機関紙「通信労組」
「通信労組」第307号(2006年12月5日)

退職者を上回る拡大を
 秋の(11月〜12月)拡大月間の成功をめざして
 
PT問題でさらなる名古屋・福岡への見せしめ配転を許すな!
 マーケティング推進部門「エリア展開」(西日本)
 
新組合員の声
 モ〜だまっていられない
 
「鳴動」
 
「提言」
 信労組の組織拡大こそ財界の21世紀戦略への抑止力
 
NTTリストラ裁判結審に
 
「駒井さん戻せ」と内本町へ要請
 署名「個人3119、団体41」を提出
 
地域会社特集
故障修理(所外)部門からの報告

 要員不足・技術継承に赤信号
 「委託化」には問題あり
 
最近のとりくみ・動き
 
料金部門71拠点を9拠点に集約・全面委託(東日本)
 
全ての職場で「九条の会」をつくって集まろう
 NTTグループではたらく仲間のつどい
 
年末特別手当低額化
 
 特別手当も月例賃金も水準切下げ
 
お知らせ
 メールのアドレスが変わりました
 
フクちゃん コウちゃん
 
読者からのお便り

   
退職者を上回る拡大を
秋の(11月〜12月)拡大月間の成功をめざして

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    全労連は、2010年に200万人の目標達成に向け、06秋闘での「組織拡大強化・中期計画」の成功を目指しています。通信労組も第31回全国大会で決めた「組織強化・拡大三カ年計画」の三年目の年です。団塊世代の定年退職もあり、現勢を減らさないことに執念をもって取り組みましょう。
 
通信労組へ関心と期待
 今年の健保組合・厚生年金基金選挙では、惜敗したものの、組合員の数の10倍を超える9653票で大健闘しました。
 札幌地裁の画期的勝利判決は、多くの労働者を励ましました。
 これらの成果に確信を持つとともに、現在取り組まれている春闘アンケート活動と連動して、一万人労働者と総対話を成功させましょう。
 また多くの組合員が運動に参加することをめざしましょう。
 
拡大の経験から
 今日まで組合員、支部の奮闘で、67ヵ月連続拡大中です。千葉ではあいに出かけて真剣な訴えに「ビラぐらいは配布できる」。京都では「調査・営業」問題で紛糾中に加入届けや脱退届けを渡し「本気」を見せることで加入。愛知・兵庫・福岡では「50歳問題懇談会」を通じて、悩みを聞くことで加入。兵庫では奥さんとの会話で「N労は守ってくれない」「そんな組合ヤメトキ」と言われ加入届けを郵送されました。
 重要な課題には派遣労働者への訴えもあります。大阪では派遣パンフ・拡大特集ビラの宣伝を通じて派遣労働者から労働相談がきっかけで加入されました。NTTグループ内に非正規労働者は24%を占め、この取り組みも重要です。
 
旺盛に「知る会」の開催を
 この間、雇用選択時期にあわせ、大阪2回、岐阜、愛知、兵庫などで「50歳問題懇談会」が開催されています。北陸では知り合いがいないため、今年選択した人から紹介をうけ準備中です。懇談会に参加した人は選択について悩んでいます。愛知の経験では参加した人の友達を紹介するなどの広がりもでています。東西支部代表者会議で確認した目標達成めざし、奮闘しましょう。
 
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PT問題でさらなる名古屋・福岡への
 見せしめ配転を許すな!
  
マーケティング推進部門「エリア展開」(西日本)

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 西日本では七月に「新たな業務運営体制の見直し」が行なわれ、支店業務の全面委託化を口実に「満了型」社員の関西圏集約が強行さました。そこでは、それまでの配転者には再配転が、そして名古屋の労働者には新たな関西圏配転が行なわれました。
 なかでも、主婦で単身赴任となった愛知半田市の駒井清美さんや、介護が必要でありながら九州から兵庫へ配転命令を受けた松尾敏春さんへの非人道的な扱いは、その異常さを示すものでした。
 しかし、NTT西日本はそれでも飽き足らず、この十二月に遠隔地配転の再「展開」を行なおうとしています。「リサーチと販売活動のエリア展開が名古屋や福岡で必要」と、会社は説明をしていますが、わざわざ「満了型」社員を遠隔地配転させてまで行なわせる必要などどこにもありません。そこには、NTT労働者の人生と家庭生活を破壊し続ける「退職・再雇用」の根本矛盾と、それに従わない理由だけで繰り返されている違法・無法の見せしめ行為があるだけです。
 通信労組は、単身赴任や長距離通勤をさせてまで「エリア展開」を行なう必要はなく、本人意向や事情を無視した配転は絶対に行なうべきではないと強く要求しています。そして、大阪・京都・兵庫の各支部では、一人の配転者も許すな!と、抗議・要請行動や見せしめ配転を市民に知らせるキャラバン宣伝活動を連日取組んでいます。
 
