機関紙「通信労組」
「通信労組」第331号(2008年12月5日)

《1面》
なくせ貧困、生活危機突破
 11・13全国の仲間とNTT総行動
09春闘アンケート
 みんなの要求実現させよう
新組合員の声 モ〜だまっていられない!!
 
家族の団欒を奪う異動に怒り
鳴動
《2面》
配転団交拒否は不当労働行為と認定
 運動の前進につなげよう 10・31中労委命令
  労組間差別は違法
提言
 景気回復は内需拡大で 09春闘は組合員拡大で
NTT西日本―中国
 残業代不払い3億7700万円分支払う
 有給休暇中に勤務も
《3面》
労働者の結集こそ要求実現の確かな力
 全国で拡大のうねりをつくりあげよう
シリーズ 十人十色 Q
 「働きやすい職場を」と40年
最近のとりくみ・動き
  東北学習交流集会 11月29―30日福島
  「雇用保険支給日数」問題 11月10日厚労省の説明
  うたごえ運動60周年記念
2008年日本のうたごえ祭典in東京
NTTリストラ裁判等の日程
《4面》
リストラとたたかった10年
愛知支部再建10周年レセプション開催 08.11.16
今年もやります 09スキー祭典IN野沢
フクちゃん コウちゃん
  第131回 byけいこ
読者からのお便り

《1面》
 
なくせ貧困、生活危機突破
 11・13全国の仲間とNTT総行動

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「なくせ貧困、生活危機突破」11・13中央行動=東京・日比谷
 
 全労連の呼びかけ、「なくせ貧困!守れ雇用!生活危機突破! 11・13中央行動」で、全国一斉に職場門前等で宣伝行動を行いました。東京では午前10時から「NTT持株前中央集会」が開催され、首都圏の120余人が参加し、NTTリストラ裁判勝利や「50歳定年制廃止」を訴えました。正午からは、中央総決起集会会場の日比谷野外音楽堂に結集し、その後国会請願デモでアピールしました。
 
 首都圏では、各職場での早朝の宣伝行動を行い、その後NTT持株会社前には約120人が集まり、決起集会を開催しました。飯野さん金子さんを一刻も早く地元に戻すことや、NTTのCSRを守らないやり方を糾弾し、各首都圏支部の決意表明をしました。
 日比谷野外音楽堂の総決起集会では、全国から約5500人が集まり、会場を熱気で埋め尽くしました。全労連の大黒作治議長は「悪政を国民的な反撃でやめさせ、暮らしと平和を守るために力を合わせよう」と強調。総選挙での政治の転換を呼びかけました。
 日本共産党の志位和夫委員長が連帯あいさつ。エッセイストの海老名香葉子さんが激励の言葉をのべました。「仕事よこせ」「怒」などと書かれたプラカードやムシロ旗。青年や年金者、看護師、農民、業者ら各分野の代表が登壇し、窮状やたたかいを報告すると、参加者は声援や拍手で応えました。その後各省庁への要請や国会に向けたデモ行進に移りました。
 
NTT持株会社前
 
9事業所の門前で宣伝
 大阪では、66人が参加して9事業所の門前で、2500枚のビラを配布しました。西淀川分会は淀川ビル(十三)前で、650枚のビラを完全配布。大阪支部機関紙をずっーと続けて配布してきているビルだけにビラの受け取りも極めて良好です。
 久しぶりに会えた労働者が駆けつけて「おっ、何年ぶりや」「元気してたか?」「がんばってね」との言葉に、「よかった、宣伝に来て、久しぶりに仲間とあえて」など感想を出しあい、玄関横で「ごくろうさん集会」を行いました。
 
NTT持株会社前でシュプレーヒコール=11・13東京・千代田
 
日比谷公園からデモ行進
 
西淀川でのビラ配布=11・13大阪・西淀川
 
淀川ビル前での宣伝行動=11・13大阪・淀川
 
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09春闘アンケート
 みんなの要求実現させよう

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 09春闘アンケートは、働く人たちの生活実感や要求をお聞きするために、全国各地で取り組まれています。
 集まったアンケート結果は、春闘要求に反映させ各会社に提出し要求実現を迫ります。
  
相談ホットライン
TEL:03-5355-7932
 
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新組合員の声 モ〜だまっていられない!!
 家族の団欒を奪う異動に怒り

