機関紙「通信労組」
「通信労組」第321号(2008年2月5日)

’08春闘 賃金底上げで生活を守ろう
 正規3万5千円、非正規時給250円以上の賃上げを
この現実を聞いてほしい
 「50歳退職・賃下げ再雇用」者証言
新組合員の声
 モ〜だまっていられない!!
鳴動
通信労組第41回中央委員会(2月2〜3日)
 いかそう憲法・きずこう平和、なくそう格差と貧困
 つくろう公正・安心な社会
 委員長あいさつ(要旨)
 来賓あいさつ
 賃上げ要求で生活防衛を
 世論に広げて包囲の輪を
 集約・委託化で広がる雇用不安
 「50歳懇談会」「ホットライン」で対話進む
 平和・安心を共に築く
希望のネットワークを
 中央委員会特別講演「青年の運動を広く大きく」
  首都圏青年ユニオン書記長  河添 誠さん
笑顔の祭典
 スキー交流会 in 野沢
読者からのお便り
フクちゃん コウちゃん

 
’08春闘 賃金底上げで生活を守ろう
  正規 3万5000円、非正規 時給250円以上の賃上げを

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 春闘アンケートは約3800人(派遣・契約社員からは昨年を上回り730人余)から寄せられ、社員の結果では、40代以上が90%、1万円以上の賃上げが93%、加重平均額3万7794円となっています。非正規雇用労働者からは格差是正の切実な要望、家計簿調査では地域会社の人は貯金を切り崩す生活実態が浮き彫りになりました。
 
 
 
 
 家計簿調査は13人から寄せられ、単月ですが平均約6万円の赤字です。可処分所得(預金引き出し含む)でも4万円を超えています。「毎月あといくら必要か」の問いでは5万円という回答もうなずけます。支出の割合は食費20・4%、教育費15・4%、医療費11・8%となり、3つで5割近くなります。
 これらは定率減税の段階的廃止や医療費の負担増など、大企業優遇・国民への高負担で「雇用と生活」を脅かす政策が反映されたものといえます。
 春闘アンケートの「政府に対する3つの要求」でも、「年金改善と最低保障年金制度の確立」「消費税大増税阻止、低所得者への課税強化反対」「医療・介護・保育・生活保護の改悪阻止と制度改善」で52%となり、庶民負担増への反発が示されています。
 「成果業績賃金制度」では82%の人が「やめるべきだ」と答え、91%の人が、現在の評価制度は「納得できない」と考えていることがわかります。また病気の元凶だとされる「ストレス」を感じさせられていることも重大です。
 
 
 回答者比率は女性が55%、男性が45%で、年齢的には20〜30代が50%、組合未加入は70%という実態がしめされています。
 賃金実態は、800円台が27%(主に契約社員)と派遣労働者では、1200円台が20%と一番多く、1300円、1100円と続きます。労働の内容によるのでしょうが1800円以上の労働者も3%います。全体的には低い賃金に抑えられていることがわかります。寄せられた声も「賃金が安い」「2時間年休や、食事補助など、正社員との労働条件の格差」「雇用の安定」などが多く、通勤費の支給に対しては切実な要求となっています。
 
 
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第41回中央委員会を開催(2〜4面に関連記事)

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 通信労組は、2月2日〜3日千葉・船橋市で08春闘方針を決める、第41回中央委員会を開催しました。中央委員会として初の女性議長を選出し賃金要求では社員3万5000円、非正規雇用労働者・時給250円を決めました。
 今回、千葉労連・門間金初労働相談センター長や、首都圏青年ユニオン・川添誠書記長の特別講演(4面参照)もありました。
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新組合員の声 モ〜だまっていられない!!
 意義ある活動へ参加します

