機関紙「通信労組」
「通信労組」第314号(2007年7月5日)

自衛隊が国民監視
「美しい国」はやっぱり「こわい国」
もう黙ってられない
参議院選挙(公示7月12日投票7月29日)でこたえをだそう
 
「税源移譲」と「定率減税」の全廃で
 1兆7千億円の庶民大増税に
 
西日本7.2指名スト
不当配転に抗議
 山下さん・後藤さんを地元に戻せ!
 
鳴動
 
株主配当は9000円 労働者へは500円
連続して1兆円超えの営業利益
18年度NTT連結決算 19年度事業計画を見る(上)
 
九条の会ガンバル
 岡山に「会」発足
 
シリーズ@
憲法9条をまもろう
常にアメリカが「憲法変えろ」と圧力
 
提言
労働者を人として扱え 後藤さんを即刻大分へ
 
「全社員営業マン化は中止を」
 通信労組・宮城が要求書を提出 
 成果主義で追い込む社員犠牲の全員販売
 
シリーズ 人 6
 
5月31日静岡→6月26日京都
非核・平和を熱く
 第50回国民平和大行進
 
本の紹介
 
読者からのお便り
 
フクちゃん コウちゃん

 
自衛隊が国民監視
「美しい国」はやっぱり「こわい国」
もう黙ってられない
参議院選挙(公示7月12日投票7月29日)でこたえをだそう

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 6月14日に、「自衛隊による違憲・違法な国民監視活動についての報告・抗議集会」が東京都千代田区の憲政記念館で開かれました。全国から平和団体、法曹関係、学者や宗教者など194の団体、個人570人、通信労組本部も参加しました。日本共産党の志位和夫委員長が、自衛隊情報保全隊による国民監視活動の問題点などについて報告し、「国民を敵視する違法な監視活動をただちにやめよ」と糾弾しました。
これはもう国家的犯罪だ
 諸外国からも危惧の声が
 この集会は、6月6日に、日本共産党が自衛隊による国民監視の実態を示す内部文書を発表し、メディアも大きく取り上げるなか日本共産党の呼びかけで開かれたものです。
 監視活動の対象は、自衛隊のイラク派兵問題にとどまらず、年金問題、医療費の問題、消費税の問題、国民春闘など、自衛隊に都合が悪いと仕分けした国民の活動に、「反自衛隊活動」というレッテルをはり、「敵」とみなして、監視していました。
 内部文書の記載では、新聞記者の取材、基地周辺のヘリコプターの騒音への苦情などに「反自衛隊活動」され、映画監督の山田洋次さんや、高校生のピースウォークまで監視されていました。
 自衛隊についてはこれまで、「文民統制」(シビリアンコントロール)と、「政治的中立」を大原則としてきました。ところが逆に自衛隊が国民を監視し、しかも「敵」とみなして活動していることは、まるで戦前の特高・憲兵のような背筋が寒くなる恐ろしいことです。
 このことは憲法を改悪して海外での戦争を可能にすることと結びついており、即刻やめさせなければなりません。
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「税源移譲」と「定率減税」の全廃で
 1兆7千億円の庶民大増税に

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 今月の給与明細は住民税が大幅に増えています。これは定率減税が廃止され、「税源移譲」が重なったからです。政府は、国に入る所得税3兆円を自治体に入る住民税に移しました。所得税を減らして住民税を増やしたのです。
 定率減税は所得税の20%、住民税の15%を税額から羞し引く制度でした。ところが自民党と公明党が07年に全廃することを決めてしまい、所得税と住民税あわせ1兆7000億円の住民税大増税という形であらわれたのが今度です。
 税金の総額は変わらない説明がされていますが、間違いなく定率減税の廃止分は増税で、大企業と大金持ちの減税はそのままに、庶民向けの定率減税だけを廃止する、こんな政治は変えましょう。
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西日本7.2指名スト
 不当配転に抗議
  山下さん・後藤さんを地元に戻せ!

