機関紙「通信労組」
「通信労組」第316号(2007年9月5日)

今がチャンス 政治が変わる NTTも変わる
 通信労組第32回定期大会
通信労組に11人加入 7月〜8月
委員長挨拶(要旨)
 新たな時代 組織強化拡大を
新組合員の声
 モ〜だまっていられない!!
鳴動
自民惨敗、チャンスを生かそう
 テロ特措法など悪法阻止、なくそう「格差と貧困」
−NTTの職場は今−  もっと社会的責任を
正面から立ち向かう リストラのたたかい
要求実現に向けて
引き出しをいっぱいつくろう 拡大集中討議から
初めて来ました 元気もらったよ
来賓あいさつ
気楽に、ゆ〜っくりやる裁判 NTT企業年金裁判
第52回電通のうたごえ全国祭典inさんたま
 集まろう高らかにうたごえ響かせ
  ♪あしたをひらく風♪
憲法を語る力を 〜あなたも勤通大へ〜
読者からのお便り
フクちゃん コウちゃん

 
今がチャンス 政治が変わる NTTも変わる
 通信労組第32回定期大会
  NTTリストラ、雇い止め阻止 労働条件を変える
  
  正規も非正規も一致団結

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大会参加した代議員
 
 大会冒頭、山田委員長が挨拶に立ち、参院選の結果は「国民世論が政治を変える新しい時代と、要求実現にとって大きなチャンス」と語り、「組織強化拡大、リストラ裁判勝利、平和憲法を守るたたかい」へ、全力をあげると決意を述べました。
 
 2日間の討議では、NTTリストラ反対の闘いが東京・大阪高裁の新たなる裁判闘争とともに、地元に戻す取り組みを強化すること。地域子会社での故障修理の「丸投げ」で、代替品が不足している状況、業務集約で職種の変更や遠隔地配転などに、約束違反が横行している実態、今こそ職場をかえる通信労組の役割が待たれています。
 また、116をはじめ非正規雇用労働者が半数を超える職場の劣悪な労働条件改善が、焦眉の的になっていることなどが論議されました。
 NTTを社会的に包囲し、リストラ反対の闘いを勝利すること、九条を守る運動をもっと拡げること。組織拡大では、非正規の労働者の雇い止めをやめさせた成果や、「50歳の選択」を期に加入にいたった経験など、要求実現と結んで成功させることを決めました。
 
新入組合員紹介で挨拶
する岩手・湶沢口さん
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通信労組に11人加入 7月〜8月

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 昨年の大会以降、33人が通信労組に加入されています。2002年の「構造改革」以降76ヶ月連続の拡大で、今年7月〜8月で11人(内非正規8人)の拡大です。
 西日本では、1年の派遣契約から、1〜3ヶ月の短期契約社員として雇うという方針で「NTT―○○」の社員となるが、『契約社員D(パートタイマー)』という立場でした。不安を感じた労働者たちは集まり、情報交換をする中で、団結して会社に対処していくことが重要と意見が一致し、労働組合を作ろうということになりました。
 要求は「安心して働けること」と「人間らしく扱え」ということでした。その後、地域労組と連携をとり、労働組合についての学習や、約2週間に1回の「飲み会」などで信頼関係を深めて加入となりました。
 東日本では、「派遣社員を正社員に」「派遣社員の直接雇用」などを訴えた支部機関紙を見て、「雇い止めの心配がある。私たちの要求を真剣に聞いてもらえそうな通信労組に加入させて欲しい」と問い合せがありました。県労連や一般労組などとともに、詳しい要求や懇談を数回重ね「おかげで解決の糸口が見えて来た。一緒に相談してきたもう一人の仲間と一緒に入ります」と加入されました。
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山田忍中央執行委員長挨拶(要旨)
 新たな時代 組織強化拡大を

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 参院選の結果は、国民世論が政治を変える新しい時代と、労働組合の前進、要求実現運動の前進にとって大きなチャンスを作りました。切実な要求の実現と政治闘争をしっかり位置づけ、組織強化拡大、リストラ裁判勝利、平和憲法を守るたたかいへ、重点を絞って全力をあげます。
 NTTリストラ裁判は原告の金子さん、飯野さん、後藤さんを必ず地元に戻す、全ての遠隔地配転者を戻す、これが重要な取り組みです。高裁への公正な審理を求める要請と併せて、NTTを社会的に包囲する取組を強めます。
 情報通信の公共性について、相次ぐ光電話故障が発生をしています。安全・安心を確保する政策についてしっかりと整理をしていきます。
 組織強化拡大では、非正規雇用労働者の具体的対応を整理し、組織化を進めます。また地域子会社での約束違反や、「D」評価に対する怒りなど、多彩な職場労働者の要求実現運動と結び、組織強化拡大と信労組運動の継承発展のために、知恵と力を発揮しましょう。
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新組合員の声
 モ〜だまっていられない 納得のいく10年に