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愛知支部
田口克彦さん
 通信労組に入った理由は、今回、不当な成果主義制度により、D評価を下されたことに端を発し、NTT労組のさまざまな悪行に嫌気がさしたからです。リストラや、企業年金減額の会社への後押し。先物取引商による不正。成果主義賃金制度の提案をした張本人。こんな、最低で卑怯な組合に組合費など支払う必要がどこにも見当たりません。NTT労組の時代はもう終わったと思います。また、評価業績制度で仲間を蹴落とすことまでする。こんなことは情けないと思ったからです。
 今、加入したことで、清清しく思い、意義のある組合費や活動に参加させていただき、働く者の立場や権利を脅かす会社やNTT労組の悪行を阻止し、皆さんとともに闘って行きたいと思います。
あなたも通信労組へ
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この現実を聞いてほしい
 「50歳退職・賃下げ再雇用」者証言

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山形 北海道
渡邊洋一郎さん 新 健治さん
 裁判官忌避後、1月21日東京高裁で新さんが証言しました。会社が地裁で「喜んで選択」に対して、傍聴者も涙する、生活も尊厳も無視した選択であったこと、50歳雇用選択は仕事も生活も変わらないのに、「ある日を境に賃金3割減になり生活がどんなに大変か、この制度を一刻も早く無くして欲しい。そして人間として生きられるように裁判所の判断をお願いしたい」と訴えました。会社選択時には90歳を超える父、冬の家の管理などを考え、単身赴任には精神的な負担を感じた。賃金が減らさられるのは困るが、地元に残る為には子会社の選択しか無かった。渡邉さんは、高齢の両親と、癌を再発し余命1年と言われた奥さんが急速に悪くなり、見ていて苦しかった。「妻から『自分の命はいくばくも無い、最後まで傍にいて欲しい』と言われ地元を離れられない選択肢であった。同郷で関東へ遠隔地に配転され、両親の死に目にも会えない。会社は人権侵害のみせしめ強制配転を現在もまだ強行している」と述べました。2月中に署名を集中しましょう。
 判決は3月26日です。
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鳴動

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 08春闘の本番を迎え、日本社会再生のためにも「大幅賃上げ」を実現する必要があります。大企業は、バブル期をはるかに超える史上空前の儲けを溜め込んでいながら、働く労働者に還元しようとしていません。貧困層を増大させては、少子化に歯止めがかかる訳がありません。▼「賃上げ」は、私たちにとっては「いいこと」でありますが、支配層は、「悪いことだ」と主張し、その昔「会社が儲かれば、その分け前も増えるのだから、汗水流して会社のために働け」と言いました。しかし、今や彼らの言い分は、貧困層の拡大で吹き飛び、成果主義が横行してる現実です▼現在の日本は資本主義社会であり、その本質は階級社会であるということです。「搾取する側か、搾取される側」かが、利害の判断を決定的にしています▼搾取する側の資本家階級は一握り、労働者は圧倒的多数です。労働者一人ひとりは、弱い存在ですから、労働組合という組織に結集し、闘っているのです▼賃上げをはじめとする要求が実現するか否かは、両者の力関係が決めます。ひとりでも多くの闘う仲間を増やすことが、要求実現の最大の保障です。08春闘では「闘う隊列を拡大」し、日本社会再生の明るい未来をかちとろうではありませんか(正雄)
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第41回通信労組 中央委員会(08年2月2日〜3日)
 いかそう憲法・きずこう平和、なくそう格差と貧困
 つくろう公正・安心な社会
 とめようNTTリストラ、めざそう信頼・安心の情報通信

