機関紙「通信労組」
「通信労組」第312号(2007年5月5日)
ストップ 海外で戦争する国づくり
　なくせ格差と貧困　労働法制改悪反対
　
07春闘回答（賃金関連概要）
　８年ぶりの有額回答
　
新組合員の声
　モ～だまっていられない
　
「鳴動」
　
ＮＴＴ　法令違反の偽装請負が発覚
あなたの職場でもありませんか　偽装請負
　
ＮＴＴリストラ裁判
　不当判決に控訴　６日大阪　11日東京
　　「公正な審理を求める」団体署名を開始
　
「提言」
　新しい気運をとらえ組織の拡大強化を
　
生計費原則の賃金めざして(下)
　団結こそ要求実現の力
　成果業績の賃金制度、廃止のために
　
総務大臣「遺憾だ」
　「ガイドラインにもとづき公表を」
　ＮＴＴ西　６万人社員情報紛失
　
最近のとりくみ・動き
　
シリーズ人　４　十人十色
　
組織拡大月間４月１日～５月31日
　共済と合同で開催
　組織強化･拡大オルグの成功を
　
改憲手続法の強行採決反対！
　徹底審議をおこなえ　４･12中央行動
　
本の紹介
　最後の無線通信士たち
　
フクちゃん　コウちゃん
　
読者からのお便り
　
◆ ストップ 海外で戦争する国づくり
　なくせ格差と貧困　労働法制改悪反対
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　たたかうメーデーの歴史と伝統を受け継ぎ、５月１日「働く者の団結で生活と権利を守り、平和と民主主義中立の日本をめざそう」をスローガンに第78回メーデー全国３６９会場で開催されました。雨が降るなか、中央会場では４万２千人が参加し、各会場では「戦争する国づくり」への道をひたすらつき進もうとする安倍内閣に対し「憲法９条を守ろう」「改憲手続き法案を許すな」「政治を変えよう」と怒りを込めたシュプレヒコールが会場に響き渡りました。
　
大阪・扇町公園では10000人が参加
　
愛媛中央会場には1000人が集合
　
千葉
　
兵庫中央会場では2500人が参加
　
岩手
　
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◆ 07春闘回答（賃金関連概要）
　８年ぶりの有額回答
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１、 月例賃金
主要８社
５００円相当の改善（５００円を成果手当３・扶養手当７の割合で配分）
扶養手当子等２名以上１千円
成果手当（具体的には別途）
２、 特別手当（年間）
ＮＴＴ東日本の場合
１３２万２千円相当（40歳一般１級）
３、 キャリアスタッフ・契約社員
（フルタイムのみ）時給10円引き上げ
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◆ 新組合員の声
　モ～だまっていられない
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▼ たよりになる組合
　東京支部　中島とし子さん
ＮＴＴ東日本　コンシューマ事業推進本部　東京センタ　成増第１営業担当
　電電公社に昭和47年に入社。定年まで「情案」のつもりが「50歳定年」制度ができ、「満了型」を選択したため成増に飛ばされました。
　ここでは「掃き溜め」扱い。働く者たちの設備が何もなく、私も課長を通して会社側に冷蔵庫・湯沸かしポットなど要求しました。Ｎ労組が高い組合費だけとって組合員のためのことを何もせず、いろいろな要素が重なり、ついに怒り爆発で３年前に脱退。しばらくはどこの組合にも所属しませんでしたが、昨年「大殺界」だったのか大怪我をしてしまい、親身に心配・相談にのってくれる通信労組の友人のおかげで加入を決意。
　ここで中島の独り言「みなさーん自由に使っている冷蔵庫・湯沸かしポットは要求したからあるんですよ。黙っていたらコーヒーもお茶も飲めないんですよ～！」
　
▼ 評価制度の廃止を
　東京支部　深井　裕雅さん
同　千住第３営業担当
　私は入社当初からＮＴＴ労組に加入していました。しかし、曖昧な如何様にでもなる評価制度を支援し、推し進めています。又、組合員の利益となるように活動すべきなのに、その逆を行っている様にしか、私に思えません。そんなＮＴＴ労組を約２年前に脱退しました。