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愛知支部
永井康弘さん
 50歳で残留を選び大阪南センタ勤務になり、単身赴任を余儀なくされ大阪・岸和田寮に入り19ヵ月です。今回の異動で名古屋を服務指定されました。
 私は和歌山・田辺に自宅があり、看護師で病院勤務の妻と小5の娘と暮らしています。別居している老両親の面倒を見る必要もあります。妻は輪番勤務もあり、夜勤は週末に調整してもらいながら娘が夜1人にならないように、私は毎週末帰っていました。しかし、名古屋では交通費用や移動時間の両方の負担に耐えられなくなります。仕事を妻が辞めるか、私が辞めるかの状況に追い込まれてきます。
 公企業のNTTに問いたい。男女ともに働き、ともに子育てが出来る政府推進の男女共同参画社会は画餅かと。毎週末の家族団欒を楽しみに頑張っているそれさえも奪う今回の異動に道理もなければ正義もない理不尽さ。
 ご無理ごもっともで、受け入れていては私の家庭崩壊が迫ります。1人では継続した抗議も出来ないと思いました。通信労組は、50歳定年制、評価制度に異議を唱え頑張っているので、私が加入する事で少しでも前進できればと考えています。
あなたも通信労組へ
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鳴動

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 平城京遷都1300年というキャッチフレーズに心動かされて奈良へ行ってきました。近鉄南大阪線、当麻寺駅から徒歩15分の「当麻寺」という歴史のある寺に立ち寄りました。広いお寺で、国宝に指定された本堂には、「たい麻曼陀羅」があり、本尊となっているそうです。他にも金堂・奥院・三重の搭など建物がたくさんあるのですが、中でも一番古い「中之坊」におもしろい物がありました。「陀羅尼助(だらにすけ)」という胃腸薬を売っていました。その隣に大きな大きな釜がありその薬を昔から、この場所で作っていたそうです▼家に帰って調べてみたら、そう、黒くて丸いあの苦い胃腸薬『ダラスケ』でした。子どものころ、お腹が痛くなると、おじいさんおばあさんに飲まされたあの薬です。関西のご家庭には、必ず常備薬としておいてあったそうです。1300年以上も前から、作られていたなんて、オドロキです▼それは、きっと良く効く薬だったからに違いありません。しかし、良く効く薬があっても飲まないとなおりません。民衆の支持があったからこそ、作られ続けきたのでしょう。今の迷走する政治。早く何とかしたいです。正しい処方箋で苦い薬を処方して、早く治さなくっちゃいけません。(恵)
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《2面》
 
配転団交拒否は不当労働行為と認定
 運動の前進につなげよう 10・31中労委命令
  労組間差別は違法

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 中央労働委員会の命令(10月31日)は、少数組合の団交における使用者の交渉態度および配転事前協議での使用者態度について、労組法7条2号の判断を初めて示した画期的な命令となりました。前月号で今回の命令を記しましたが、その判断内容を紹介します。
 
争議支援総行動でNTT西日本本社へ要請行動=11・27大阪
 
4つの争点
 争点は4点。@「退職・再雇用」導入時期の団体交渉における会社対応、A他労組と比べた取り扱い、B会社選択の意向確認を通信労組と十分な協議を行わず実施、C配転団交に応じなかったのは団交拒否および支配介入か、という4つの点で争われました。
 
中労委の判断基準
 争点@〜Bで中労委は「同一企業内に複数労働組合が併存する場合、その組織人員の多少に関わらず、使用者はいずれの組合に対しても、その組合の性格、傾向および運動方針の違いにかかわらず、団交において中立的な態度を保持し、平等かつ誠実に交渉を行うことを義務づけられている。会社は共通する労働条件の問題を掲げて団交をする場合、ほぼ同時期に同内容の提案をし、並行して団交を行う必要がある」との原則に沿って判断しています。
 
具体的判断事項
 @平等な取り扱いを確保する点から経営協議会で提出した資料提示や説明を行うこと。A「退職・再雇用」制度導入は5万人の雇用変更や最大30%賃下げをもたらす労働条件の変更で義務的団交事項である。B経営協議会があるかないかは合理的理由がなく、通信労組には小分けして断片的資料しか提示せず、会社の考え方を結論として位置づけている。C交渉態度では「緩やかな改革がなぜできないのか」「OS会社の委託費減で労働条件が維持されるか不安がある」「雇用選択させるならOS会社がどんな会社なのか」についても会社は具体的説明を拒否した。D労働条件では「激減緩和措置」「賃金3割減で年金に与える影響」「中間面談」など会社は具体的説明を行わなかった。E団交の頻度が不十分。FNTT労組と合意後の「みなし規定」を強行し、意向確認の手続きやスケジュールでも団交を一度も開かず人事部長通達を発出した。
 数々の不誠実な交渉態度は誠実交渉義務違反を認定しました。
 争点Cは、労働組合から団交の申し入れを受けた場合、誠実に応じる義務があり、本人希望を尊重した配置を求める協議について説明義務があるにもかかわらず団交拒否、これは労組法7条2号の団交拒否に該当すると断定しました。
 
