機関紙「通信労組」
「通信労組」第330号(2008年11月5日)

《1面》
団交拒否は不当労働行為 配転
 「50歳退職・賃下げ再雇用」制度の導入に
 関する団交は、誠実交渉義務違反だ
  画期的な勝利命令 10・31中労委
見せしめ配転やめよ
11・4名古屋・福岡 抗議のストライキ

 本人の意向を無視し、強行配転
一人で悩まず、通信労組へ相談を
 
50歳退職・再雇用制度、選択のトキ…
 相談ホットライン開設します
新組合員の声 モ〜だまっていられない!!
 協力し合える仲間と一緒に
鳴動
《2面》
青年労働者が京都地裁に提訴 基礎科学研究所
 
NTTが偽装請負の発覚を恐れ不当解雇
府労委への「あっ旋」会社側が「拒否」
 
契約社員の時間内団交参加を認めよ
提言
 中労委命令を確信にして労働者との対話・交流を
年金情報報告モレ393件 西日本
  早急な全容公開と再発防止策を
'09春闘アンケート みなさんの声およせ下さい
《3面》
NTT総行動 11.13〜21
 今や国民的要求に変わった
  非正規労働者の使い捨て許すな
シリーズ 十人十色 P
 労働運動に笑顔の新風を
最近のとりくみ・動き
  休憩室にソファーが追加 NTT金沢
  働くことで社会を形成
第53回はたらく女性の中央集会
NTTリストラ裁判等の日程
《4面》
なくせ!50歳退職再雇用制度
 10・28大阪シンポ
 NTT「構造改革」リストラを社会的に問う
フクちゃん コウちゃん
  第130回 byけいこ
読者からのお便り

《1面》
 
団交拒否は不当労働行為 配転
 「50歳退職・賃下げ再雇用」制度の導入に
 関する団交は、誠実交渉義務違反だ
  画期的な勝利命令 10・31中労委

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 中央労働委員会(菅野和夫会長公益委員他14人の合議)は、「通信労組に対する不当労働行為」救済再審査申立事件で、「構造改革」リストラに伴う「50歳退職・賃下げ再雇用」制度の導入に関する不誠実団交と、配転に関する団交拒否は、不当労働行為であると認定し、謝罪の誓約文の手交をNTT西日本に命令(10月31日)しました。
 
命令書全文
 
 この中労委命令は、大阪府労働委員会では認められなかった配転に関する団交拒否が、不当労働行為であると認めたもので、その意義は極めて大きいものです。
 
 中労委命令は、数々の誠実交渉義務違反を認定しています。@「退職・再雇用」制度導入に際し通信労組への当初提案資料において、NTT労組と比べて内容面で大きな差異があった、A本件制度の説明時に、NTT西日本の財務状況、新設子会社の設立スケジュール・業務概要・経営方針などの資料提出をしなかった、B労働条件面の要求や質問に対し、NTT西日本が具体的な説明を行わなかったことについても、NTT労組と比べ大きな差異があった、C通信労組から、頻繁に、かつ、機敏に団体交渉を設定するよう再三にわたる要求を受けても、団体交渉期日設定の対応を改善しなかった、D「雇用選択」時のみなし規定の導入、「意向確認」の実施について、NTT労組との合意後に通信労組に提案し、交渉を十分に行わないまま実施した対応も誠実交渉義務違反である、と認定しました。
 そして、異職種・広域配転で単身赴任や長時間通勤が想定される配転に対する団交の申入れに応じなかった対応は、労働組合法第7条第2号の団体交渉拒否に当たると断定しました。
 
 NTT西日本は、この中労委命令を重大かつ真摯に受け止め、通信労組に対して速やかに謝罪し、不誠実な対応を厳に改めることが強く求められています。そして、不法な対応によって導入された「50歳退職・賃下げ再雇用」制度を廃止するとともに、広域配転者を直ちに地元に戻し、NTTリストラ裁判の全面解決を図るべきです。
 
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見せしめ配転やめよ
11・4名古屋・福岡 抗議のストライキ