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 7月2日京都センタビルで(長岡京)岐阜・山下さんへの「見せしめ・嫌がらせ」の遠隔地配に、抗議の指名ストライキを決行しました。
 奥さんは看護師で変則の過重な勤務形態があり、高校生の養育と、両方の父母の面倒を看なければならない家庭状況にあります。本人も高血圧症・心臓病・糖尿病があり、「単身赴任もしくは長時間通勤となる配転には応じられない」と、配転の中止を会社に求めてきましたが、会社は6月25日発令を強行しました。
 長岡京分会を中心とした支援者35人が駆けつけ、山下さんは「理不尽な制度そのものに納得がいきません。雇用選択制度の廃止を求めて闘います」と決意を語りました。
 また大阪原告・後藤さんにも福岡への配転を発令しようとしましたが、強い不安から、不眠・食欲不振などの「抑うつ症」を発症し、30日の病気休業を余儀なくされた。会社はこれをふまえ発令延期としました。大阪地裁判決の「考慮」は大分に戻すことで、非人道的な扱いを糾弾します。
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鳴動

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 トロッコ電車で有名な宇奈月温泉を訪れた人も多いと思います。電車は黒部川に沿って登り車窓から宇奈月、出し平ダムを見ることができます▼この2つのダムは排砂ゲートを持ち、近年梅雨時の出水時「連携排砂」を実施します。排砂ゲートは、ダムの湖底に年々堆積物が累積し、貯水能力が下がるため、解決方法として、堆積物を下流に流すためのものです▼堆積物は落葉など有機物の混入で、酸欠とあいまって、ヘドロへと変化します。出し平ダム(関西電力所有)が、完成から6年後の1991年に始めて排砂を実施したときには、異臭を放つ黒い水が流れ、漁業に大きな被害をもたらしました。「多目的ダム」として建設された宇奈月ダム(国交省所有)も排砂機能をもち、環境への影響が心配されます▼このダムは、公共投資にゼネコンが群がり「ダムのムダ」と呼ばれれた一つです。飲料水確保など非現実的な目的をかかげ、完成までに、予算関係無しに費用がつぎ込まれました▼全国で計画や建設中のダムは、必要もないものも多くあると聞きます。治水にも、ダムに頼らない工法も実現しています。水力発電量の比率も、現在わずかなものです。「ムダなところに税金を使う政治ではなく国民生活へ」参議選は重要です。(倉)
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株主配当は9000円 労働者へは500円
連続して1兆円超えの営業利益
18年度NTT連結決算 19年度事業計画を見る(上)

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 NTT持ち株会社は5月11日、平成18年度の連結決算、および平成19年度の業績見通しを発表しました。営業収益(売上高)は前年比194億円(0・2%)増の10兆7606億円、営業費用はFOMA端末の拡販、東西の光アクセスの拡販費が膨らみ9兆6535億円となり、営業利益は1兆1070億円の「増収減益」で、平成14年度以降連続して1兆円超えの営業利益を揚げつづけています。
「中期経営戦略」とは
 東西の収益環境の悪化(固定電話からIP化、ひかり電話への切替、NTSコスト付替、接続料下げ、「直収電話」で基本料も競争の対象)のもと、「既存の固定電話からIP電話、メタルから光アクセスへの円滑なマイグレーション」をうちだし、2010年までに3000万のユーザーを光アクセス・次世代ネットワークに移行。5兆円の設備投資、固定網のランニングコスト8000億円の削減などです。
 「光シフト」による事業構造の再構築を急ぎ経営形態をめぐる議論が本格化する2010年までに事業基盤を固めたいという思惑があり、来年始めには従来の電話網に代わり、IP技術を生かした「次世代ネットワーク(NGN)」の商用サービスも開始されます。
 「中期経営戦略の推進」は次世代NW構築を土台にして、現行法の枠組みの範囲内においてNTTグループの一体化を打ち出しました。「NTT再再編」を視野に入れた事業再編推進であり、NTTの政策的再編はわずか数年で破綻し、新たな組織的枠組への試の開始といえます。
 
19年度事業計画 「光の拡販・利益確保」
 和田社長(持株)は08年3月末にはBフレッツがほぼ1000万契約、FOMA化率も80%を超えてアクセス系のブロードバンド基盤は確立、NGNの本格稼動とあわせて、19年度はNTT事業を再構築する年次になると強調し、「2010年光3000万の旗は降ろさない」。三浦新社長も中期戦略を着実に実行していく決意を述べています。
 