　今回、縁があって非組合員から通信労組に加入させてもらう事となりましたので、宜しくお願い申し上げます。
　
あなたも通信労組へ
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◆ 鳴動
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　いま「引き出し屋」という産業があり厚生労働省は莫大な税金を投入して、この事業を委託しています。これは引きこもりの若者を家から引出し、社会生活ができるようにする事業です。先般、人権を尊重しないやり方がありました▼どうして若者が世の中に出ようとしないのか。ほとんどの場合は怠けではなく、出たいと思ってはいるが、出る事ができないのです。自分に対する自信が、とことんないからです▼昨年４月に名古屋市のＮＰＯ法人アイメンタルスクールで、26歳の男性が職員らの暴行による外傷性ショックで死亡するという事件がありました。ひきこもりだった人が、本人の同意なしに拉致され、入寮させられておきました▼今年３月の名古屋地裁の判決は、執行猶予付の４年でした。引きこもり支援者や家族を激しく揺さぶった事件なので注目していました。「引き出し屋」のこのようなやり方や、命が失われたのに、４年という刑にも疑問を感じます▼背景には、不安をあおり立てるメディアの責任、拡大する支援の産業化、善意という動機のはらむ暴力性などが根深く絡みあった問題があります。若者が自信を持ち、希望を持って生きていける世の中を、早く作りたいと強く思いました。（実）
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◆ ＮＴＴ　法令違反の偽装請負が発覚
あなたの職場でもありませんか　偽装請負
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　４月３日・４日と連続して、ＮＴＴ東・西会社の偽装請負事件を『読売新聞』が１面で報道しました。いずれも家電量販店に常駐させている販売員（ヘルパー）対して請負契約でありながら、派遣契約のように労働者の人数やスケジュールなどの業務体制について指示をし、本来定額の請負代金についても実働時間に応じて増減させていたというものです。
　
　『読売新聞』によれば、ＮＴＴ東日本が、傘下の17支店で、２００３年以降Ｂフレッツ販売を複数の派遣会社と請負契約で委託していました。派遣会社はＮＴＴ東から請負場所として指定されたヤマダ電機などの家電量販店10社以上の店舗で、販売員（ヘルパー）を常駐させていました。しかし、ＮＴＴ東日本は本来指示できない人数やスケジュールなどの業務体制について請負契約で詳細に指示し、定額でなくてはならない請負代金についても派遣契約のように実働時間に応じて増減させていたというものです。
　さらに、ＮＴＴ西日本管内でも２００３年以降、33支店においてＢフレッツ販売で、同様の事象があることを報じています。
　ＮＴＴ東日本は、「今年１月に請負契約内容を見直すなどの是正措置を行なった」としていますが、西日本では「３日の調査でわかった」とし、広報室コメントでも「社内指導が不十分だったと反省している。今後は法令順守を徹底したい」と法令違反を認めています。
　企業の偽装請負問題が社会問題化している最中での発覚は、あらためてＮＴＴ東・西の企業体質が問われることになりました。
　
◇ なぜ問題なの？偽装請負
　派遣労働者は労働基準法や労働安全衛生法が適用され、これらを守る責任が派遣元・派遣先にあります。また権利や不安定雇用など不十分ですが労働者派遣法に基づいています。派遣業は厚生労働省の許可が必要です。
　請負業は許認可の必要がなく、請負には派遣法が適用されません。大手企業などで偽装請負が横行する背景には、正社員や派遣労働者に比べ、人件費の抑制や、仕事量に応じた人員調整がしやすい点です。
　請負は派遣法の適用を逃れ、雇用関係をあいまいにし、雇用契約のない発注元から指揮命令を受け、低賃金や長時間労働、突然の解雇など劣悪な労働条件や不当な扱いを強いられる一因となっています。
　請負と派遣の違いは図のようになり、注文先（注文主）からの指揮命令関係がありません。