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委員長あいさつ(要旨)
賃金底上げで国民生活向上を
 
執行委員長
山田 忍
 リストラ裁判では東京高裁で忌避の申し立てで2人の尋問を認め、かたくな態度をこじ開けました。全動労や兼松江商の勝利判決で流れも変わってきています。楽観できませんが、2月中に公正判決を求める要請署名を集中し、また企業年金、奥村裁判の勝利は構造改革を断罪するものであり、確信を持って進めましょう。
 組織拡大では大会以後25人が加入しています。最大の特徴は、同じ職場から数人まとまって通信労組に加入されるなど大きな変化がおきています。連続拡大も継続中であり、NTTリストラ闘争が始まって以降、82カ月連続、302人の加入です。
 この成果の上に立ち、第1に、各リストラ裁判で地裁・高裁、あるいは「60歳超え雇用延長裁判」、NTT企業年金裁判で、それぞれ一つでも前判決を上回る成果を勝ち取ることです。
 第2に、グループ内非正規雇用労働者の均等待遇、正規化への制度化に向けて少なくとも時給100円上積みを具体的に勝ち取るため、共同の具体化の追求を強めること。更に公然化を前提にした組織化の中で、要求・交渉を通じ、実態を告発するとともに、何よりも「雇い止め」を許さず、全社員の賃金底上げに全力をあげようではありませんか。
 貧困撲滅・ストップ改憲、08国民春闘こそ、日本経済立て直し、あるいはNTT経営を立て直す出発点として、絶好のチャンスといえます。
 豊かな国民生活、平和な日本を確固とする方向へ全力をあげて奮闘しようではありませんか。
 
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来賓あいさつ
 全労連
中山益則氏
■ギネスに載るような連続拡大を
 42回評議委員会で「なくせ貧困、ストップ改憲!つくろう平和で公正な社会」を掲げ、08春闘を闘います。
 まず格差と貧困の解消めざすことでは、時給1000円は、労働界・野党の共通の認識になっています。働くルールの確立をめざし、これを最低賃金にすることをめざします。
 マスコミも格差是正を取り上げ、経団連も企業と家庭の両立を言わざるをえなくなった。背景には大企業の利益拡大と9年連続の賃上げがないこと、個人消費の伸び悩み、原油高などによる消費者物価の上昇があり、賃上げの客観的な条件はあり、政治を変える条件もあります。
 
 弁護士
志村 新氏
■職場に人間性の回復を
 東京高裁はリストラ裁判で全国で一番早い判決になります。
 地裁では女性の2時間通勤の例はない事実も無視して、会社のいう構造改革が必要だったとして認める不当なものでした。裁判官忌避の後退職再雇用の証人尋問で反論し、人間なら誰でも道理あると判断できる反論をしました。
 最近「食の安全」が問題になっていますが、これらは利益第一主義を追求した結果がもたらしたものであり、NTTも社会的役割や、労働者を無視して進めてきて通信の安全・安心をないがしろにしている。
 この闘いがもっと世間に広がりるようにしていくことが重要です。
 
 千葉労連
本原康雄氏
■共同の輪が広がっている
 農家では米価が下がり、ペットボトル1本の水より安くなってい
ます。時給に換算すると256円、ワーキングプアーと同じです。
 食料自給率を上げるためにも農民とも共同します。
 地域では医療の崩壊が起きています。救急医療でシンポジュームを計画し、これまで考えられないような、看護師会や医師会などから多くの賛同が寄せられました。このように共同の輪が広がる条件があります。地域総対話行動では、老若を問わず対話になります。地域に打って出て、青年ユニオンも含め、組織拡大を進めていきます。
 
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賃上げ要求で生活防衛を
 春闘要求アンケートから
 
 福岡
早野中央委員
 NTT労組の賃上げ断念は労働界全体の運動に水をさす行為で許されない。毎年の「物価・税金・社会保険料掛け金」等の値上げで実質賃金が低下した分を取り戻す賃上げ要求は正当なものです〈東京・福岡・千葉〉暖房費は月に5〜6万円必要で、再雇用者の24万円では20%にも達します。原油高騰の要求書を提出する〈秋田〉年金減額の関係もあり、契約社員の時給1500円の根拠を明確にすべき〈大阪〉諸手当で再雇用の手当類まで3割カットはひどいNTT準拠にすべき〈岐阜〉
 