 本人の意向を無視し、強行配転

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 NTT西日本は、10月27日、「マーケティング推進業務の地域エリア展開における更なる充実」と称して、通信労組組合員3人を含む「雇用継続者」にまたもや遠隔地配転を発令しました。しかし、配転理由のPT「充実」とは名ばかりで、配転には道理も正当性もありません。通信労組は、見せしめ配転に断固抗議し、配転先の愛知と福岡で11月4日にストライキに突入しました。
 毎年強行される地域PTへの遠隔地配転は、その年の「雇用選択」を目前にして行われる露骨な見せしめで、社員の意向はもとより、育児や老親の介護の事情まで無視して、家族の生活を破壊するやり方は、絶対に許されるものではありません。
 「退職・再雇用」制度と見せしめ配転が、職場や地域から大きく批判される中で、6年にわたってこのような無法が続けられることは、公企業としてのNTTの社会的責任が問われるものです。
 
NTT名古屋支店前にて抗議スト
 
土居町センター前にて抗議スト
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一人で悩まず、通信労組へ相談を
 50歳退職・再雇用制度、選択のトキ…
 相談ホットライン開設します

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 50歳を迎え「退職・再雇用」選択も8度目。9年間賃金は横ばい、増税と社会保障の負担増や、原油高騰でのあらゆる物の値上がりなどで、ますます生活が苦しくなるなかでの15%から30%もの賃金カットを迫る選択です。「地元で同じ仕事」も反故になり、「見せしめ配転」の不安など、悩みは深刻です。
 通信労組は〈何でも相談ホットライン〉を11月10日(月)〜14日(金)。12月8日(月)〜12日(金)。いずれも午後2時〜8時で開設します。気軽に連絡ください。
  
通信労組に相談して不安が解消
大阪支部
下田正保さん
 私は中途採用で、退職金も少なく、満了型を選ばなければならない事を、事前に上司に言っていました。
 にもかかわらず再三再四説得されました。遠隔地配転の不安もありましたが、一番の不安は職場の人間関係でした。通信労組の人に相談することで、不安も徐々に解消され、人間関係が上手くいけば何とかやっていけます。組合を問わず相談にのってくれる通信労組。悩まず相談してください。
 
通信労組にご相談を
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新組合員の声 モ〜だまっていられない!!
 協力し合える仲間と一緒に

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京都支部
平 充広さん
 私は以前から、健康には自信がなく、住宅ローンを抱えていることからあえて満了型を選択しました。
 退職再雇用を選択すると生活していくことが(残業が体力的にできないため)困難になるのではと考えたからです。また、今年は足を痛め入院してしまい、今後の生活や仕事について悩みました。それに単身赴任で生活していること自体、精神的な負担となっています。
 退職までの期間、有意義な生活を過ごすため、やはり良い仲間が必要であり、協力し合って生活していかなければならないと思いました。足を痛めた時は、通信労組の皆様に色々お世話になり、非常にうれしく感じました。
 今後はアットホームな方々の仲間入りをしたいと考え、時期外れ(?)の入会をしました。
あなたも通信労組へ
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鳴動

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 工業用糊(のり)に使用すると偽って汚染米を安く買い込み、食用に転売して大儲けをあげた「三笠フーズ」のモラルには呆れる▼1993年細川内閣時にコメ部分開放を決定した。いわゆるMA(ミニマムアクセス)の農業合意がきっかけ。農家に減反をおしつけ、いらない米を輸入。MAは日米両国の「機会の提供」との合意が何故か「輸入は義務」に変えられ、小泉内閣時の2003年「食糧法改悪」で規制緩和され書類の届出で米が自由販売となった▼汚染米を返却できず、古米を市場に開放した農水省の責任は重大。一方規制緩和に乗じて食の安全を投げ捨てた業者も万死に値する▼私は福島でコシヒカリを生産してる兼業農家。米生産者は出荷まで3度も検査を経て厳重な栽培管理で消費者へ提供する。「食べた時の食感が良い。赤ちゃんがこの米しか食べない」と言われると、炎天下一日で4Kも痩せる除草作業も報われる。その一方こんな食の不安が惹起されるのは真剣に安心安全の食料をと頑張る農家には大心外。福島では県議会がMA米輸入禁止を全会一致で決定した▼MA米導入に、共産党を除く全ての政党が賛成した歴史的事実を思い出し、今こそ政治の中身を変えようと痛感した次第。(し)
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《2面》
 