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兵庫支部
米田芳弘さん
 2007年7月に通信労組に加入しました。マーケティングアクト兵庫で勤務していましたが、「満了型」を選択し、現在兵庫マーケティングセンタで勤務しています。夏期の業績手当を機に「60歳までの10年」を考えました。
 家族の介護等を考えると「遠隔地配転」や体裁のいい「(賃下げ)再雇用」「業績手当」に合意したNTT労組にいることに疑問を持ち、通信労組の方と話をするなかで、行動を共にする決意をしました。
 いままでは、会社の思惑に疑問を持たず、「不満」があっても仲間内で言うだけでした。これからは「60歳までの10年」を「納得のいく10年」にするためにも、家族のためにも、見る目、判断力を身につけて、皆さんと団結してがんばりたいと思っています。
あなたも通信労組へ
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鳴動

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 『野分(のわき)して盥(たらい)に雨を聞く夜かな』という芭蕉の句があります。二百十日前後に吹く強風(台風)での雨漏りを、盥で受けて夜をすごしたことを読んだ句です▼二百十日は九月に台風がよく来るため、この厄日から防災の日(九月一日)を決めたという雑節もありますが、実際には関東大震災(9月1日)を忘れないために制定された日と言うのが一般的です▼「万が一の備え」と言いますが、家族で避難場所を決め、「171災害用伝言ダイヤル」の活用と、登録電話番号を決めている家庭は、まだまだ少ないのではないでしょうか▼石原東京都知事は防災訓練に、米軍を参加させ、軍事色強化の危険な動きを、憲法改定への側面援助として行っています。一方、テロ特別措置法が11月1日で期限切れになります。これは自衛隊をインド洋に派遣し、戦争に協力させる憲法九条違反の法律ですこの法案延長が臨時国会で論議されています▼7月の参議院選挙で、自民党が歴史的大敗を期しても、安倍首相は「憲法改定・九条見直しは進める」と開き直っています。国民全体に降りかかる『大災害』。この危険な芽を摘み取る国民世論の力こそが、最も大きな防災です。これに確信をもちたいものです。(宇)
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自民惨敗、チャンスを生かそう
 
テロ特措法など悪法阻止、なくそう「格差と貧困」

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 8月25日から3日間、愛知県犬山市で、第32回全国大会が開催されました。組織拡大は集中論議とし、各支部の闘いの報告や意見が発表されました。女性代議員が多く、地域会社の発言が特徴でした。
 