コスト削減で労働者に犠牲
 NTT西日本の森下社長は、3ヶ年中期経営計画(07/4〜10/4)のなかで「固定電話収入減の続く中、コストダウンで黒字・NGNなどへの先行投資を強化、通信インフラで優位にたつ」「具体的には、増収・コスト改革、お客様サービスの改善を柱に「光の拡販」と「利益確保」の両立をめざす。コスト改革は効率的な業務運営はもとより、西日本グループとして、人材派遣委託費などの最適化に取り組むとともに、「人員再配置により内製化可能な業務を社員で行い、働き甲斐と雇用の安定確保につなげる」との考えをしめしました。
 NTT東も116集約、首都圏販売フロントへのマンパワーをシフトさせる方針で、東西ともベクトルをあわせています。
 NTT西日本労組も「ここ2〜3年が先行投資の時期ととらえ、全組合員が厳しさを共有し、汗をかくときの認識をあわせていただきたい」と延べ、会社と一体となって一層の我慢を労働者に強いています。(次号「中期経営戦略」の問題点を掲載します)
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九条の会ガンバル
 岡山に「会」発足

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講演する鯵坂真先生
 NTTグループで働く岡山九条の会が今年2月24日発足しました。昨年12月に労組の違いを越えて5名で準備会を作り現在9名の会です。
 総会の案内チラシを2事業所1000枚配布し、発足総会には、OB、家族15名が参加しました。合唱団のうたごえで開会し、記念講演を岡山大学名誉教授の岩間一雄様にしていただきました。「講演は憲法の出来るまでの経緯や、内容について詳しく話してもらって良くわかった」の感想がありました。
 毎月世話人会を開き、4月と6月に2事業所・2000枚ビラを配りました。月1回の会議とビラを配ることを世話人会で決め、楽しい会を目指しています。
 上の写真は「NTT住吉九条の会」らの主催講演(6月22日)模様です。
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シリーズ@
憲法9条をまもろう
 常にアメリカが「憲法変えろ」と圧力

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 今、憲法を変えようという勢力は「現憲法は時代に合わなくなった」と言い、いかにも現憲法が「古臭い」という理由です。しかし表のように、改憲は常にアメリカの戦略や軍事行動から要求されています。いくつかの法律を作りましたが、憲法9条があるため「対応措置の実施は、武力による威嚇又は武力の行使に当たるものであってはならない」と規定され、海外での武力行使は憲法解釈で説明できないのです。
 アメリカの要求に応えるには「9条を変えるしかない」これが改憲勢力の狙いです。
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提言
 労働者を人として扱え 後藤さんを即刻大分へ

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 大阪地裁は、白血病ウイルスを保持する後藤原告について「規則正しい食生活とストレス緩和の環境が求められ」「時宜にかなった、適切な配慮」を求める判断を下しました。
 6月22日、NTT西日本は「業務の必要性が福岡にあり、判決に基づくよりましな人事」として、後藤さんに福岡配転を内示しました。しかし福岡では退職を9ヵ月後に控えての単身赴任のたらいまわしです。
 この配転辞令に後藤さんは、大阪配転時の環境変化から「シック症候群」になり、その再発への強い不安から、不眠・食欲不振状態が続き「抑うつ症」を患ってしまいました。
 同じ白血病ウイルスを保持する後藤さんの実兄は2000年9月に発症し、翌年2月に亡くなっています。
 ストレスや肉体的・精神的疲労こそ発症の引き金ともなり、憂慮すべき事態です。
 通信労組は、後藤さんを大分の家族のもとへ即刻・戻すことを求め、人道上からもNTTの責任を果たさせるために奮闘します。
 また先日、NTTコムウエアから「雇い止め」を宣告された派遣労働者は、テルウエル西日本をまたがる2重派遣でした。過去4年間の深夜勤務での未払い賃金もあり、地域ユニオンと連携した団体交渉での追及で解決することになりました。
 NTT東西の偽装請負の発覚とともに、従来から頻繁な業務や職場名の変更等、NTTによる派遣労働における直用申込義務を避けるための脱法行為は厳然と存在しました。
 この4月以降、地域子会社直接の有期(短期)契約社員に切り替えています。労働者には新たな雇用不安が広がり低賃金の固定化と、派遣会社のピンハネ分はそっくり儲けです。
 「労働者の使い捨てを許さず、人として扱え、働くものの尊厳を取り戻す」ために、労働法制の改悪をもたらす労働3法案の成立を狙う政府・財界に参院選での明確な審判を。
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「全社員営業マン化は中止を」
 通信労組・宮城が要求書を提出
  成果主義で追い込む社員犠牲の全員販売