青年労働者が京都地裁に提訴 基礎科学研究所
 NTTが偽装請負の発覚を恐れ不当解雇

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 NTT基礎科学研究所に働く若者がNTTとNTTアドバンステクノロジー社を相手に「解雇は不当であり直接雇用を求めるとともに慰謝料など500万円を支払え」と5月、京都地裁に提訴しました。通信労組京都支部より
 
 3月末突然の解雇。「あなたの仕事はありません、もうここへは出勤しないでください」と1年半働いてきた研究所を追い出されました。
 AさんはNTTの三次下請の社員として雇用され、基礎科学研究所(京都市精華町)に2006年11月から翻訳ソフト開発の関連業務に従事していました。
 2月にNTT側は「1年契約の契約型派遣のみ可能」と言うだけで、Aさんはこれまで通りの勤務を求めましたが、一方的に3月で契約終了することを伝えられたといいます。
 この背景はNTTグループの「偽装請負」が次々報道されるなか、その発覚を恐れてのことです。おかしな兆候は今年に入ってからだと言います。管理職に呼び出され指揮関係を聞かれたり、請負会社との契約は法的にグレーと説明、職場ではNTT・AT社員だけ働いているような「偽装工作」もあったと言います。
 AさんはW社の社員でありながらNTTやNTT・AT社の社員と面接を受けたり、直接業務指示も受けていました。まさに「偽装請負」そのものでした。
 NTT持株会社とNTTアドバンステクノロジーを被告とした裁判は、9月10日第2回口頭弁論が開かれ、通信労組京都支部からも組合員が参加し傍聴しました。
 裁判では、提出されている証拠についての求釈明の提出期日などについてやり取りが行われ、次回の開廷日時を決め、10分弱で閉廷しました。まだ、原告・被告双方の提出証拠に対する取り扱いの段階です。
 今回のNTTの偽装請負についても、大企業としてコンプライアンスやCSRの重要性が叫ばれている中での事件です。わたしたち京都支部も大企業の横暴を是正させるたたかいと合わせて、非正規の実態を明らかにし、NTTのなかでの正規社員化の拡大をめざし、原告の勝利に向けたたたかいに関わっていきたいと考えています。
 
 
原告Aさん 「NTTに裏切られた気持ちでいっぱい」
 「ひ孫会社からの派遣なので解雇される覚えはない、ずっとここで働き続けたい」「ハローワークの紹介で就職したのに違法な雇用だと知らされ驚きました。隠ぺいするために解雇され無念です。NTTに裏切られた気持ちでいっぱい」と怒りの声。
 NTTアドバンステクノロジーは人ごとの態度、NTT持株会社は全く対応せずに責任者も明確にしません。現場ではいったん非を認めたにもかかわらず、裁判になれば一転して偽装請負はなかったと発言しています。派遣元50万円で18万円の手取り、32万円もピンハネされている。NTTは優良会社だと思っていたが倫理検証や企業倫理ヘルプラインはあるだけで、まさかこんな悪いことをしているとは思わなかった。
 長いたたかいになると思いますがご支援をお願いします。
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府労委への「あっ旋」会社側が「拒否」
 契約社員の時間内団交参加を認めよ

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 NTTコミュニケーションズは、6月11日の団体交渉に参加した大東交渉委員に対して、契約社員(キャリアスタッフ)の団体交渉の出席を便宜供与と認めず、欠勤扱いとして、賃金カットを強行しました。
 通信労組は、契約社員の参加を容認していた従来からの会社対応とも異なり、憲法や労組法に反する行為を行うことは、差別対応であると指摘し、抗議を行いました。しかし会社が論議する姿勢も見せず不誠実なため、「賃金カットの是正と勤務時間内の団交参加」を認めるよう、大阪府労働委員会へ「あっ旋申請」しました。
 9月26日、会社側は「あっ旋」を拒否し『今後社会状況の変化によって就業規則の見直しなしとは言えない』と表明はしましたが、規則の中での組合活動事項の不記載を、恣意的に解釈し、契約社員の権利を制限する態度を変えようとしませんでした。
 憲法の精神で社会的責任を果たしていくことこそ、企業に求められるコンプライアンスではないでしょうか。
 