▼アンケート加重平均に基づき、要求は社員3万5000円、非正規雇用労働者250円、契約社員最低1500円とする。ストライキは10時まで
 
非正規雇用労働者の待遇改善を
 「賃金が低い、労働条件に格差がある、7月の組織変更で雇用不安がある、2時間年休や食事補助を望んでいる〈広島・岡山・四国・宮城〉「1カ月契約」など短期の契約ではなく、「契約期間の大幅な延長」を強く望んでいる。派遣から正社員の適正配置をすべき〈宮城〉協力会社への単金切り下げを止める。通建業界に働く労働者の労働条件を向上させることを発注元として責任を〈京都〉前田組合員は解雇通告後ではあったが、公然化してたたかい、非正規労働者・組合員を激励した。教訓は公然化してたたかうことが望ましい〈四国〉
 
▼非正規雇用労働者の雇い止めなどなど、できる限り公然化をして要求を実現していくことが重要。問題が起きてからでは手遅れになる。
 
成果業績主義賃金制度に不満が集中
 広島
八木中央委員
 成果主義賃金についてのアンケートで会社による評価を適切だと答えた人が、昨年の17・3%から2.7%まで激減しました〈神奈川〉N労組ニュースでも不満がかなり高い数字〈秋田〉「成果主義をやめるべき」との回答が9割になっています〈大阪病院〉成果業績主義賃金制度に不満が集中〈愛知〉
 
▼成果主義制度の弊害を、職場の実態から明らかにして、全労働者の智恵を結集する。「生計費原則」の学習を広げる。
 
アスベスト撤去で安全対策を
 秋田
佐藤オブザーバー
 MDF室でケーブルホール内アスベスト撤去工事をしている、安全対策はできているのか疑問だ〈神奈川〉アスベストで元NTT社員が亡くなった 石綿連絡会ではNTTだけが罹病対策ができていないのではないかの指摘があった。外勤作業で二名作業やガードマン配置は社会の常識になっている。コンプライアンスを守らせる闘いである〈京都〉
 
▼アスベストについては要求に追加をする。
 
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世論に広げて包囲の輪を
 リストラ裁判勝利へ
 
 サポータ要請、オルグ、団体署名、公正な判決を求める要請はがきを取り組みました。リストラパンフの普及やカンパにも成果が現れている〈北海道・東京・静岡・愛知・四国〉
 
▼東京高裁が焦点であり、2月中に公正な判決を求める署名を集中していく。
 
退職再雇用は5年間ただ働き
 東京
高杉中央委員
 50歳継続雇用裁判で@地域会社での契約社員制度は65歳まで働いてNTTより150万円以上の減収,5年間のただ働きとなり、「雇用継続制度」とはいえない。A高年齢者雇用安定法の雇用延長は65歳まで雇用の切れ目なく継続して働くことであり、現在の地域会社での60歳超えの雇用形態は1年ごとの更新であり、希望者全員に、65歳まで継続して雇用するとする立法の趣旨から逸脱しているB2006年に再選択を実施したという会社主張は雇用継続とは全くの無関係で新たな業務運営施策など事業環境の変化にたいする手続きである事を主張した。
 継続雇用裁判での勝利は「50歳退職・再雇用」制度を廃止せざるをえなくなると確信〈大阪〉
 
地元で65歳まで
 継続雇用裁判での勝利は「50歳退職・再雇用」制度を廃止せざるをえなくなると確信〈大阪〉
 「退職・再雇用型」は契約社員として、地域会社に再雇用され、65歳までの雇用を保証していますが、職場が地元から無くなりやめざるをえない場合がある。改正高齢者雇用安定法の制度が活用されません。〈岐阜・四国〉
 