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新組合員の声

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モ〜だまっていられない
 労働者を守ってこそ組合
 
約束破りは許せない
マーケティング推進部門 大阪センター
松本圭司
 50歳で2割カットされて、ネオメイト関西(現在NTT関西)に残り今までの仕事を続けるのか問われてもいつ職場がなくなるかわからない状況で残れるか!
 4年前の局内ジャンパー工事担当への裏切り行為。今年も116の派遣会社への業務移行やBフレッツの故障修理業務も派遣社員への移行の為へのOJTを実施予定等。
これでは退職再雇用2割カットで職場がなくなります今こそNTT関西とNTT労組と別れよう。
 
定年までガンバルぞ
マーケティング推進部門 京都センター
近藤和弘
 このたび通信労組の仲間に加えていただくことになりました。自宅は愛知県、単身赴任で大阪の正雀寮に居ます。
 電電公社に入社する際、親に「給料は安いが辛抱して定年まで勤めなさい」と言われました。その教えを守って定年まで勤めますと言ったら、愛知から兵庫へ飛ばされ今度また京都府へとイヤガラセ配転。しかも入社以来ずっと機械屋ひとすじで営業の経験などまったくないのにローラ作戦で飛び込みの販売をさせられています。
 苦情処理請求をしましたが、組合員の労働条件を守るどころか悪辣な会社のお先棒を担いで組合員をイジメ抜くNTT労組にほとほと嫌気がさし脱退しました。
 定年までそれほど長くはありませんが、よろしくお願いします。
 
あなたも通信労組へ
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鳴動

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 街路樹が色づき、花屋にはポインセチアとシクラメンが並びクリスマスが近づくことを感じます▼この時期思い出すのが一冊の絵本、「サンタクロースってほんとにいるの?」(てるおかいつこ・文・福音館書店)です。子こどもたちとお父さんが一緒の風呂で【ねえサンタクロースってほんとにいるの/いるよ】お父さんは一つひとつ応えます▼本の最後に込められた作者の思いは【サンタクロースはねこどもをよろこばせるのがなによりのたのしみなのさ/だってこどもがしあわせなときはみんながしあわせなときだもの/サンタクロースはほんとにいるよ/せかいじゅういつまでもね】▼子どもとキチット向き合うことを教えられた絵本でした。今年は子どもたちを取り巻く辛く悲しい事件が沢山起こりました。小泉内閣の「弱肉強食」政治は格差社会などのひずみを拡大し、弱い者へ矛先を向け子どもたちを苦しめています▼憲法改定を公約に誕生した安倍政権は、まず手始めに今国会で教育基本法の成立を強行しようとしています。審議では「いじめ」などの問題はなんら真剣に論議されていません▼今、大人は子どもたちを守るために教育基本法の改悪を阻止し、憲法を守るために力を合わせましょう。(淳)
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提言

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通信労組の組織拡大こそ財界の21世紀戦略への抑止力
 団塊の世代の大量退職時代を終える2010年問題を控え、NTT東・西での人員政策が熾烈です。
 東日本では、料金部門を広域集約(現行71拠点を9拠点に)し北海道テレマやNTTソルコ、テレウエル東日本、NTTクラルティらにアウトソーシング、流動にかからない社員を販売に回す。
 また、5年後には3割の社員が減耗するとされる宅内故障修理部門を、首都圏エリアの政令指定都市とその周辺、道県庁所在地を除き通建会社へ委託していくことを明確にしています。116職場の委託拡大と合わせ、直接お客様サービスに関わる入口から出口まで孫会社に丸投げする計画です。
 西日本でも、宅内保守業務を県庁所在地と政令指定都市を除き、ネオメイトサービスへ委託。SE業務はアイティメイト(仮称)の設立で有スキル者を囲い込み、どちらも専門能力を育成する人材供給会社として位置づけています。
@東・西会社が採用する各300名をコア社員とする
A孫会社による有スキル者等の採用
Bパート・有期契約社員の活用
 このスキームは、雇用と賃金の棲み分けを完結するもので、95年に日経連が提唱した、「新時代の日本的経営」の「長期蓄積能力活用型」「高度専門能力活用型」「雇用柔軟型」に合致するものです。
 財界の21世紀戦略との最先端のたたかいがNTT11万人リストラとのたたかいであることは明らかです。
 労働契約法制の改悪とともに、企業の「利益の最大化」のために労働者の使い捨てを許してはなりません。NTTグループ内で通信労組への加入の機運を内外に示すことが最大の抑止力です。組織拡大こそ要求実現の確かな保証であり、仲間への働きかけを一気に強めましょう。
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NTTリストラ裁判結審に