　ＮＴＴコミニケーションズでは、組合員から「偽装請負ではないか」との指摘を受け、請負契約における指揮命令の関係の調査が開始されています。地域会社でも実態の把握が必要です。
　ＮＴＴ会社が急速に進めてきた非正規化の流れの中で生まれた不正といえます。通信労組は、事件の解明と厳正な対処、労働者の非正規化の是正を求めています。
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◆ ＮＴＴリストラ裁判
不当判決に控訴　６日大阪　11日東京
　「公正な審理を求める」団体署名を開始
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　先月の大阪・東京各地方裁判所のＮＴＴリストラ裁判判決は、いずれもＮＴＴの言い分のみを認め、労働者に対しての不利益を認めない不当なものです。
　これに対して、大阪は４月６日に原告21人、東京は４月11日に原告全員の９人がそれぞれの高等裁判所へ控訴しました。
　判決は、ＮＴＴのリストラ手法を裁判所が容認し、労働法制の審議にも悪影響を及ぼします。「労働者に対する全面挑戦である。組織の存在価値をかけて全力で支援する体制をとる」（全労連議長）のように、全労働者の問題としての取り組が必要です。
　各原告団と全労連ＮＴＴリストラ闘争本部は、「地元に戻せ」の運動とともに高等裁判所に対して「労働者の生活と権利を著しく踏みにじり、会社側が主張・立証しない事実まで認めて「構造改革」リストラを一方的に擁護する偏見と事実誤認に満ちたもの」「ＮＴＴのような膨大な利益を上げている企業が、いつでも労働者の賃金を引き下げられるリストラを容認することになれば、日本の５０００万労働者は生活不安、雇用不安が蔓延し安心して働くことが出来ません」として、公正な審理を求める要請の団体署名を開始しました。
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◆ 提言
　新しい気運をとらえ組織の拡大強化を
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　２０１０年問題を前に、ＮＴＴ東・西の「雇用と労働条件の三層化」への具体化が始まっています。
　現在の非正規労働者のうち、キャリアパスといわれる有スキル者を正社員化し、技術とスキルの継承を図ろうとするものですが、正社員化への道は決して平坦ではなく、しかもその処遇体系は、年齢に関係なくＮＴＴ水準の７割～８・５割をさらに引き下げ、６・５割水準のエリアまで設定されており、ＮＴＴ労働者の低賃金の固定化と、企業への忠誠度をものさしにした非正規労働者への差別と選別を定式化するものです。
　今、全国各地で非正規労働者からの労働相談が寄せられ、通信労組に入ってたたかいたいと願う労働者が急増し、「働き場所を選ぶ」ことから、「ＮＴＴのなかで労働者として人間として扱え」という切実な要求に発展しているのです。
　50歳選択時点で通信労組に加入した組合員の要求は「もっと組合員を増やして欲しい」と切実で、50歳以下のＮＴＴ労働者も「どんなことがあってもＮＴＴにしがみつく」と漏らしています。
　職場労働者としっかりと交流・討論を重ね、要求実現の共同行動のキッカケを作り出すことが今ほど求められている時はありません。
　新自由主義は、まともな働き方を突き崩し「生産性のない労働者の生きる価値」さえ否定しています。
　憲法25条は「全ての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と宣言し、労働基準法の第１条では、「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営む必用を充たすべきものでなければならない」として、その生存権ならびに労働条件の最低基準を指し示しています。
　非正規労働者も含めた切実な要求の広がりと、新しい気運をしっかりとらえ、通信労組組織の拡大強化をＮＴＴ労働者とともに全組合員共通の課題に位置付けましょう。
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◆ 生計費原則の賃金めざして(下)
　団結こそ要求実現の力
　成果業績の賃金制度、廃止のために