憲法・九条を守る職場、地域からの総対話を
  ストップ「構造改革」労働法制改悪阻止しよう
 
−NTTの職場は今− もっと社会的責任を
  もうこんな職場いや 神奈川・土方代議員
 地上高不足ケーブル問題は1万2千本です。「工事完了審査」の追及でまだ100%になっておらず、オーダで「地上高不足」の故障原因もあります。
 川崎116では月1回の「振り返り」という自己反省を強いている。「受注35件以上は黒字」とか「受注中にはバラの花」の張り出しをしており、8月以降Bフレッツと「セット販売」という名目で@午前中A午後3時までBそれ以降の3ラウンドで「受注増の」の掛け声があり、「もうこんな職場いやだ」とやめていく派遣社員も多く、定着しない状況です。
アンケートを工夫 岐阜・小林代議員
 春闘アンケートに具体的な職場要求を書けるように作成しました。派遣では「ロッカーが与えられない。2人で1つのロッカーになっている」などの劣悪な条件が寄せられました。また事務所環境で「CO2の濃度が100以下」の基準を上回っていたが、会社はそれを隠していました。
丸投げで責任持たず 福島・鈴木代議員
 地域会社の故障修理が「丸投げ」されて、TAやVDSLなどの代替え物品が十分用意されていなく、不足の改善もなく会社は責任を取っていない状況です。春闘賃上げでD評価者ゼロ円、フルタイムのみ10円では格差拡大を拡げます。
お客さんはどうなる 大阪・花岡代議員
 阿倍野116センタは社員が一番行きたくない職場、派遣社員は定着せず4年が一番長く「人材育成」できません。ひかり電話故障で受付を10時まで延長しました。工事派遣者は「お詫びをしながら工事に行くのはつらい」「管理者はまったく知らぬ顔をしている」「現場が一番故障のあおりを受けている」との声があり、113は3箇所が1箇所に集約されたり、新システムが7月に淀川に導入されIVR(ガイダンス振り分け)10月から実施されます。
 女性部アンケートの職場実態調査を全国展開してほしい。
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正面から立ち向かう リストラのたたかい
「約束違反」許されない 埼玉・山崎代議員
 NTT東では、116、料金、設備部門の集約や委託化が実施されています。料金の人が販売へと職種転換されています。埼玉でも、宅内修理拠点が20箇所から15箇所に減りました。5箇所は通建会社4社に業務委託しました。「再雇用の選択は、同一職種・同一職場」という約束が守られず、交渉で追求を強化しています。また地域協議会の設置を要望します。
やれることは全てする 群馬・飯野代議員
 原告として、地域の協力を得ながら、各種いろんな集会に参加して訴えをさせてもらっています。「やれることは何でもやる」という意気込みで、つながりを大切にした活動は、多くの集会での訴えや寸劇もさせてもらいました。今後、通勤や仕事の様子をビデオ撮影して、人権問題としても取り上げ高裁での勝利につなげる決意です。
再雇用でも遠隔地配転 福岡・石橋代議員
 内製化として九州で200名規模の人員の再配置を計画しています。これは、以前の全国配転と同じ内容です。6月に九州事業本部が研修に名を借りた遠隔地配転(大分・熊本から福岡・北九州)を強行しました。N労資料では大分から24名(50歳以下=14名、51歳以上=10名)、熊本から27名(50歳以下=26名、51歳以上=1名)です。地元に戻す約束を守らせるたたかいをする必要があります。
世論の力で地元に戻す 京都・加藤代議員
 愛知・駒井さんを地元に戻すため、関西圏を中心とした女性部や、マーケ5センターが機敏に行動し、要請行動や、駅頭での宣伝をしたことが大きな力になりました。広域配転を許さないためにも、「地元に戻せ」を優先課題にして、京都では北陸から来ている4名を、地元に戻すため、引き続き、2年間実施している月2回の駅前宣伝をつづけます。
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要求実現に向けて
兵庫・福江代議員
 D評価問題で会社は「D評価は出さなくてもよい」と発言があり、また、“斡旋”を行ったが限界を感じています。本訴も考えています。春闘アンケートで全体としては不十分だが、地域会社分会で奮闘し、個人が100名を超える人もいました。
 50歳雇用選択では会社攻撃に“耐えて、耐えて”雇用選択をしている実態が浮き彫りにされています。
静岡・松浦代議員
 地域交渉は月1回実施して、頑張っています。今西日本でキャリアパスなどの多様な雇用形態についてみんな知りたがっています。
山形・地主代議員
 NTT総行動の要請文などはリストラの問題も話できるようなものにして欲しい。契約社員の労働条件向上をめざして、2時間年休、食券、帰郷実費支給などの要求を掲げています。
三重・西代議員
 地域会社で「尾鷲に仕事がないので津に行け」といっていたがこれでは単身赴任です。団交で「同じ場所、同じ仕事」雇用条件に約束違反になると追及し、今の場所で仕事をさせることを勝ち取りました。アンケートも広島に負けないよう目標をやりきります。
山口・小田代議員
 派遣社員の雇い止めをストップさせました。
 全組合員の運動になるようにアンケートなども工夫して取り組みます。
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引き出しをいっぱいつくろう 拡大集中討議から
組合が守ってくれる 出産を期に 広島・八木代議員
