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