格調高い中労委命令
出田健一弁護士
写真はNTTリストラ
大阪裁判での講演より
 組合員の皆さん、勝利命令おめでとうございます。特に、当時の団体交渉で奮闘された方々ご苦労様でした。
 中労委命令の第1の特徴は、11万人リストラの経営上の必要性を初めとして、ほぼ全ての組合側申立事項について団交に応じる義務があると明快に認定し、かつ、事実関係も組合側主張を認定したことです。特に、「本件救済申立て以後の経緯について」の項で、配転の不当な経過や、その後も続く「構造改革」の必要性も説明していないこと等、リアルで親切な指摘をしています。
 第2の特徴は、中労委HPのコメントによれば、複数組合間差別及び配転の事前協議について、団交拒否の「判断枠組みを中労委として初めて示した」ことです。特に、使用者の中立保持義務の指摘は言うまでもありませんが、多数派労働組合との経営協議会における提示資料・説明内容と同様の取扱いを少数派労働組合との団体交渉で行う必要性があるという見解は重要です。そして、何より通信労組に対する団体交渉でNTT労組と異なる取扱いをして不当労働行為を働いたと明確に断罪しました。
 若干の問題点がなくはありませんが、基本的に綺麗で格調高い命令です。今後のたたかいに大いに利用しましょう。
 
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提言
 景気回復は内需拡大で 09春闘は組合員拡大で

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 アメリカ発の金融危機は、日本経済と国民生活に深刻な影響を与えています。アメリカの市場が冷え込み、円高が急速に進むなかで日本企業の輸出や現地生産が急減。大企業が軒並み、非正規雇用労働者の大量解雇、正規労働者のボーナスカット、新規採用の抑制、下請け企業整理などのリストラ策をつぎつぎ展開しています。すでに、トヨタ、日産、マツダなどの自動車産業やキャノンをはじめ製造業での派遣労働者、季節工などの雇用打ち切りが相次ぎ、不動産・建設、小売、サービス業でも倒産件数が急増し、大量の雇用問題が発生しています。
 株価暴落で多額の不良債権をかかえた銀行は、中小企業などに対して貸し渋りや貸しはがしをするようになり、黒字企業でさえ運転資金が得られず倒産に追い込まれる事例も増えています。しかし、景気後退にもかかわらず、大企業の経営状態は深刻ではなく、収益減少のツケを従業員や取引業者に転嫁するだけであり、金融危機や景気後退を逆手にとった更なる高収益体制作りです。こうしたリストラ政策の展開は、ワーキンギプアと失業を増大させ、内需の縮小とさらなる国内生産の減少を招き、日本経済の行き詰まりを一層悪化させるだけです。
 労働総研の試算では非正規雇用の正規化363万人、サービス残業根絶による雇用創出118・8万人、年休完全取得など働くルールの厳守による雇用創出154万人の実現で国民経済の消費需要は14兆円増加し、GDP(国内総生産)を2・52%押し上げ、それだけで日本経済を好況に導きうる水準です。経済を内需中心に転換するしか景気回復はありません。
 この1ヵ月、雇用止めの危機に直面する非正規雇用労働者からの労働相談は7件、大阪では「アンダー50の懇談会」に予想もしない8人が参加しました。組合員を思い切り増やして09国民春闘をたたかいましょう。
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NTT西日本―中国
 残業代不払い3億7700万円分支払う
 有給休暇中に勤務も