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GO!GO!シールを貼る
社員ING(シャイニング)カード
 5月8日、通信労組宮城支部は、NTT東日本―宮城に対して「全社員営業活動について」の要求書を提出しました。
 要求書では、「全社員の営業マン化」を中止すること。プライベートな時間まで拘束、強制を行なわないこと。売上げによる競争意識を煽るようなやり方はやめること。人員を増やし、本来業務の遂行を最優先すること、など五項目です。
 
ひかり化の過大な目標 本来業務に支障も
 NTTグループが、「2010年の光3000万回線」を至上命題とするなか、NTT東日本は、平成19年度計画で、前年度比50万増の「200万回線」を目標として設定しました。この数値は、「電電公社時代を含めて空前の規模」といわれるように、過大な目標設定となっています。
この過大な目標設定は、販売部門や工事部門の社員への過重負担になり、また、販売部門以外の部門の本来業務にも支障を生じさせかねません。
 
グループ表彰から個人表彰に移行
 今回提示された「平成19年度全社員営業活動について」会社は、「全社員参加をより推進する」として、「他社の動向の情報収集」「PTAなどを利用した」宣伝活動などとともに、個人の褒章を重視した「新たなポイント計上」「シャイニング・マスターの称号の付与」「成果の『見える化』を図る」と称して、「カードにシールを貼る」「5枚で個人表彰」などとした活動内容を示しています。
 これは、「グループ表彰」から「個人表彰」に重点を移しながら、意図的に社員同士を競わせようとするものであり、従前からのポスティングによる宣伝と職場のフォロー態勢など、「みんなで支えあっている」これまでのやり方をも無視するものです。
 
コスト削減で職場はどんどん窮屈に
 全社員営業活動は、「専ら販売活動に従事していない社員」を対象とするとして、販売部門以外の部署での積極的な「営業活動」を掲げさせ、本来業務以外で競わせることとなっています。本来業務では「賃金3割カット」に代表される「人件費削減」や「人員削減」で社員が苦しんでいる中、さらに社員を大きな精神的負担で追い詰めようとするものです。
 個人別の成果表を社内ホームページに掲示する行き過ぎたやり方も、直ちに改めるよう申入れ、交渉で正していきます。
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個人売上げ掲示やめさせる
 なにがなんでも売りこめフレッツ光
  116神奈川

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 川崎116受付センタでは、グループ内で月1回「できたこと、できなかったこと」を「ふりかえり」と称して、受付件数や売上げ(Bフレッツの受注)などで労働者の競争を煽り、さらに個人別の売上表までが、壁面に貼り出されていました。
 通信労組は4月19日、NTT東日本―神奈川と、「ふりかえり」施策の問題点について団体交渉を行い、「会社の施策がエスカレートしている。取り止めるべきだ」と正しました。
 職場ではBフレッツが売れると社員名の上にバラの花が張り出され、受付件数が1日34コール以下だと赤字で、以上だと黒字で表記されていました。壁々には「売りますやりますBフレ宣言」「移転だチャンスだ!Bフレ勧奨」「受付35コール、Bフレ1件毎日受注」などと目標管理の威圧的な標語でいっぱいです。派遣社員のなかには、研修が終わって間もなく辞めていく人や、受付件数や売上げがインセンティブに反映するようになっている中で、耐えられないプレッシャーによるストレスを、多く感じているといいます。
 会社は、「職場を見せてもらったが、問題はなかった」と回答しましたが、労働者を追い詰めて仕事をさせている現状や、「標語で仕事をする人はいない。研修生も恐れをなして辞めていく」職場の実態も明らかにし、「競争を煽られ労働者が心身ともに疲れている、職場の意見をよく聞くべきだ」と追求しました。労働者を追い込むこのような施策は、会社にとっても大きな損失ではないでしょうか。
 この団体交渉後、Bフレッツの受注表は残りましたが、個人別売上げ表の貼り出しがなくなりました。
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最近のとりくみ・動き

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全国大会成功に向けて支部代表者会議開催
 6月23日大阪で支部代表者会議が開催され、第32回全国大会(8月25日〜27日・愛知県犬山市で予定)の成功に向け、@春闘の中間総括A大会で決める、NTTリストラ裁判の今後のたたかいと予算B組織強化について提案がありました。
 共済と共同して取り組んだオルグが成功し、支部から組合員拡大でも論議になっている報告がありました。
 これから提案を深め、組織的にも前進して、大会成功に向け、意志を固めあいました。
 