「地元に戻せ」・不当な配転・退職強要許さない
 大分
竹内中央委員
 3月15日に飯野・金子さんを大阪に来てもらい、早期に地元に帰せの支援集会を開く。支部女性部を中心にぜひ成功させたい。全国からの激励のFAXをもらいたい。技術系の平野ビルでも「営業に変わってもよいから地元に」の声〈大阪〉北陸の人を地元に戻すため京都総評の力を借りて支援共闘を1月30日結成。横断幕を新調し、長岡京駅前で宣伝している〈特別/岸本〉一人一人の力を持ち寄り原駅と天白ビルで宣伝している〈愛知〉地元に戻す取り組みをしている〈福岡・大分〉
 10月に福岡への配転打診があり、面談において配転を強行しようとする上長の言動が、精神的圧迫となりついに、病気休暇を余儀なくされました。兵庫センタ長への申し入れや、マーケティング推進部への要請行動など機敏な行動が、配転打診の撤回に結びつきました〈兵庫〉50歳雇用選択で抑うつ病を発症。会社に謝罪を申し入れ弁護団とも相談し闘うことを確認した。会社はなんとしても退職に追い込むために、「満了型」を選ばないように労働者に攻撃をかけています。雇用選択においての「自由選択の保障」の実現、そして「50歳退職・再雇用制度」の廃止の声をさらに大きくしていきたい〈大分〉
 
▼単身赴任や長距離通勤の人数や実態を把握しながら、NTTの理不尽さを社会的に明らかにしていく。
▼配転元・配転先の連携をしながら粘り強く取り組むことが重要。
 
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集約・委託化で広がる雇用不安
 職場再編の闘い
 
 岐阜
小林中央委員
 「これ以上の委託をやめNTTで業務を行うこと」を要求し、「団塊の世代の退職」と「技術の継承」は会社も認めている問題。「非正規労働者の直接雇用、正社員化」を〈宮城〉
 広域集約で職場がなくなったり遠隔地になり働けなくなる。経営者責任を放棄し約束違反している。仕事の確保を〈北海道・岐阜・四国〉
 総合会社の業務でエンジニアリング業務と所内系現地保守業務の一部を残しME社に移行すると言う〈埼玉〉故障修理の職場では、IP系の故障が多く毎日のように時間外勤務です。NTTは保守体制を全く考えていません。116業務の拠点集約で東京から無くなる。所内SOもこれがすんだら不要となる。社員のいないNTTになるという。お客様サービスの低下など重大な問題です。料金部門などの集約も進められ、雇用への不安が広がっています〈東京〉時間外や土日・祝日などには、派遣社員しかいない職場がある。正社員がいないため、責任ある対応ができない場合が多く、正社員の適正な配置の要求を〈埼玉〉集約する業務は、非正規雇用労働者への置き換えが進み5割から7割が担っています。集約先の職場では受け入れ準備でどちらも非正規雇用労働者の雇い止めが行われています。物扱いをやめさせるたたかいです〈岐阜〉ブロック集約は10年前に破綻した。オペレーション一部集約というがその業務内容を今から検討するというお粗末〈三重〉
 
土・休日勤務、導入撤回署名を提出
 神奈川
土方中央委員
 土・休日勤務を強行実施で、外販に携わる社員の千住センタ80%、成増センタ73% 多摩センタ30%でアンケートを回収。導入撤回を求め、職場有志の共同のたたかいをどう発展させるか 宣伝ビラ・昼休み集会の継続などを検討しています。NTT労祖では組合員の生活と権利を守ってくれないと、12人が脱退しました。〈東京〉職場で不満が多く出され、組合の違いを超えた対話も進みました。取り組んだ署名には対象者のうち6割が応じ、センタ長あてに有志で提出しました。
 会社側には大きなインパクトになりました。祝日休の「休日願い」拠出強要・理由の特定問題、週休が分断され土日の休みが少ないことなどに対する不満も多くあり、今後さらに撤回を要求したたかうことが求められています〈神奈川〉特連休暇は4回までは代休だがそれ以上は切り捨てなのは平等でない。実態調査すべき〈岐阜〉
 
▼政策委員会を機能させ情報通信のあり方について、論議を深めていく。職場を残す闘いは、議案書18ページの13項目を要求して取り組む。
 
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「50歳懇談会」「ホットライン」で対話進む
 組織強化拡大の教訓
 
