「通信労組」第492号(2022年5月10日) | |||||
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九条生かし平和と生活守る政治を 改憲発議許さない!2022憲法集会に1万5000人 |
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第93回メーデー 平和とくらしを守ろう 3年ぶりの現地開催 |
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核兵器廃絶の世界 | |||||
2022年平和行進出発式 | |||||
「提言」 核兵器廃絶と平和は世界中の人々の願い
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「鳴動」 | |||||
フクちゃん コウちゃん | |||||
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読者からのお便り | |||||
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◆ | 九条生かし平和と生活守る政治を |
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「憲法改悪に反対します」などのプラカードをかかげる参加者=5月3日、東京・有明臨海防災公園 | |||
憲法施行75年になる5月3日、憲法を守り生かそうとアピールする集会が全国各地で行われました。 東京・有明防災公園の「改憲発議許さない!守ろう平和といのちとくらし2022憲法集会」には1万5000人が参加しました。 集会では、自民党などがロシアによるウクライナ侵略に便乗して改憲や軍拡を声高に叫ぶなか、今こそ憲法を生かした政治を、参院選で改憲を阻止しようの訴えにこたえ、参加者は「憲法改悪に反 対します」「守ろう平和・いのち・くらし」のプラカードをかかげました。 軍事力の拡大で国民の命は守れない 5・3憲法集会実行委員会を代表して主催者あいさつした藤本泰成さんは、ロシアにたいし、これ以上市民の犠牲を出すなと即時撤退を求めました。 「敵基地攻撃能力」や「核兵器」などの圧倒的な軍事力の保有は、国民生活を圧迫し他国の脅威とされ、結局、地域の平和は壊れていくと指摘し、「国の安全保障という名のもとに私たち一人ひとりの命を粗末に扱う人に私達の将来を任せてはならない」と呼びかけました。 生活を考えるなら憲法9条を守ろう 市民のスピーチでジャーナリストの竹信三恵子さんは、「憲法9条は軍事より、私たち国民の生活のためにお金を使う仕組み」と述べ、社会保障が機能せず命を落とす人がいるのに、自民党は軍事費を国民総生産の2%にまで引き上げようとしている。「私たちの生活を考えるからこそ9条を無くしてはいけない」と訴えました。 市民連合の中野晃一さんは、朝日新聞の世論調査結果をあげ、一番優先すべき政治課題として、景気、教育・子育てなどが68%を占め、「憲法」は2%に過ぎないと指摘しました。 参院選で憲法改悪許さない審判を 行動提起として5・3憲法集会実行委員会の米山淳子さんが、憲法改悪を許さない全国署名を地域や職場で大きく広げ私たちの声を国会に届けていきましょう。 7月は参議院選挙です。市民と野党の共闘で改憲勢力に審判を下し「憲法改悪を許さない」の声を大きくしていきましょうとよびかけました。 |
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◆ | 第93回メーデー 平和とくらしを守ろう 3年ぶりの現地開催 |
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5月1日、第93回メーデーが全国各地200カ所以上の会場で開催され、参加者はロシアのウクライナからの即時撤退や物価高騰から生活を守れとアピールしました。 3年ぶりに東京・代々木公園で行われた中央メーデーは人数制限のもと2900人が現地参加し都内をデモ行進しました。 主催者を代表して小畑雅子全労連議長は、ロシアによるウクライナ侵略を「国際世論の力で侵略を止め、国連憲章に基づく平和の国際秩序を回復させよう」と訴えると同時に、「核共有論」も批判し、憲法を生かした平和な日本をつくるため幅広い労働者・国民の共闘を呼びかけました。 東京支部の冨田啓二書記長は毎年工夫したデコレーションで参加しています。 今年は大リーグの大谷翔平選手に扮し、「大幅賃上げ」と「雇用の安定」の強い思いを二刀流に込めました。 |
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大谷翔平に扮して参加の東京支部冨田書記長 | |||
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◆ | 鳴動 | ||
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◆ | 提言 | ||
核兵器廃絶と平和は世界中の人々の願い 今年で65回目となる原水爆禁止国民平和大行進が5月6日、東京・夢の島をスタートしました。 核兵器の全面禁止・廃絶と平和を守る意思をつなぐと共に、今年はロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対し、他国への武力の行使を禁じた国連憲章違反であり、即時中止と撤退を求める声をあげることが必要です。 ロシアによる核兵器の使用が危ぶまれるなか、「ロシアは核兵器を使うな!ただちに戦争をやめ軍の撤退を」「日本は核兵器禁止条約を批准せよ」の世論を広げるためにも、平和への思いを込めて行進に一人でも多く参加することを訴えます。 その一方で、ロシアによる侵略戦争を機に軍備を増強し、他国を攻撃できる武器を増やし、敵基地攻撃能力の増大を図ろうと、岸田自公政権と維新の会が、「日本を戦争が出来る国」に変えるために、憲法9条の改憲を狙って動いています。 戦争放棄と戦力不保持を明記した憲法9条は世界に誇るべき日本の宝です。 「憲法を生かし守れ」の市民の声や労働組合の運動に支えられて、戦後70年以上にわたり、日本が海外で戦争をすることがありませんでした。 国民は税金を軍拡競争に使うことを望んでいません。国民が政治に望むのは、社会保障の充実や景気と雇用の改善、年金・医療・介護などの福祉の充実です。 国民の意思を無視し憲法をないがしろにする政権与党や、それを助ける補完政党には、平和への思いを込め7月の参議院選挙で「NO!」の審判を下しましょう。 |
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◆ | フクちゃん コウちゃん 第回 byけいこ |
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◆ | 読者からのお便り | ||
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