3つの申し合わせ確認
 07年関東電通労働者学習交流集会
 6月2日〜3日07年関東電通労働者学習交流集会が、群馬県高山村にて開催され、50名が集いました。松本弁護士から、「リストラ裁判と労働法制の改悪について」の講演と、たたかい方等が深められました。交流会では、かくし芸も披露され盛り上がりました。申し合わせ事項として、@労働条件向上のたたかいを強めAリストラ裁判の不当判決をはね返し勝利をめざすB企業年金、高齢者雇用法の取組を強めるC電通のうたごえ祭典成功が確認されました。
 
久ちゃん鎌ちゃんおかえり
 裁判「報告会」&「激励会」(宮城)
 6月6日『久ちゃん鎌ちゃんおかえりなさいNTTリストラ裁判報告会&激励会』が県労連会館で開催され、宮城県春闘共闘会議など大勢の仲間が駆けつけました。
 報告会で熊谷委員長の挨拶のあと、渡部原告はこれまでの支援に感謝と引き続くご支援をお願いをしました。
 参加者からNTTのやり方への怒りや、高裁での勝利など、力強い激励が次々と続きました。
 最後に鎌田さんが、「職場の要求を基礎に頑張る」と決意を固めあいました。
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シリーズ人 6 十人十色

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女性労働者の頑張り時
土屋真知子さん
NTT東日本-北海道
サービス運営部 113札幌センタ サービス支援担当
趣味 読書・生花(池坊教授)
夫、一男一女
 昭和43年に鉄の町、室蘭で電話交換職で入社。当時は活気ある職場でした。女性が自立し働き続ける事の大変さと、喜び、生きがい、ここで全てのことを学びました。しかしすざましい合理化で情案の最後の日迄見届け、室蘭113へ転職。平成13年の構造計画大合理化で、札幌へ集約。現在単身赴任7年目です。息子と暮らして、新婦人の活動や音楽鑑賞も楽しんでいます。
 室蘭に月2回ほど2時間かけて帰りますが、とても疲れ、庭の手入れまで手が回らず、季節の花々など見れないのが残念です。
 合理化で、家庭を持つ女性はほとんど退職しました。厳しい労働条件のもとで、今まで培ってきた女性の働く環境は30年前に逆戻りし、契約・派遣ばかりの不安定な職場になっています。NTT労組の果たした役割は断罪されるべきです。女性労働者としての誇りを胸に、定年迄勤め上げ、何としても仲間を増やしたいです。
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5月31日静岡→6月26日京都
非核・平和を熱く
 第50回国民平和大行進