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提言
 中労委命令を確信にして労働者との対話・交流を

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 10月31日、中労委はNTT11万人リストラに関する提案説明、その後の団体交渉での通信労組への多数派労組との差別的取り扱い並びに不誠実交渉、労働者の選択を迫る計画の一方的実施、組合員の配転に関わる団体交渉拒否を認め、不当労働行為であるとして、NTT西日本に対し、通信労組に謝罪文を手交せよと命じました。
 老親介護や子供の教育費等、人生で一番その家族的責任と経済的負担の多い51歳で、3割もの賃下げによる「退職・再雇用」を、労働者がすんなり応じる訳にはいきません。なぜ、97%の労働者が「退職・再雇用」を選択したのか、異職種・遠隔地配転という脅しは、長年培ってきた仕事への専門性と誇り、そして責任、はぐんできた地域とのつながり、家庭生活の当然の愛着と慈しみに対する「仕事と家庭生活」両立への極めて乱暴な破壊攻撃であり、いかに多数派労組が承諾しても、この選択に納得しかねる労働者が多数いたことは確実です。だからこそ会社計画に反対する労組への不当労働行為なくして実行できなかったのです。
 50歳選択で「残る選択」をした新入組合員は「みんな決まったこととあきらめている、拒否はできないと思っている」と言います。
 今年8回目の50歳選択を迫られるこの時期、違法・脱法のNTTリストラの不当性と、憲法、労基法、労組法で確立された労働者・労働組合の権利を理解してもらう大量宣伝と職場労働者との対話が何よりも必要です。
 大阪支部の「アンダー50の会」に予想もしない8人の他労組組合員が参加しました。「一筋の光が見えてきた」「辞めようかと思っていたが考え直したい」「子供たちのことを考えると雇用継続しかない」「本体に残りたい」等の感想が語られました。「春闘暮らしのアンケート」と、50歳問題懇談会での対話・交流こそ職場労働者に待たれています。大いに奮闘しましょう。
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年金情報報告モレ393件 西日本
 早急な全容公開と再発防止策を

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NTT基金・健保ニュースNo31=2008.7発行
 
 厚生年金記録を国と事業者が改ざんしていた事件が問題となる中、NTT西日本で年金情報の報告モレが393件発生していたことが明らかになりました。将来の年金給付の根拠となる年金情報に、NTTグループでも報告モレが発生していたことは極めて重大な事件です。
 この事態は、H19・7・1に厚生年金の代行返上を行った際、国(社会保険庁)とNTT厚生年金基金が年金情報を突合して判明したもので、「不一致」はH9・4〜H15・8の「加入期間」や「報酬」に及び、その発生原因は会社から社会保険庁への届出における人為ミス(報告モレ)とされています。
 通信労組は、この「不一致」問題の情報入手以降、西会社に3度の解明・再発防止徹底要求を行いましたが、未だ事件の詳細も明らかにされていません。年金業務の根幹である年金情報の管理に責任を持つNTT西日本は、事件の速やかな全容公開と再発防止策を徹底する必要があります。
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'09春闘アンケート みなさんの声およせ下さい

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 09春闘「働くみんなの要求アンケート」等でNTTの賃金・雇用破壊攻撃ときり結びながら、働くみんなの声を結集し、春闘要求に反映し実現を迫りたいと考えています。職場の声を集めてください。皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
 
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《3面》
 
NTT総行動 11.13〜21
 今や国民的要求に変わった
  非正規労働者の使い捨て許すな

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 「6年間も働きなから、売上げ成績が悪いという理由で解雇」「残業代をきちんと付けて欲しい」「出産すると辞めさせられる」「技術は確実に上がっているのに、何年も賃上げがなく、ボーナスもない。早く正社員になって安心したい」。これは、NTTグループ企業で働く非正規雇用労働者の悲痛な叫びです。
 