 青年ユニオン加入の派遣社員が一年雇用から3カ月更新になったことと、出産を期に「雇用止め」の対応も含め通信労組との加盟になりました。よっぽどの覚悟がないと組合に入らないと思っていたのですが、彼女は意思をはっきり伝えてきました。こういう人がいっぱいいるんだ、「入らないナー」と思ったらいけないんです。一緒にたたかっていく、担いきれない不安はありますが、新しい仲間に元気が出ました。
機会があれば加入したい 派遣のアンケートから
東京・高杉代議員
 全労連が取り組んだ「パート・臨時・派遣などではたらくみんなの実態アンケート」に応じてくれた派遣社員の半数以上が、「組合に加入したいと思いますか」との問いに「機会があれば加入したい」と回答が寄せられました。「なぜ組合に加入していないのですか」の問いに、ほとんどの人が「正規職員・従業員でないと入れない」と思っています。積極的な働きかけが必要です。全国的な加入の呼びかけと電話相談(ホットライン)の取り組みは大きな力になると期待しています。
非正規の労働者との連帯組織の命運かけて
大阪・朝田代議員
 議案にも紹介されたコムウェアで働く「二重派遣」の労働者。職場は夜間や泊りの時の割り増し賃金も会社が一切支払っていない違法状態でした。突然雇い止めが通告される、機敏に地域労組と大阪支部が団体交渉を行い、解雇を撤回させ、「二重派遣」もなくせました。非正規との連帯を、組織の命運かけて追求する運動が組織の活性化を生み、イキイキとした組合活動を展開することにつながると確信しています。
日頃の付き合いが拡大の力になっている
大分・尾石代議員
 この5年間で10人の拡大を果たしましたが、その中で、D評価をきっかけに4人、雇用選択で3人、会社やNTT労組への不満で3人となり、本部の分析通りでした。
 今、職場では、ビラで評価制度のことなども連載していますからよく読まれていますし、日頃の付き合いが拡大の力になっています。懇談会を開いたり、チラシを出してみたり、色々なことをしている、その地道な活動を、労働者はみています。
引き出しを多くつくる拡大への「ゆるぎない心」
宮城・熊谷代議員
 組合員拡大(対象者)の「引き出しをいっぱいつくろう」との福岡の経験を実践しています。50歳選択時の「雇用選択の懇談会」、組織編成の時の「明日を考える会」など要求ごとの懇談会などを継続して開催することで、対象者が広がり、つながりがすすみました。初めは対象者に声をかけることで満足、次には連れてくる、さらに、「入ってもらうことだ」と、引き出しを多くつくることで意識が変化してきました。
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初めて来ました 元気をもらったよ
北海道・野見代議員
 初めて参加しましたが各支部からの発言に元気付けられました
 特に組織拡大についての活発な発言で北海道でも必ず成果を上げるぞ!との思いを強くしました。
青森支部・下館代議員
 犬山も暑かったけど会場の熱気の凄さに圧倒されました。組合員拡大の重要な事を教えられ、各支部の活動状況の凄さに感動しました。青森支部も来年は良い報告を出来るように頑張りたいと思います。
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来賓あいさつ
世論で裁判所の包囲を 生熊茂実(全労連副議長)
 今度の選挙の結果から積極的な要求を掲げた運動と、この秋にはNTTリストラの問題とあわせ「これで良いのか労働裁判」のシンポを開催し、世論で裁判所を包囲していくことを進めます。仲間たちの暮らしと権利を守り、職場要求、組織拡大この三本の柱が一体となってたたかったときに、NTTリストラ闘争の勝利も見えてきます。
高裁勝利に全力
坂本 修(NTTリストラ裁判全国弁護団長)
 3高裁、2地裁は重大な局面を迎えていますが、問題は東京です。「業務上の必要性」「自由な選択」「会社の経営状態」これらをを暴露し、裁判勝利のために、全力を挙げます。
世論が政治を決めている 
吉井英勝日本共産党参議院議員
 自民党政治は目先の取り繕いではどうにもならない矛盾と混迷に直面しています。民主党も国民の期待に答えられなかたら破綻の道を進むだけです。
 いま日本の政治を動かしているのは、国民の皆さんの世論と運動にかかってきています。今国会の「テロ特措法」では、給油艦の油が、何に使われているのか徹底的に明らかにしていきたい。
もっと市民の中へ 福田英俊(愛労連議長)
 NTTの裁判、まだまだ国民の中に知られていないのではないかと思っています。愛知の仲間はがんばっております。わたしも団交のメンバーとして参加していますが、組合間差別、ひどいですね。それを許さないためにも、実りある大会にしていただきたい。
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気楽に、ゆ〜っくりやる裁判
NTT企業年金裁判・小部正治弁護士
 NTTが、企業年金の減額をしようとし、8万人の受給権者が一月1万円ずつ削られるのを阻止し続けて、今日までのトータルは、200億円を超えていると思います。14万人の人たちの権利と人権を守ったことは通信労組の存在意義を示したものだと思います。
 国は労使自治でも悪いことは悪い、労使自治がいきすぎると、人の権利を侵害するというところで、そこに厚生労働大臣の役割があるんだということをいっている。今年10月19日に東京地裁判決が出ます。気楽に、たのしく、ゆ〜っくりやる裁判、やっている間ずっと減額ができないんです。いま29ヶ月ですから、最高裁終わるにはあと3年くらいかかるかなと思っている事ですね。14万人の方々が注視していただいている裁判です。
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第52回電通のうたごえ全国祭典inさんたま
 集まろう高らかにうたごえ響かせ
♪あしたをひらく風♪