仕事と評価に不満集中(懇談会から)
 大阪
宮崎中央委員
 「仕事に不満・精神的まいってしまう」などの相談で、「50歳懇談会」に参加。会社とのやり取りや悩みを話し合うなかで加入。今年度は50歳以下の「アンダーフィフティ懇談会」を開催する〈大阪〉対話会で「中期事業改革」の全容と加入を訴え。30代・40代の仕事に対する思いや「50歳退職再雇用制度」に対する思いを聞けた。積極的に開催する必要性を痛感した〈兵庫〉懇談会で退職金や今後の賃金などで不安が語られ「一緒にやろう」の呼びかけで加入。D評価で、課長は「人数が割り当てられて」といういい加減さに憤って加入〈愛知〉「非正規組合員学習交流集会」に参加され、職場の状況を交流して、契約社員が一緒に要求実現むけて頑張りたいと加入〈大阪〉
 
組合対応が心強い(ホットラインから)
 愛知
今木中央委員
 「50歳再雇用選択であきらめていたが、だんだん納得できなくなってきた」とメールがあり、対話で「組合対応が心強い、残りの10年同じ苦労するなら、自分の選んだ道で苦労した方が良い」と加入。粘り強く「空白のビル」にビラを配布したことが実を結ぶ〈特別/阿部〉「組織変更のなかで常に『雇止め』の心配、心休まるときがない」と悩みを相談。「働く仲間として私も頑張りたい」と加入〈宮城〉「ホットライン」ビラの内容を工夫して支部ニュースを配布。「50歳選択やめてほしいよ」「新聞らしい新聞だね」などの声が聞かれ、メールには、「組合員が悩んでいる時こそ労働組合の真価が問われる時期である。組合費は何のために支払っているのか」〈東京〉
 全国交渉団会議と首都圏会議は好評だった。要求書を提出し実りある春闘にしたい〈埼玉・岡山〉
 
▼ホットライン開設で、たくさんの相談が寄せられている。今後恒常化も検討する。
 
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平和・安心を共に築く
 地域と共同草の根運動
 
憲法を守る
 兵庫
本岡中央委員
 「住吉・平野9条の会」NTT大阪革新懇の3者共催で「戦争をしない国」の自主映画会を成功〈大阪〉
 「3.1ビキニデー」土曜なので全国から参加してほしい〈静岡〉
 単独で事務所まえの駅頭にて憲法署名と宣伝行動を取り組み1時間で「こんなに署名がもらえるとは思わなかった」との感想。9条の会を中心に、署名、映画「日本の青空」の鑑賞等を取り組む。〈東京〉
 
災害時の公衆電話は命綱
 「学校や病院には公衆電話の確保」のため要請し「理解を得た上で対処したい」と回答し一定の成果。しかし災害避難所に指定の公衆電話でさえ「採算がとれないから撤去します」(読売新聞)全国で災害避難所指定小中学校の公衆電話設置状況を把握するとともに、NTT総行動でも取り組む必要〈兵庫〉地震等の災害発生時の災害用伝言ダイヤルの利用はすべて無料に〈大阪〉113番受付は一カ所の受付に集約された。災害の対応など、少なくても各県一カ所は最低必要〈四国〉
 地球温暖化問題の取り組みも。電通うたごえ祭典の成功を〈北陸〉
 
▼出された意見は決定集に盛り込んでいく。
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希望のネットワークを
 [中央委員会特別講演]青年の運動を広く大きく