 NTTグループで働く非正規雇用労働者は既に9万人に達し、同じ職場で共に事業を支える労働者として、その異常な格差はもはや1日も放置できない状況です。1ヵ月、2ヵ月という短期の雇用契約で極端な低賃金が押し付けられ、人間として働く権利さえ保障されてはいません。その上、セクハラやパワハラも後を絶たず、その深刻さは増すばかりです。いまや正社員化の要求は国民的要求に高まり、その実現は企業の責務となっています。
 労働者を物扱いし、使い捨てにすることは許されません。11月13日秋闘統一行動で共にたたかいましょう。
 
今、恐れていること 非正規職員にも職場集約が
 今、非正規社員が恐れていることは、「職場の集約」であると思います。実際、部署内で名古屋へ集約という噂が飛び交っています。
 一緒に働いている多くの派遣社員は「名古屋だと通えない」と声が上がっております。
 自動車、電機業界で、減産に伴う「派遣切り」が大流行し、社会問題化しています。NTTも、集約に伴う「派遣切り」や「グループ子会社解散」が考えられます。(派遣社員Aさん)
 
総行動でたたかうぞ
 通信労組は、これらの課題解決に大きく関わりを持っているNTT(公企業)各社に対して、社会的責任を果たす立場で要求実現を迫ります。
 
「雇用と生活改善」に関する要求書
 
一、 非正規雇用労働者の雇用に関する要求
1. 非正規雇用労働者に対しては、一方的押し付けによる雇い止めは行わないこと。
2. 1年以上雇用継続した非正規雇用労働者は、派遣先あるいは有期契約雇用主の責任において本人の希望により正社員で雇用すること。
二、 後期高齢者医療制度により負増となっている健康保険料は、労使折半から労働者負担3割、会社負担7割に改めて負担の軽減をはかること。
など8項目
 
非正規労働者の悲痛なさけび
  •  一気に正社員化が無理なら、まずNTTの直接雇用にして欲しい。生活を安定させたい。(男50代)
  •  仕事で分からないことがあっても聞く人がいない。だからみんな辞めてしまう。正社員になってじっくり仕事に取り組みたい。(女20代)
  •  3ヵ月ごとの契約更新で、そのつど不安になる。この不安をなんとかしてほしい。(女30代)
  •  委託化された職場でNTTの社員がほとんどいない。NTTはお客様のことを考えてるなら社員にしてください。(女30代)
  •  契約期間の途中でやめさせられ納得がいかず通信労組に相談し加入。さっそく団体交渉で追究していただき、期間満了まで賃金をもらった。(男30代)
  •  出産すると辞めさせられないようにと通信労組に入ってお産のための休暇をとりました。しかし、1年後には「あなたの職場はありません」と冷たい仕打ち。交渉で頑張っていただいてた最中に家族の都合で辞めざるを得ませんでした。(女30代)
  •  営業で目標が少しずつあげられ競わされている。派遣だからいつ辞めてもらってもいいと思っているのでは。(男40代)
 
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シリーズ 十人十色 P
 労働運動に笑顔の新風を

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熊谷美代子さん
通信労組宮城支部委員長
NTT東日本―宮城交渉団長
趣味 ソシアルダンス、オカリナ、旅行、カラオケ、バレーボール
 104番号案内の仕事をしていた1991年11月、仲間9人で通信労組仙台情案分会を結成。結成当時から機関紙を担当し、104の有料化反対、委託化反対を訴え続けました。
 趣味は、学生時代の栄光を思い出しながら家庭婦人バレーボールのセッターとして週2回、汗を流しています。
 長男が12月に結婚予定で、お嫁さんはすでに同居中、組合活動にも熱が入ります。
 4年前から全国でもめずらしい女性委員長として通信労組宮城支部のまとめ役に就任。NTT東日本―宮城との交渉では交渉団長として舌鋒するどく、ときにはにこやかに会社を追及。リクライニングシートの設置やリフレッシュルームの完全分煙など数々の成果をあげてきました。
 硬くなりがちな労働運動に、今日もさわやかな笑顔で新風を吹き込みながら、「NTTの職場を変えるには、通信労組を大きくするしかない」と、奮闘中。
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最近のとりくみ・動き