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 うたごえに願い託して「心に太陽を くちびるに歌を」「うたごえは平和の力」遥か遠い青春時代に耳にした言葉、それは今でも生き続けている。
 
 
 「第52回電通のうたごえ全国祭典inさんたま」が9・22(土)〜23(日)、東京都多摩教育センターホール(立川市)で開催されます。9・22は、全国のサークルが参加して「合唱・創作発表会」が行われ、夜は「前夜祭」で全国交流が、9・23は地元・三多摩地域の方々に参加を呼びかけて、「大音楽会」が開かれます。今まで51年間にわたり、毎年欠かすことなく開かれて来た電通のうたごえ祭典の歴史と伝統に学び、より豊かな祭典にしようと開催までわずかとなった日時を必死に成功させようと取り組んでいます。
 「大音楽会」では、第一部三多摩開催の歓迎ステージで、憲法ミュージカル「キジムナー」ハイライト、三多摩青年合唱団、絹の道合唱団、女声コーラスコール華・ヘバラギ、朝鮮大学校「農学」サークルの演奏。第2部は、うたごえ60周年企画「うたは歴史を刻む 高平つぐゆき作品をうたう」。第3部は、「母さんの樹」演奏会で結成された新進気鋭の音楽家によるアンサンブルMOOIの演奏。最後の演奏は、創作構成「あしたをひらく風」祭典合唱団と全国合同による群読とナレーションと大合唱。
 会場は800席の大ホールです。この会場を満席にしようと実行委員会の中核になっている電通三多摩合唱団が、チケットの普及に全力をあげています。
(電通三多摩合唱団団長・原 崇)
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憲法を語る力を 〜あなたも勤通大へ〜

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 憲法改悪が具体的な段階に入ってきています。その最大のねらいは、9条を改定して、日本を「戦争する国」に変えることにあります。9条の大切さとともに、労働者の権利・団結の重要性と結びつけた憲法学習を広げてゆくことが求められています。
 職場の苦しみや生活と結びつけて憲法を語る、あなたもこのコースを学んで憲法の「語り部」になろう!
(組合員が修了の場合半額補助します)
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読者からのお便り

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鬼の目にも…
 滋賀 北村富雄
 71歳の今「鬼の目にも涙」と9人の孫たちの声に苦笑いしている。終戦62年目の年のドラマを見て、「思わず涙」の姿に妻でも苦笑しているではないか。安心できる生活をつくるため、選挙も頑張ったが、次に向かって気持ちを持続しようと誓っている。
 
みんなあつまれー!
 三重 山口光男
 「家族の会」ハイキングを計画しています。10月7日(日)大阪鶴見緑地の入り口に11時集合、お弁当持参。久しぶりに皆さんと語り合い、大なわ跳びや綱引きなどで遊びたいと企画しました。相変わらず、大分の後藤さんをはじめとして、NTTの嫌がらせ配転はやまず腹立たしい限りです。みんなの力を一つに合わせ頑張りましょう!。
 
お客さまも気の毒
 兵庫 沓掛晴赴
 「猛暑」の中、お客様宅へアンケート調査。クーラーの部屋の中にいて、出てきてもらうのが気の毒だ。
 
新入組合員の決意に感激!
 大阪 古家孝夫
 広島支部、大橋さんの「黙っていられない!決別の時がきた…」私はOBですが感激しました。大変な事も多いですが、正義・真理は必ず勝利します。組合員になるには本当に勇気がいります。でも、電通労働者はすべてを知っています。誰が会社の味方で誰が敵なのか。おおらかに頑張って下さい。真実より強いものはありません。
 
準備は万端!
 島根 田中 昭
 盆を過ぎても昼間は非常に暑いです。それでも、山陰地方は朝晩がしのぎ易くなりました。広島支部は定期全国大会の議案書討議を終わり、「支部の態度」を作り、後は代議員の発言を議長から指名されるのを待つばかりです。それがすむと、電通のうたごえ祭典での中国合同の準備です。
 
心・技・体を鍛えて
 大阪 橋本節男
 参議院選挙の結果は自民・公明の悪政に国民は不信任を突きつけました。しかし、真の革新政党の議席はへりました。故宮本顕治さんは、天安門事件が吹き荒れ、その影響で議席が減った時に「このような事で腰を抜かしてはいけない」と発言された。歴史の悠々たる歩みに確信を持ち、心・技・体を鍛えたい。
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フクちゃん コウちゃん
  第115回 byけいこ

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