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 首都圏青年ユニオン書記長
河添 誠さん
 中央委員会2日目(2月3日)、首都圏青年ユニオン書記長の川添誠さんが、「貧困と労働基準法以下の労働条件の拡大と対抗する運動を」、と題して特別講演を行いました。
 川添誠さんは、青年がほんの小さなお金がないためにつまずいている例として、派遣社員として工場で働いていた労働者が、工場の都合でラインが止まると、ラインごと首を切られ、日々のわずかなお金がなくなり、日雇い派遣で明日の仕事を探すことになるのですが、生活は安定しなく、コンビニで夜を過ごす状態となってしまい、私たちと出会い生活保護申請を受けることになりました。
 語学学校の講師を退職したが、最後の月分の賃金未払いで相談を受けましたが、新しい仕事を見つけても、その仕事場に行く通勤費もなく、青年ユニオンで援助しました。月額支払いの仕事に着くには1カ月分の生活費と通勤費が最低必要なのです。それが無いから日銭を稼ぐしかない現実が語られました。
 青年の状況は、労基法以下の労働環境があり、違法の3点セット(残業代未払い、有給休暇なし、社会保険・雇用保険未加入)が横行しています。賃金制度での格差だけでなく、最低限の労働条件を守らせる事が必要であり、青年が希望の無い社会になることは重要な問題だと述べました。
 「反貧困助け合いネットワーク」を立ち上げ、日銭を稼ぐ為に明日の仕事しか考えられない状況を変え、未来に希望の持てる社会にする事を運動の正面に掲げて、青年ユニオンの運動を広く大きくしていきたい。全国の働く皆さんのサポート登録をお願いしたいと訴えました。
 
◆反貧困たすけあいネットワーク
 ●月会費300円から病気など助け合い1日1000円
 ●メール tasukeai-net@seinen-u.org
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笑顔の祭典
 スキー交流会 in 野沢

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 2008年通信労組スキー交流会は1月12日〜14日の日程で、長野県野沢温泉スキー場で約60人の参加者で開催されました。天候は曇り時々雪、3日目は晴れでまあまあの状況。恒例のスキー教室は4班に分かれてレベルアップに努め「うまくなった」「楽しかった」の声。夜は初日がうたごえ交流会、2日目は大交流会で盛り上がり「来年は大阪に負けないようにしないと」との声もあがるなど大いに楽しませていただきました。参加者のみなさんお疲れ様でした。
安保
 
みんなそろって、はいポーズ
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読者からのお便り

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良心もって…
 大阪 中川芳美
 都島センタでは、通信労組は「調査・営業」の分だけをし、個人情報保護・企業のコンプライアンス・消費者保護の観点からどうしてもお客さま情報を守れないような「アンケート」(調査)のやり方には応じられないとみんなで会社を追及しています。
 今、あちこちで消費期限書き換え、食品偽装など企業の不祥事が続く中、企業理念を守れないような会社の方針には徹底してたたかうのが私たち通信労組の良心ではないでしょうか。
 
嬉しい組合員増
 愛知 増田 誠
 組合員がこの12月に2人増えました。うれしい限りです。1人は45歳の労働者で「D評価」にされ、会社のいい加減さがきっかけ。もう1人は50歳選択対象者。本体に残る決意です。不透明な「成果・業績主義」賃金制度と「50歳退職・賃下げ再雇用」制度は本当に辞めさせたい。
 
真の目覚めは…
 大阪 ヒロ
 私は事情有ってNTT労組の組合員ですが、判りやすい情報を得る為に通信労組新聞を購読しています。『組合への期待込め、春の目覚め』と言える様な組合に成って欲しいのですが、今のNTT労組では…無理でしょうね。『政治への信頼込め、春の目覚め』『会社への感謝込め、春の目覚め』と言える、そんな世の中に成る様、通信労組さんの活動に期待します。
 
あと3カ月
 福岡 堀 謙治
 定年まであと3カ月になりました。色々ありましたが、懐かしい思い出ばかりです。通信労組に入って良かったと感謝しています。今、年金の申請や書類の提出など大変。昔は多分庶務課の人とのやりとりで、簡単にできたのでしょうが…。
 
がんばる年に
 山口 小田恵子
 「来年7月を目途に、会社はまたまた、再編リストラを予定しています。職場では、同じ所で働けるということで、50歳退職に応じたのに、別ん職場に行けとは約束が違うと怒っている。12月1日の岩国集会の成功などに元気と勇気をもらって、小さな力を振り絞って、政治を会社を変えていきたい。
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フクちゃん コウちゃん
  第121回 byけいこ

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