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 NTT西日本―中国が、従業員の残業代を支払っていなかったとして広島中央労働基準監督署から是正勧告を受け、不払い分約3億7700万円を支給していたことが、10月25日付け新聞報道等で明らかになりました。同社は「今後は二度と発生しないように取り組んでいきたい」としています。
 昨年5月から数回の労基署の立ち入り調査で違法行為が判明しました。同社は是正勧告を受け、昨年12月までに全額を支払い、今年9月までに有給休暇を再取得させたといいます。
 指摘を受けた行為は、時間外労働について@社員の1ヵ月30時間を超える場合「労働者の代表」との協議を行っていない。A契約社員らが1ヵ月60時間の上限を超えている。B年間6回(1ヵ月30時間超え)までそれを越えている。C時間外労働、休日労働、深夜労働に対して賃金を支払っていない。D年休取得時に勤務実態があり、労働者が請求した時期に有給休暇を与えなかった。
 また、不払いだったのは05年6月から07年5月までの1740人、計13万7300時間分。勤務表上の勤務時間を実際より短く付け、有給休暇取得中に勤務した事例も2000件以上ありました。
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《3面》
 
労働者の結集こそ要求実現の確かな力
 全国で拡大のうねりをつくりあげよう

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全国で「なかま」を増やす取り組みを!
 通信労組は今、全国で「なかま」を増やす、「08秋の組織拡大推進月間」(10〜12月)を取り組んでいます。
 労働組合は、「数の力」を最大限に発揮し資本と対抗する組織です。そして、多くの労働者を結集することこそ切実な要求実現の確かな力です。私たちは、2001年「NTT11万人リストラ」計画が発表されたときも、この「11万人リストラ」をやめさせるには組織拡大が不可欠だと位置づけ、リストラとのたたかいを通して、計画発表以来91カ月連続で300人を超える新しい仲間を迎えています。またこの間では、NTTで働く非正規雇用の労働者が、雇用や待遇改善の要求を掲げ通信労組に加入しているのも特徴です。
 月間終盤、春闘アンケートや雇用選択の時期を捉え、労働者との対話や懇談会を大きく広め、全国から拡大のうねりをつくりましょう。
 
 
すぐそばにある通信労組 各地の取り組み・相談事例
アンダー50懇談会 大阪支部
 今年から50歳対象者だけでなく、50歳以下も含めて、この制度のもつ違法・脱法性の理解と、50歳以下の人が「雇用選択」時期までに、じっくりと考えてもらえる時間を作る目的で、アンダー50懇談会を開催しています。
 これまで2回の懇談会を開催し、支部機関紙の案内だけを見て、自ら参加するなど、NTT労働者の中に少なからず「この制度に対する、意識の変化」が始まっています。
 懇談会では、地域会社での過酷な労働実態や、将来に亘る仕事の不安などが出されています。自らの健康や家族を守るために、今一人ひとりの労働者が意思を持ち、声を上げていくことが「制度」廃止に一歩ずつ近づけるとし、すでに、懇談会に参加した労働者の内、3人が通信労組への加入を決意されています。
 大阪支部は、こうした、NTT労働者の意識の変化に確信を持ち、今後も多いに懇談会を開催していきたいと思います。(書記長・宮崎正光)
 
県労連経由の労働相談で加入
 ひかり関連の業務についているハイフォン中国の女性派遣社員は、作業のやり方が変わる中で課長代理に何度か質問、それに対して代理から「あんた何回聞く」と怒鳴られ、そんなこともあって、「辞めさせられるのでは」との不安から、広島県労連に相談。そこで通信労組を紹介され対面し、「今仕事をやめられない」と加入を決意。早速会社には記録郵便で、通信労組加入と今後の彼女の労働条件に関することは、通信労組を通すよう通告しました。(広島)
 
後輩の悩み 5年前の暗い時期
 先日、以前の職場の後輩から『今、雇用選択で悩んでいる』と言う相談があり、ちょうど5年前の私と同じ悩みでした。私は、この制度自体納得いかないので誰がなんと言おうと「退職再雇用だけはしないぞ!」という強い意志を持っていました。
 しかし、「今までの仕事は出来なくなる」、「単身赴任・遠隔地配転等いやがらせをされるかも」という不安で毎日夜も寝られない日々が続き、悩み暗い日々を送っていました。そんな時、「雇用選択懇談会」に参加してアドバイス等聞くことにより励まされ勇気付けられました。彼も残りたい気持ちは強いが、その後の勤務地、仕事の内容に悩んでいるようでした。そこで同じ職場の先輩や同僚と兵庫分会長を交え、私たちの体験談、仕事等の話をすることで、5年前の私と同様に彼を励まし、勇気付けてあげることが出来ました。その後彼は、通信労組に加入し、自分の気持ちに正直に「断固退職再雇用を拒否する」ことを決意しています。(大阪・亀井)
 