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休憩室にソファーが追加 NTT金沢
増泉ビル食堂横
 3月31日の地域会社初団交で従来より要求していた臥床できる休憩室について交渉したが、会社側はそんなもの必要ですかとの回答でした。その旨、金沢労働基準監督署安全衛生課に相談したら、設置してなかったら罰則もあるとのこと。後日調査に入ってくれました。9月1日付けで会社は社員通知しました。(北陸支部)
 
働くことで社会を形成
第53回はたらく女性の中央集会
来年は神戸であいましょう。
10.25〜26東京
 10月25日と26日、第53回はたらく女性の中央集会が東京で開催されました。1日目の全体会では、群馬の飯野組合員が、「NTTのリストラによって群馬から埼玉まで往復4時間の通勤をさせられています。最高裁で勝利するため署名を集めています」と壇上から訴えました。
 2日目の「女性と貧困」の分科会では、「時給632円で朝4時半からお弁当を作っているが、残業しても月に10万円で暮して行けない」と訴えるパート労働者。長時間残業で体を壊し、雇い止めされた派遣社員が、労働組合に入って労基署へ訴えたことや、「組合に入っていたから働くことができた」と共感を呼ぶ発言もありました。助言者からは「経営側は、安いコストで必要な時だけ使いたいとしている。働くことは、社会を形成している。そのよりどころになるのが憲法である」としめくくりました。
 来年は神戸で開催です。
 
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NTTリストラ裁判等の日程
各地裁判の日程
 
札幌裁判/札幌高裁
 第13回控訴審:11月25日
東京裁判/最高裁
静岡裁判/静岡高裁
 控訴(8月29日)
大阪裁判/大阪高裁
 2009年1月15日【判決】
松山裁判/高松高裁
 第3回控訴審:12月8日
奥村過労死裁判/札幌高裁
 (損害賠償)のみ審理
 第2回差戻し審:11月7日
「雇用継続」裁判/大阪地裁
 第8回口頭弁論:12月1日【結審】
「雇用継続」裁判/東京地裁
 第2回弁論準備:11月27日
リストラ裁判へのご支援を!
 
 リストラ反対闘争は、たたかいを大きく広げる運動を展開してきました。そして、「恒常カンパ・5万人サポーター」が裁判を支える力になりました。改めて御礼申し上げます。引き続いてのご支援ご協力をお願い致します。
 
口座名 郵便振込み
口座番号 10040-74784311
名  義 NTTリストラ裁判全国原告団
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《4面》
 
なくせ!50歳退職再雇用制度 10・28大阪シンポ
 NTT「構造改革」リストラを社会的に問う

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 10月28日大阪で、全労連・大阪労連・通信労組が主催して「なくせ!NTT50歳定年制」と題したシンポジュームが開催され、約150人が参加しました。川口美貴教授の記念講演など盛り沢山な内容でした。
10・28パネリストの服部大阪労連副議長(左)ほか
 
 シンポジュームは、服部信一郎大阪労連福議長の進行で、NTTリストラ裁判の意義と展望を多面的にとらえ、今後の運動の力にし、NTTの「構造改革」リストラを社会的に問いかけるものになりました。
 出田健一弁護士は、裁判の顔である、労働者と家族の不利益を明らかにし、業務上の必要性がないこと、リストラの必要性の根拠資料が無いことなど、「不当労働行為を明らかにして勝利し東京高裁判決を覆したい」と述べました。
 生熊茂実JMIU委員長は、「人件費削減を目的にしたリストラは、今日の派遣問題にもみられ、また技術力・競争力などの企業の力も上がらない」と述べ、この裁判の目的は@不利益の回復A労働者の権利を守るB通信労組を大きくすることを再確認することだと強調しました。
 森井康生大阪支援共闘会議議長は配転いついては理由とルールがあり、採用時の条件があっても、強制配転は合意していないのだと発言しました。
 山田忍通信労組委員長は職場の状況に触れ、「リストラ裁判だけでなく、奥村・企業年金裁判も最高裁が舞台になって、NTTが問われている」通信労組がたたかいの支えになっている状況を発言しました。
 服部氏は、この世論を背景に企業の規制を求めていく。選挙と両面からたたかいを進めると述べました。
 