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　通信労組は、労働者が家族を構成しその生活を支えるために、独身時代⇒結婚、子育て（育児・小中高・大学）時代⇒住宅の取得⇒老後（退職後）の暮らしを準備する時代を通じて、人間らしく豊かに暮らせる賃金水準を基準内賃金として確立するためにたたかっています。
　
◇ わかりやすい生計費原則の賃金体系が必要
　通信労組は、年齢賃金と経験賃金を基礎とした基準内賃金（別表）には「評価制度」を持ち込まず安定した賃金の保障を確保し、ライフサイクルに必要な扶養手当・教育手当・住宅手当など、適正な水準設定を行いました。
　すべての労働者が老後まで安心して暮らせる賃金水準を確立することが必要です。
　
◇ 大幅賃上げは当然の要求
　ＮＴＴは、成果業績主義賃金の導入、50歳退職再雇用制度の導入、企業年金の改悪など、労働者に過酷な犠牲を強要し、賃金削減を強行してきました。とりわけ、50歳「退職・再雇用」制度は、月例賃金・ボーナス・退職金・年金まで低下させ、労働者の暮らしを破壊しており、なんとしても廃止させなければなりません。
　私たちの大幅賃上げ要求は、いま差し迫っている生活苦から脱出するための当然の要求で、会社にはそれに応じるだけの充分な財政力をもっているのです。
　
◇ 政治の転換で社会保障制度の充実を
　ＮＴＴ労働者の退職後の生活は厳しく、平均寿命（約20年）をクリアするための生活費は７～８０００万円だと言われており、とても公的年金だけではやっていけません。
　今日、医療・年金・税金（サラリーマン増税・消費税増税）制度が大改悪され、国民のくらしが圧迫され「格差と貧困」が広がっています。私たちの暮らしは、賃上げだけでは守ることはできません。国の政治を「国民本位に転換させる」ことが必要になっています。
　
◆ 通信労組と共にたたかいましょう
　労働基準法の第１条で「労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきもの」と規定しています。労働者の生活向上を保障できない賃金制度は、労働意欲を失わせ、企業活力まで衰退させることとなります。
　今、必要なのは、「たたかわない労働組合」の支配をうちやぶり、労働組合の違いをのり越えて「要求で一致」する共同行動を大きく発展させることです。通信労組と共にたたかいましょう。
　
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◆ 総務大臣「遺憾だ」
　「ガイドラインにもとづき公表を」
　ＮＴＴ西　６万人社員情報紛失
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　この問題は、ＮＴＴラーニングシステムズが行なったフロア移転作業（３月２日～５日）の際にパソコン１台が不明となり、西日本グループ６万３１３７会社所属社員名分の氏名、氏名コード、年齢、生年月日、性別、現社員資格、在給年数、経歴等のデータが紛失していたものです。通信労組は西会社に対し、社員や通信労組に対して書面で謝罪を行なうことや事件の公表を要求していました。また、４月10日の衆議院総務委員会で、日本共産党の吉井議員は、「個人情報を厳重に管理すべき電気通信事業者であるＮＴＴ西日本で、こうした事故が起きたことは極めて重大だ。しかも、事故発生から１カ月を経過しているにもかかわらず、ＮＴＴ西日本は公的な説明も謝罪もしていない」と批判し、公表を求める確認を行いました。菅義偉総務大臣は社員情報とはいえ「遺憾だ」、「ガイドラインに基づき公表するよう要請する」と答弁しました。
　今日、他企業においても、大量の顧客情報や社員情報が流出し、それが不正利用される被害も出て社会問題となっています。ＮＴＴ西日本は、やっと４月25日に公表し、口頭にて通信労組に謝罪しました。
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◆ 最近のとりくみ･動き
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● 不当配転に抗議　４･２ストライキ
　４月２日午前９時から11時まで京都・長岡京ビル、大阪・西淀川ビルへ遠隔地配転された愛知の３人が指名ストライキに突入しました。ＮＴＴ内本町ビル（大阪）前に午前８時から、京都・兵庫からの激励者も駆けつけ、突入集会を開催しました。