加入を求めて通信労組に電話連絡
 自分の担当業務を進める中で、トラブル等矛盾に直面し、非正規である自分への会社の業務のさせ方に疑問をもつとともに、雇用への不安も感じ、「個人でも入れる組合に入ったほうがいいのでは」との思いで、労働組合を探す中、通信労組を見つけ電話連絡してくれました。早速東京支部、本部役員が面談し加入していただきました。(東京)
 
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シリーズ 十人十色 Q
 「働きやすい職場を」と40年

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阿部峰子さん
大分支部委員長
大分県労連議長
趣味 創作舞踊、おしゃべり
特技 大分弁
 「働きやすい職場をつくりたい」と18歳で労働組合に関わり、40年間よくぶれずに=hと自分でほめています。20年前になりますか、大分支部の結成からの10年間は、「阿部峰子とものを言うな」とシカトされ、辛かったこと。おかげで、今どんなことがあってもへっちゃらです。
 今年、大分県の労連議長になりました。大企業NTTとたたかっていることが、認められたのです。女性ならではの特性を生かし、組織拡大など難題に対峙し、大いに働きたいと思います。
 百歳まで生きて世の中を見つめたいのです。そして、青い空は青いままで子どもらに伝えたい。
■頑張っちる大分支部のホームページ
  http://www15.plala.or.jp/tcwuoita/
   のぞいて見ちょくれ!
■組合の大会で「議長になったら、立場を利用してでも、NTTとの闘いをすすめる」と会場を沸かしたのです、その後は?
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最近のとりくみ・動き

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東北学習交流集会 11月29―30日福島
講演する倉持弁護士
 会津高原において東北学習交流集会が各県から32人の参加で開催されました。講演会には地元福島の倉持恵弁護士が「非正規労働と法律」と題し、具体的な事例で非正規雇用問題を解明し、参加者から「分かりやすくてすぐ職場で実践できる」と好評でした。続いて「情報通信をめぐる現状とそのあり方について」と題して重見中央本部書記次長が講演しました。(川村機関紙部)
 
「雇用保険支給日数」問題 11月10日厚労省の説明
 60歳で退職させられた労働者の雇用保険給付日数をめぐって、西会社での240日支給について、厚労省の説明を求めました。「特定受給資格者の判断基準」を厚労省が示し、会社による60歳以上再雇用の説明が不十分であったことや、個々の事例による「故意の排斥又は著しい冷遇」などによる離職の場合とされました。
 同様の内容で不当な処分を受けていることを「意見書」で再提出することにしました。
 
うたごえ運動60周年記念
2008年日本のうたごえ祭典in東京
 
会場の有明コロシアム
 11月22日から24日までのべ2万人もの参加で60周年の歴史を振り返りました。
 電通からは職場の部合唱発表会に「ザ・ナッツ、西南コーラス、コールシャマイクル、浜風、電通三多摩、赤目の森」小編成の部で「炎、いわしだんご」合唱交流の部で「OH!人生男声合唱団」が演奏しました。
 産別として抜群の参加数は、電通の歌声の歴史を物語っています。
 
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NTTリストラ裁判等の日程
各地裁判の日程
 
札幌裁判/札幌高裁
 2009年3月26日13:30【判決】
東京裁判/最高裁
静岡裁判/東京高裁
 第1回控訴審:2月16日14:00
大阪裁判/大阪高裁
 2009年1月15日【判決】
松山裁判/高松高裁
 第3回控訴審:12月8日15:00
奥村過労死裁判/札幌高裁
 過失相殺(損害賠償)のみ審理差し戻し審
 2009年1月30日15:30【判決】
西「雇用継続」裁判/大阪地裁
 2009年3月25日13:10〜【判決】
東「雇用継続」裁判/東京地裁
 弁論準備:2009年1月30日
企業年金裁判/最高裁
リストラ裁判へのご支援を!
 