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5月19日(土)
  5月の風に吹かれて気持ちよく行進。引き継ぎ時間を勘違いしてて、受け渡しに失敗したのがちょっと残念。(杉山)
5月20日(日)晴れ
今日もさわやかな風が吹いていて行進は楽。年々参加人数が減っていくように思われて残念である。皆がんばって行進しよう。(米山)
5月24日(木)快晴
9時少し前、清水区役所出発。元気に静岡まで歩きます。平和を訴える絶好の天気になりました。午後も元気に歩きました。(田中)
5月26日(土)晴れ
藤枝市。昨日は大雨でしたが、今日は大変よい天気です。藤枝駅より松浦夫妻合流。六合駅まで。ノートの写しを本部へ送ることと旗を持つこと、写真を撮ることで頭がいっぱい。時間と体力が勝負なのだ。(松浦)(行進者=八木・奉守・下村・岡田・臼井)
5月27日(日)快晴
今日のコースはマイクロバスに乗ったり降りたりと忙しい、午後は真夏日に。行進者二人に自宅に泊まってもらい、いろいろ話を聞く。(浅井)
5月29日(火)晴れ
今日から浜松。天竜川〜浜松市役所までの本コース。市役所で網の目行進と合流し、歓迎集会に。今年も浜松を3日間歩くぞ。(鈴木)
5月30日(水)
行進日よりの曇り空の中、大場・鈴木まさひろ・澤根のOB3人、通信労組の旗を高く掲げ行進しました。舞阪の松並木も風情があってよいものですよ。(澤根)
6月1日(金)
きょうは暑かったなー!愛知の通し行進でガンバル人(川原さん)に励ましの言葉をもらって元気になった。(山本義孝)
6月10日(日)すごい雨
通し行進者、県内行進者と共に9時15分から大雨の中を出発。自衛隊が国民を監視するという憲法違反が共産党から暴露された。そういう中での集会、これからの行進である。(増田・宮部・飯田)
6月11日(月)快晴
犬山コース。真夏の暑い日ざしがもどり、行進にはもってこいの日。安倍首相が「美しい国」作りと言って、戦争のできる体制作りに躍起になっている今こそ核兵器をなくすこと、平和憲法9条を守ることを願い岐阜へ引き継ぎます。(奥田)
6月15日(金)晴れ
岐阜 美江寺公園↓県庁前まで約2時間。緑の木々が生きいきして、花も美しく咲き乱れている。小鳥のさえずりも家の近くで聞こえる。平和を感ずるとき。今、政界は国民投票法が強行可決されたが、憲法9条は守らねばの思いで歩き、広めねばならないと考えている。きょうの参加者は80人。(戸川)
6月19日(火)
新駅の建設をめぐって、大激戦。栗東の一隅を出発。草津をめざしています。「汗と雨 拭いて平和大行進 近江の郷に 通信労組旗」。雨の合間、明日もこの調子で、天気よ頼む!(木村晨二)
6月21日(木)
滋賀より京都に引き継ぎ。山科〜京都市役所まで平和を訴えて歩きました。梅雨の晴れ間で天気もよく元気に行進。退職された山中さんも年金者組合で元気に行進されていました。(ME京都分会 高橋幸雄)
6月23日(土)
京都向日市〜長岡京市〜大山崎町。「憲法9条」は、戦争で犠牲になった方たちの遺言。これを守るためにがんばりたい」との発言に感動。ずーっと雨だが、一歩一歩行進しました。(今井)(行進者=加藤伸造・山本精・岡本たつひこ・青木実・辰巳明・宮本哲・柴山敬三・中谷活三・今井義美)
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本の紹介

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 故岡根さんは、通信労組京都支部で活躍され、風刺マンガは本部機関紙にも掲載されました。油絵、絵手紙、マンガなど描かれ、闘病生活の中、「本として残せないだろうか」という意思を、友人たちが多くの作品から選抜し出版しました。
申し込み先
   通信労組京都支部 
FAX
075−573−8999
mail
  k-tcwu@yellow.plala.or.jp
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読者からのお便り

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機関紙楽しみに
 千葉 坂尾正勝
 いつもご苦労様です。機関紙は楽しみにしていますが、編集は大変だと思います。頑張って下さい。
 
組合員増やす年に!
 宮城 鈴木征江
 前年度には組合事務所を勝ち取り、さあ新年度!新組合員を増やして力強く前進。がんばろー。
 
共同の運動粘り強く
 北海道 湊 登美子
 賃金は「労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきもの」「労働組合の違いをのりこえて『要求で一致』する共同行動を大きく発展させること」。本当にそうですね。お互いの違いを認めながら課題で連帯するこ、そう有るために粘り強さが求められているんですね。
 
今こそ庶民本意の政治に
 島根 田中 昭
 梅雨らしい雨が降り、水不足の解消に少しは役立つと思います。住民税が去年の4倍以上になりました。1・7兆円の増税分は、そっくり大企業の減税になると聞き、本当に腹立たしい毎日です。今度の参議院議員選挙で政治のしくみを根本から変えて庶民本位の政治にしたいものです。
 
嬉しい今日このごろ…
 滋賀 北村富雄
 55年ぶり、同期生から電話があった。「誰?誰?」「おい元気か?」「70代で頑張っている姿に感動している」との事。投稿文?)妻との暮らしも減る年金に泣き笑いの人生の毎日のなか、「再会しよう」の声に一致しました。楽しみな1年になる気がして、嬉しい昨今である。
 
みんな会社のやり方を怒っている
 大阪 橋本節男
 一緒に働いていた人々が久し振りに集まりました。職場は正社員が減り続け、派遣社員ばかりです。問い合わせや処理はベテラン社員でないとできないことが多く、教育不十分による派遣社員の苦情が非常に増えていることや、ベテランの社員がその処理のため、疲れ果てていること。会社の社員評価のやり方が不明で不公平であることなど、怒りをあらわに話してくれました。誰もが会社のやり方に怒っているのです。元気な怒りの声と同時に、ときおりでる笑顔と「また会いましょう」の言葉に救われました。
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フクちゃん コウちゃん
  第114回 byけいこ

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