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 NTTリストラ裁判は、札幌判決に続き、11月1日に大阪、11月29日に東京で結審を迎えました。松山が来年1月31日結審。判決は大阪が3月28日、東京が翌29日です。大詰めをむかえ勝利判決に向け署名推進に大奮闘です。
 
大阪・07年3月28日判決
 第一次分の署名提出
報告集会であいさつする田井団長
午前〈10時〉
 裁判長の終了宣言後、村上さんが「多くの仲間の助けと励ましを受けて、大阪に戻り介護ができた」、病の奥さんは「傍にいてくれるだけでいい」と言ってくれたことが救いだった。介護で新幹線通勤の申請で「必要がなくなれば、元に戻る了解の印鑑を」には、妻の死を予告する言いぐさに怒りで震えた。「家族を引き裂き、人間らしい生活を奪った非道な配転は許すことはできません」と陳述を終えました。
 河村弁護士は「この配転命令は、人間の尊厳を踏みにじるものであり、どこから見ても矩(のり)を超えており、違法で無効であります。矩をこえているとの認識において、私たちは裁判所と共通の認識をもつと確信するものであります」と結びました。
午後〈12時〜〉
 大阪事務所で署名用紙の郵送の準備とチラシの発送とで奮闘。〈6時30分〉報告集会には170名を超える参加。出田弁護士は大阪裁判の特徴として、裁判中に原告が地元に戻ったことや、札幌判決の意義を解説しました。田井団長は「これから法廷外の闘いで勝利に向けがんばろう」と呼びかけました。
 北海道支部から音のメッセージや支援団体の連帯の挨拶、今後の運動について、服部大阪労連副議長は「裁判の勝利は、労働者にかけられている攻撃にたいして大きな意義を持つものだ。NTTの反社会性を広く訴え、判決までに署名活動や宣伝を旺盛に展開しょう」と訴えました。「札幌の勝利につづけ」と熱気であふれ、互いの奮闘を誓い合いました。
団体1万、
個人3万筆を 原告団を先頭に公正判決の署名目標と月2回の街頭宣伝やオルグ活動、各種集会への参加等などの活動計画を決定しました。11月20日には、大学教授などの著名人15名も含む一次集約分裁判所に提出しました。
 
東京・07年3月29日判決
 28日、決意を固めた決起集会
11月29日午前〈8時〉
裁判所前での宣伝
 東京地裁前で、宣伝行動。前日の励ます会に参加した家族の皆さんも加わり、宣伝カーでの訴え。群馬から貸切バス2台で支援者が到着。裁判所前が騒然となり収拾がつかない混雑でした。
10時30分裁判開始
 最終陳述の最初に志賀正雄原告「8年ぶりに単身赴任解消と思ったのもつかの間3年後に又退職再雇用を選択しないと神奈川の厚木に配転させられた。80過ぎの両親の介護を抱えて1人息子の配転は両親を落胆させた。その後に両親を亡くしたが、いずれも死に目に会えなかった。戻る最中、弔辞を考える悔しさは言葉にならない」と訴え。飯野和子原告は「上申書を子どもに書いてもらった。親が長距離通勤で疲れ果て思春期の子どもに寄り添ってやれなかった。その事を改めて気づいた。女性が毎日往復4時間も通勤させられ、年々体力が落ちている。夫の負担も大きい。家族崩壊の危機にある。家族を引き裂く、人間らしい生活を奪った会社に時間を返せと言いたい」と訴えました。
 松本・今村・志村の各弁護士は「技術者を何の関係も無い営業にさせる業務上の必要は無い」「満了選択者を敵視し、首都圏への配転は不利益を与える事が目的」「会社の陳述は配転法理を歪曲『みちのく』判決にわざと触れてなく、引用姿勢が欺瞞の対応をとらざるを得ない事を表している」と結びました。
 会社側は「構造改革は必要研修も充分。通常の配転。みせしめ不利益は無い」の答弁に傍聴者の失笑をかいました。判決は3月29日午後1時30分です。