 「恒常カンパ・5万人サポート」は裁判を支える資金です。引き続いてのご支援ご協力をお願い致します。
 
口座名 郵便振込み
口座番号 10040-74784311
名  義 NTTリストラ裁判全国原告団
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《4面》
 
リストラとたたかった10年
愛知支部再建10周年レセプション開催 08.11.16

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愛知の10周年を支えた人たちの笑顔=11・16愛知・熱田
 
 11月16日、愛知支部再建10周年のレセプションが愛知労働会館ホールで開催されました。会場には、元愛労連議長の見崎徳弘さん、NTTリストラ名古屋裁判弁護団の樽井直樹弁護士、通信労組中央執行委員長山田忍さんら120人がお祝いに駆けつけました。
 再建10周年は文字通りNTTリストラとのたたかいでした。「こんなことを許したら大変なことになる」と話し合った日々、不当な遠隔地配転、リストラ裁判のたたかい、門前でのチラシ配布、新しい仲間を迎える、そして別れもありました。たたかってきたもの同志のすばらしい出会いが、通信労組という一つにまとまったところで生まれ、仲間を励まし支え拡げてきたこともこのレセプションで伝わってきました。
 久しぶりに会ったなかまとの交流も力になり、「たたかってこそ道が開ける」を合言葉に、未来の愛知支部はもっと大きく力強くなることを予感させるレセプションとなりました。
 
支部長あいさつ 生きがいを感じながら交流を
飯田栄支部長
 支部大会で再建4代目の委員長になって、わずか1カ月で挨拶できることを光栄に思っています。
 1998年に妻が岐阜から愛知にとばされたときに、愛知の通信労組が再建され、入れていただきました。当時の愛知支部は10人くらいの組合員で、全員執行部のような活動だったと聞いています。
 2002年には「50歳退職・再雇用」のリストラで、わたしも選択時に通信労組に参加しました。この年は、NTTに残った西日本の活動家が四国、大阪、九州、北陸から名古屋に集まり、おかげで元気に組合活動ができるようになりました。
 名古屋には、当時60人を超える組合員が集まり、リストラ裁判も立ち上がりました。私たちにとって新しい経験と出会、交流ができるようになりました。大変でしたが、生きがいを感じながらの活動でした。この経験を力に愛知支部の運動は力強く続いていくものと確信しています。
 
祝声をあげるOH!人生男声合唱団
 
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今年もやります 09スキー祭典IN野沢

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今年もやります 09スキー祭典IN野沢
 
日程
東京   1月9日(金) 12日(月)
大阪   10日(土) 13日(火)
宿泊先
野沢ビューホテル
料金
全日程の場合 (東京)35,000円
(大阪)45,000円
問い合わせ
東京 03−5355−7931
大阪 06−6706−9090
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フクちゃん コウちゃん
  第131回 byけいこ

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読者からのお便り

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なつかしい顔に
 宮城・鈴木征江
 通信労組機関紙10月号で、懐かしい顔に出会いました。頑張っていますね。物静かな怒れる男、充分に渋いわ!手抜き子育ての埋め合わせに忙しい毎日です。
 
共に頑張りましょう
 岡山・禰屋裕司
 そう言えば、最近、映画館へ足を運ぶことがありません。たまにはと思う今日この頃です。毎号楽しみに拝見しています。皆さん方のたたかいが、大きく前進して要求が実現することを祈念しています。倉敷で、門前での宣伝行動など取り組んでいます。
 
通信労組は誇り
 京都・小橋嘉宏
 50歳、選択が始まりましたね。NTT労組と話を付けておけば問題なしと“たかをくくる”NTT。こんな会社方針と組合には未来がありません、真面目に働く労働者は必ず声を出し拳を上げてたたかうでしょう。そんな先頭に通信労組が在ることを誇りに感じます。
 
ウイルスは構造改革
 広島・清水司朗
 NTTの構造改悪は日を追うにしたがって進んでいます。私の職場でも正社員の割合はどんどん減り、今では10割の賃金を受給しているものは全体の1割ほどになっています。再雇用社員と派遣社員、キャリア社員で職場はまわっています。職場の平均賃金は、生活していけるレベルを大きく下回ろうとしています。現在の職場は、言わば構造改悪という、ウイルスに侵され、体だけでなく心までも弱りきっています。なにもしないNTT労組は解散すべき時にきたのかもしれませんね。
 
ユニバーサルサービスはどこへ?
 滋賀・北村富雄
 「故障列島」、隣人からも苦情の声が…。113に電話したら、「テープアナウンス」で朝7時〜夕5時は不在なのか?以前は、即対応していたが、今はNTTの人間が見えない。サービス企業としての信用をなくしている気がする。
 
青天のヘキレキ…
 大阪・入江政則
 席替えがありました。前もっての連絡も無く、実際は夕方に行われたが、「いきなりの席替え」に青天の霹靂を覚えました。会社側の無配慮さが伺われます。
 
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