　西日本は昨年12月にマーケティング推進部門・名古屋ＰＴが設けられ、関西圏への遠隔地配転は道理がありません。「雇用継続者」に対する「見せしめ・嫌がらせ」であり許されません。
　
● 地域･広域会社部会（関西）発足
　 　４月13日大阪国労会館で、大阪・兵庫・京都の各支部・地域分会代表と本部が参加し、第１回地域・広域会社部会が開かれました。地域会社では、１１６、料金部門、宅内故障修理部門等の全面委託化や大量退職（２０１０年）をにらんでの「人材活用施策」の展開などの、地域・広域部会での活動や各職場状況の交流・情報の共有など連携の強化を図るために関西協議会を設けることを決めました。
　今後、定期的に集まり活動に反映させます。
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◆ シリーズ人　４　十人十色　
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◇ シンプル･イズ･ベストで
　11万リストラのさなかに勤続30年を迎えました。私はＮＴＴに残って単身赴任の命令がきたら裁判をしようと考えていましたが、家族や年老いた両親のことを思うと、賃金３割カットを選ばざるをえませんでした。
　何も悪いことをしていないのに、賃金３割カットは納得できません。教育費の波がくるのも50歳ぐらいからです。これからは貯金を取り崩して生活していかなければなりません。また、退職後の趣味もあきらめざるを得ません。誰がこんな会社にしたのか。怒りを通り越してただただ情けない思いです。
　ＮＴＴは社員のことを本気でバカにし、平気でいじめているのです。昔のＣＭで「未来を考える人間企業ＮＴＴ」というのをテレビで流していましたが、私が思うのは「社員の未来は全く考えないハレンチ企業」これが今のＮＴＴだと強く思います。こんな会社やＮＴＴ労組に一泡、二泡ふかせたい。
井口　進　さん
通信労組福岡支部
ＮＴＴ西日本－九州設備部
サービスサポートセンタADSL担当
1956年生まれ
子どもの誕生が最高の嬉び
サイクリング、ウォーキングが趣味
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◆ 組織拡大月間４月１日～５月31日
　共済と合同で開催　組織強化･拡大オルグの成功を
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　この間72カ月の連続拡大が達成され、この流れをもっと大きく、確実にするため以下の要領でオルグ会議を開催します。
　また、５月末は通信労組共済の切り替え時期でもあり、口数増加運動の成功とあわせて成功させましょう。

オルグ内容
　①活動の手引き
　②通信労組26年の歴史
　③組織拡大の意義
　④共済の加入口数増加にむけて
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◆ 改憲手続法の強行採決反対！
　徹底審議をおこなえ　４･12中央行動
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　４月12日、07春闘統一行動日として全労連・春闘共闘が提起し、（労働法制中連や公務労組連、国民大運動、共同センターなど六者共催）として「改憲手続法の強行採決反対」「実効あるパート労働法を実現しよう」「時給１０００円を」と、多くの労働組合や民主団体による国会前座り込み行動がおこなわれました。
　
　12日は、自民・公明与党が改憲手続き法の委員会採決強行を狙おうとする緊迫化したなかでおこなわれ、国会前行動では、全労連の坂内議長が「改憲は海外で戦争する国づくりをめざすもの。世論調査を見ても国民は法案成立を望んでいない」「廃案にむけた条件はある、最後までたたかいぬこう」と訴えました。
　日本共産党の笠井衆院議員は、改憲手続法について、①19時間余りしか審議しておらず、国民の多くはまだ知らない②改憲のための手続法を国民は必要と思っていない③法案上の問題点など報告し「いま法案採決でなく、徹底審議が必要。大義と道理は与党でなく、国民にある。廃案にむけて全力をあげていこう」と参加者を激励しました。