あいさつする東京原告と家族
 28日の決起集会では200名が参加、生熊本部長は「4連勝中しかし首都の判決は別。判決まで世論を強め、日本の労働環境悪化の歯止めに」と激励し、勝利にむけ決意を固めあいました。
 
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「駒井さん戻せ」と内本町へ要請
 署名「個人3119、団体41」を提出

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   寒い朝でした。マーケティング推進部門、内本町ビル前で、ビラ配布をしていた人たちと合流し集会が始まりました。
 大阪・兵庫・京都から参加者の決意表明のあと、「駒井清美さんを愛知へ返せ」の申入れを、10時から実施し、新日本婦人の会京都府本部の魚山さんは「女性の社会参加の必要性、ILO勧告など、どの角度から見ても配慮は見られない」大阪労連婦人部・薮田さんは「政府でさえ仕事と家庭の両立を言っている。女性の働き方について見解を示せ」と女性労働者の立場で、大阪支援共闘会議の服部さんは、「部門長の責任は重大だ」と追及しましたが会社は「権限がない。本社へ行ってください」等管理責任を放棄する言動に終始しました。
 駒井さんが現状のままなら今後も宣伝、要請行動を展開する旨を伝え、個人・団体署名を提出しました。駒井さんは「初めての要請で、皆にに後押しされ現状を訴えることができました。仲間に感謝です」とお礼を述べました。
 
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地域会社特集
 故障修理(所外)部門からの報告

  要員不足・技術継承に赤信号
  「委託化」には問題あり

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会社に泊まり翌日勤務も
 兵庫・播田耕三
 7月1日から「あらたな業務運営体制の見直し」の中で、情報機器グループと専用グループの統合が行われました。阪神サービス(2技)は地域子会社の社員、契約社員派遣社員、協力会社等、約60名で主に故障修理の業務をおこなっています。
 Bフレッツの設備数の増加と共に故障件数が増加してきているため、Bフレッツの故障修理体制を補強するため、情報機器グループから人員を移動させています。Bフレッツの故障修理のスキルをつけるため、研修や帯同のOJTを行っています。
 メタルの設備は老朽化がすすみ、雨が降れば故障が多発します。今年も梅雨時期に雨と雷で故障が多発し、毎日暗くなっても故障修理が終わらない状況が続きました。9月以降雨による故障の件数が減少しましたが、年休消化、Bフレッツ関係の研修や応援等に人がとられ、少人数の対応で時間内に業務が終わることがほとんどありません。
 Bフレの故障修理も故障件数が多く、ますます増加の傾向にあります。エリアの広さもありますが、帰社が11時ごろになる事もあり、会社に泊まり、翌日通常の勤務もあります。
 Bフレの故障内容はいろいろですが、施工不良、端末設備で、VDSL等熱に弱い機器、旧メタル設備(コンデンサ付MJ、マルチ接続の宅内配線、警報装置)などによるものです。
 
雨や雷で故障量産の設備対策
 京都・細川晴良
 故障修理担当のサービスセンターは大変忙しくまた、新しい商品がどんどん出てくるので対応が大変な職場です、職場では高齢化が進み契約社員が多くなっています。
 最近は天候が安定しているので故障が少なめですが一旦雨や雷が続けばパニック状態となります。
 光ファイバーの故障対応も大変です、ケーブルも張れていないのにドロップワイヤー(光引き込み線)で5電柱間も張り巡らして開通工事をしています。これが故障となると大変な手間がかかります。CCPケーブルが導入時も接続端子函を電柱ごとに取り付けなかったため引き込み線を張り巡らし、同じ過ちを犯しています。
 光の修理にはパルス試験測定器が必要です。職場に1台しか配備されておらず修理は手探り状態です。
 関西の電力系会社は設備もしっかりしての営業活動です。NTTは不良設備を量産しているような毎日で、計画的に進めてもらいたいものです。
 マンションタイプの光設備はもっと悲惨です、建物によっては光集合装置を取り付けるスペースが無く、壁面やパイプスペースなどとんでもないところに設置されます。日があたる場所では高温による熱暴走でシステムダウンが起こったりしています。また、古いマンションでは宅内設備も老朽化しており、光導入時もそのまま利用で、故障も当たり前ということが少なくありません。しかし、配線は「ドライカッパ」などもありの取り替え修理が困難な状況もあります。
 