10.28 NTT西日本要請行動
 
高裁判決を破棄せよ 記念講演
川口美貴 関西大学
法学科大学院教授
 川口美貴(関西大学法科大学院)教授が、「NTT東日本(首都圏配転)事件・東京高裁判決の批判的検討」と題して記念講演しました。
 川口教授は、NTTが原告労働者に対して、職種変更・広域配転を行なう権利を有しているか。権利濫用に該当するか。を判断するために、事件の概要、東京高裁の判決の趣旨、東亜ペイント事件の判断基準を本件に適用することの誤り、NTT東日本事件に適用されるべき判断基準、東京高裁判決の判断基準と判断内容の妥当性などに沿って分析した内容を話されました。
 この配転に関して、川口教授は、最高裁に鑑定意見書(7月31日)を提出して、「職種変更・広域配転に東亜ペイント事件の判断基準を適用することは誤りであり」「信義則に反し、権利濫用で無効である」とし、東京高裁の判決を破棄するよう求めています。
(近松和雄)
 
参加者の声
  •  配転に関して何ら労働者が責めらることがないのは当たり前で、経営上のリスクはNTTが負担しなければならないのに、すべて労働者に押し付けた。ともにリスクを負うのであればまだ許せるが、まったくリスクを背負わないで「嫌がらせ・見せしめ」で差別する。あたらめて怒りが沸いてきた。
  •  賃金をカットしても地場産業よりも高いなどというNTT。聞いてスッキリした盗人猛々しいとはこのことだ。
  •  定期異動の東亜ペイント配転と違い、特段の事情がない配転。なんとなくわかりました。
 
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フクちゃん コウちゃん
  第130回 byけいこ

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読者からのお便り

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求められるものは?
 愛媛 H・美樹
 毎回、チャレンジシ―ト、キャリアシ―トそして、新しく出来た50代、56代、60代別のキャリアシートを書かして会社は先の無い人に対して何を求めているのかさっぱり分かりません。それなら、若い新入社員を入れればいいのにと思います。
 
職場には「光」ささず
 大阪 ヒロ
 今年も、雇用選択に対する、社員周知の時期になりました。そしてこの時期、それに合わせる様に、遠隔地への見せしめ配転も実施されます。いったい何時までこんな事が続くのでしょう?全く情けない限りです。お陰で何処の職場も暗く覇気が感じられません。販売しているのは「光」でも、働く仲間の心に明るい光の射さない職場です。もし全員が、会社やNTT労組の意向に添って、退職再雇用を選んだ場合、NTT本体で退職を迎える人は、誰も居なく成る訳で、その事だけでも異常とは思わないのでしょうか?
 
研修で団結の力確認
 大阪・入江政則
 通信労組の新入組合員の研修があり、3回目にDVD「2001年のNTT本社までのリストラ反対の行進」を拝見しました。今から7年前の事で、夫々の支部が一致団結しての行動を確認してよかった。
 
再読で新たな思い
 群馬・深沢尚伊
 「蟹工船」再読しました。中学3年生の卒業直前に読んだ時の印象は、オホーツク海の暗さも手伝って、戦争中の労働者にとっての暗黒の時代という重い印象しか残っていませんでした。ブームとは言え、最初は読む気は起こらなかったのですが、ミリオンセラーにもなると何か今の若者に響くものがあるのだろうな、と思い読み返してみました。過酷な労働の中でも仲間への思いやりや、労働運動の理論を知っているわけでもないのに団結し、ストが失敗に終わっても国家権力の正体を見抜いてゆく逞しさを感じました。
 
これからもよろしく
 東京・清水たきみ
 全労連の会議で配付され、はじめて「通信労組」を拝見しました。カラーの使い方が上手て、レイアウトもコンパクトで見やすい機関紙ですね。
 
 
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