◇ 統一行動に参加して　本部・志賀
　午前11時からの国会前座り込みには、大阪から駆けつけた仲間も参加し、１４００人にもふくれあがりました。自由法曹団の坂本・今村両弁護士も激励と決意を述べ、日本共産党の笠井衆院議員が緊迫化する国会情勢を報告しました。
　ＪＭＩＵは、５００人の国会請願デモを展開、エールの交換で相互激励となりました。
　夕方の日比谷野外音楽堂で開催された「大集会」には、５０００人が結集。通信労組は、首都圏支部の仲間と国会に向けたデモ・請願行動に参加しました。
　
◇ 「九条の会」も奮闘
　各地で結成されたＮＴＴ職場「九条の会」も改憲法案反対のチラシや、会員への奮起を促すニュースを発行して奮闘しています。
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◆ 本の紹介
　最後の無線通信士たち
電通文芸同好会事務局長　
　　　　　　西山正一郎
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　電通文芸同好会の「窓」に好評連載された「銚子無線廃局物語」第１部が完結しました。作者が定年退職を期に加筆し、「最後の無線通信士たち」として自費出版され、銚子無線局廃止反対の闘いを克明に描いています。部数に限りがあり、下記連絡先へ確認のうえ、送料の80円切手を同封して、お申し込み下さい。
連絡先 075-705-1316
メール madokobo@js3.so-net.ne.jp
申込先 〒187-0012
東京都小平市御幸町117-1-401
菊地長二宛
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◆ フクちゃん　コウちゃん
　　第112回　byけいこ
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◆ 読者からのお便り
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▼ ＮＴＴの無法正して…
　　新潟　Ｋ・Ｈ
　家族と一緒にいたいという当たり前の望みをＮＴＴは受け入れてほしいです。ＮＴＴの無法を正すため裁判ではぜひがんばってほしいです。
　
▼ もうすぐ春
　　島根　田中　昭
　松江はまだまだ本格的な春にはならず寒い毎日です。それでも植物は成長し、しだれ桜は満開から、チラホラになっています。労働相談センターの仕事で、ＮＴＴグループ会社の契約社員が、ローカルユニオンに加入しました。３月30日には、会社に対して、加入通知・団体交渉申込書・要求書を送りました。
　
▼ 通信労組の出番です
　　大阪　橋本節男
　評価制度が不公平が蔓延する中で怒りが渦巻いています。ある課長は「飲み会に付き合わない奴は評価が低い」と公然というと聞きました。仕事の評価でないことは明らかです。別の職場では、管理者のひどさに皆で話し合い、連名で上部機関に管理職を辞めてもらうよう意見を上げたと聞きました。過激に一揆主義的でなく話し合って決められる、職場の団結をうれしく思いました。60歳満了型を選び通信労組に入ろうと考えている人が増えている。との報告もありました。通信労組の出番が増えてきていることを感じています。
　
▼ 世の中変えるのはいつも労働者
　　滋賀・北村富雄
　ＮＴＴは「50歳定年制」があると職員の声を聞く。『労働者だけの制度』にすることなく『経営者』にも適用する必要を今痛感してならない。「新組合員の山崎さんへ」世の中をかえるのは、いつの時代も「労働者」ですネ。がんばりましょう。楽しめる記事が少ない中、地元へ戻った駒井清美さんとの交流は他人事とは思えなく家族全員で喜びあいました。人は闘うから改善へ向くのでしょう！
　
▼ 傲慢なＮＴＴに鉄槌を！
　　兵庫　沓掛晴赴
　大阪地方裁判所で、ＮＴＴリストラ配転事件で原告３名に「配転は違法」として慰謝料の命令があった。ＮＴＴ厳しく断罪されたことを重く受け止めろ。毎日アンケート調査で大変です。人と話すのが苦手な私ですが、これも修行だと思えばがんばれます。
　
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