今光の現場が忙しい
 福島・味戸英次
 11月から県内の光のスキルアップを図るために「光隊」なる部隊を県内の線路の人間を32名集めて結成しました。この部隊は「設計、工事、PC設定、故障修理」まで何でも行う位置付けで結成されました。忙しい職場から人を出す方も大変なら、光の故障がひっきりなしで、この担当になった人も大変です。特権的にスキルアップで選抜と言っていますが、残った人の大変さをに「申し訳ない」思いがあります。
 Bフレッツの故障修理は土・日を問わず、4輪番で人を配置していますが、人手の薄いときの故障では呼び出しで対応している現状です。
 一方、メタル設備のメンテナンス(ガス、空気、MH等の予防保全の定期点検)はほとんど後回しで、今後はアウトソーシングされるのではと言われています。正直目先の仕事に振り回されているという状況です。
 人は減り、忙しさで振り回される毎日。また「退職・再雇用制度」でモチベーションが下がり、現場は不満がいっぱいです。「せめて3割減をやめて欲しい」これが切実な声であり要求です。
 
これでいいのかNTT
 NTT西日本は今後の人材確保を社員の採用でなく、「宅内保守業務」はネオメイトサービスに委託することを明らかにしています。すでに新聞の求人広告で「Bフレッツの工事と保守作業」の募集が行われています。
 電報、番号案内、所内ジャンパなどと委託化が進められてきました。委託化は「コストダウン」と「収益」を追求する職場となり「仕事を愛する」ことや「設備を自分の体のように大切にする」ことは無くなり「その場限りの仕事」になってしまうのではないでしょうか。
危険な一人作業 サービスセンターでの故障修理は原則一人作業で、配備されたバケット車(2トン)は大きく、ガードマンなしの柱上作業では、道路上の歩行者や通過車両への誘導が出きないままです。会社に何回も安全対策として2名配置を要求してますが配慮なし、これでコンプライアンスを守る事などは出来ません。
 
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最近のとりくみ・動き

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金子恵美子・飯野和子さんの裁判を支援する太田の会
 手打ちそば&バーベキュー大会
 10月21日(土)子ども2人の「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ〜」の呼び声と、おいしい匂いに誘われ、裏の道を通る人も寄った賑やかな「そば&バーベキュー大会」のはじまり〜。東武鉄道・OBさんより「この裁判は、労働法制改悪を許さないたたかいだから負けられない、絶対勝ってほしい」の激励をうけました。「署名活動に最善を尽くそう」の力強い取組を確認し、食べて、飲んで、歌って、踊って、投げ銭までとんで、52名(子ども8名)の参加で、活力をもらった会となりました。
(金子)
 
東日本・支部代表者会議開催
   11月11日東京で東日本交渉団会議が開催されました。
 組合事務所獲得に向けた第三者機関の活用への取り組み。改正「高年齢者雇用安定法」に基づく雇用延長・継続を重視した運動。
 各種裁判闘争等での勝利の追い風を受け、積極的な対話と宣伝で多くの要求アンケートを集約し、「組織拡大」で来年4月には現勢を上回る組合員を迎えられる運動に積極的に取り組むことを意識統一しました。
 
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料金部門71拠点を9拠点に
 集約・全面委託(東日本)
 

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 東日本エリアの「料金部門」を、審査・回収業務の一部を残して、「集約・全面委託」にする計画が進められています(別表参照)。
 この部門には今年2月の「116」の全面委託や、「番号案内」「電報」などの委託で「料金業務」に移ってきた50歳台の社員や契約社員など大勢働いています。職場では「私たちを何度配置転換させれば気が済むんだ」と悲痛な声があがっています。
 通信労組宮城支部は
 @計画の撤回
 A全面委託計画を改め、社員による責任ある実行などを要求しています。
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全ての職場で「九条の会」をつくって集まろう
 NTTグループではたらく仲間のつどい
 

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 NTTグループではたらく仲間のつどい第2回実行委員会が11月21日開催され、全日程が確定しました。(表参照)
 成功に向け、11月16日のアピールは「2010年NちTTのあり方問題をめぐり国民のための情報通信をめざすための政策論議とともに、世界の宝「平和憲法9条」を守る運動を大きく創り上げるために「NTTグループ『職場9条の会』全国連絡会」を結成します。
 この1年、企業年金受給減額阻止やリストラ北海道裁判での大きな勝利など連戦連勝です。歴史の流れが変わりつつあるいま、全国から仲間のつどいに結集し、新しい流れを創り出そうではありませんか」との訴えを発表しました。
 21日現在の参加集約は40名です。また集会にあわせ、職場九条の会が、東京地域分会・神奈川綱島の会・愛媛の会・東京千住の会が予定も含め結成されます。「準備会」も含め経験を交流しましょう。
 
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年末特別手当低額化
 特別手当も月例賃金も水準切下げ
 

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 12月8日に、年末特別手当が支給されますが、4月の「処遇体系見直し」による算定基礎額(基準内賃金)の縮減で、手当ては目減り一方となっています。
 さらに、年齢賃金の8分の3を移行した成果手当(基準外賃金)の査定適用を今月から受けることになります。会社は、「評価によるメリハリある仕組みにする」としていましたが、具体的には、半数が評価対象となるC・D評価者の原資をSA・A評価に移行し格差の拡大を行なうものとなっています。
 移行時に一般職一級45歳の方なら、同じC評価で年間5・8万円の減収となります。同じD評価では11・8万円の減収で、まさに懲罰的な適用となります。このうえ25%カットの特別手当支給に喜びもありません。
 「処遇体系の見直し」が、特別手当だけでなく月例賃金にも暗い影を落としています。
 
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お知らせ 

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 みなさんの声を送っていただいてるメールのアドレスが変わりました。
koetcwu@gmail.com
 上記まで、よろしくお願いします。
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フクちゃん コウちゃん
  第107回 byけいこ

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読者からのお便り

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「雇用選択」に怒り!
  京都・坂本藤男
 50歳になる友人が満了型を選んだ私に、相談をしてきました。今年も職場の労働者にとってはいやな時期がやってきました。どんな仕事になるのか?やっていけるのか?そのあたりを相談したかったようです。頑張って残ってと激励をしました。それにしてもNTTにもこった人に対する見せしめ的な人事がまかり通るいま、これでは選択するにできない。NTTのやり方に怒りを覚えます。
 
さらなる勝利を!
  京都・西山正一郎
 札幌の勝利判決に狂喜。社員にコンプライアンスを説く会社ですが、法規を踏みにじって恥じないのは、正にNTTの方です。さらなる勝利で、正義の鉄槌を下すべく頑張りましょう。
 
読者のおたより、毎号楽しみに
  島根・田中 昭
 「読者からのお便り」を毎号楽しみにしています。山陰地方も全国と同じで、異常気象で10月下旬と言うのに汗の出る毎日です。昨日、全労連の全国キャラバンで教育基本法改悪反対の全自治体訪問で松江市教育長に対する要請行動があり参加しました。21日は、労働共済の定期総会に「しまね労働者共済会」の代議員として初めて参加します。
 
冬鳥の観察、これからが楽しみ
  福岡・堀 謙治
 冬の鳥の「ジョウビタキ」を見ました。自然に親しむようになってから、いつのまにか「生物カレンダー」で季節を感じるようになってきました。大変うれしいことです。さて、今年もホームグランドの今津で「クロツラヘラサギ」の黒い顔を和白では「ミヤコドリ」を見に行く時期になりました。
 
保守体制の後退、NTTは猛省を
  大阪・橋本節男
 故障係りが故障?高速道路が渋滞してすぐに連絡をと思いサービスエリヤで公衆電話を見つけてかけようとおもったが3台とも通じなく残りの1台がかろうじて通じました。故障の張り紙もなく、使う人がこまると思い家に帰りつくとすぐ113へ電話しましたが、時間外とのアナウンスがながれ緊急と思い、担当へ電話しましたが結局通じませんでした。
 公衆電話は災害時は優先されるので特に大切なのに点検がされていず、通話が出来ない場合の連絡先も表示されていませんでした。公共事業を扱う会社としては、あってはならないことと思います。以前の保守体制からの大きな後退です。働く人も利用される人のことを考えて仕事をしているのに会社は猛省し対策をすべきです。
 
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