東京高裁第2回控訴審 |
10月31日(水)15:00〜 101法廷 |
原告主張を認めず裁判官を忌避 |
今後は忌避の判断が注目 |
裁判所前宣伝 |
NTTリストラ裁判東京高裁での第2回控訴審は、10月31日午後3時、101号法廷を多数溢れる傍聴人が詰めかける中で始まりました。 控訴人・原告側は「会社側が提出した9名の陳述書(書証)を採用するなら、反対尋問を要求する。それでなければ、証拠として採用しないこと」「申請しているOS会社の3名と2名(鬼山・岩崎)の証人を採用すること」を主張。 「退職・再雇用」選択者の証人は、「自由な意思で選択し、さしたる不利益はない」とする会社主張に反論したい。岩崎証人は、会社が新たに当時の津田委員長の「構造改革は多数の組合員が賛同し、協力した」旨の大会挨拶を書証として提出したので、当該委員長の反証を。また、会社側がこのリストラ(構造改革)の最大の論拠である「会社が赤字だからリストラが必要」との財務状況に対する反証のために鬼山証人をたてたい、それが公正な審理に必要と主張。 3名の裁判官は20分余の合議を経て、@会社の陳述書は、証拠として採用する、A原告側の証人は認めない、としたため控訴人側代理人は、法律に基づき裁判所の判断に異議を申し立てました。宮崎裁判長は、その異議も却下しました。 こんな不公平で不公正な判断をする裁判官のもとでは、まともな審理は尽くされないと判断し、原告側弁護団は直ちに「裁判官忌避」通告を行いました。忌避が通告されれば裁判官はこれ以上裁判の訴訟指揮できないため「閉廷する」として終了しました。 その後、100余名の参加で報告集会を行ない、忌避の状況などが報告され、これからの闘いで必ず勝利するために、みんなに裁判状況を知らせ支援の輪を広げ、NTTと裁判所を大きく包囲する運動を強化しようと意識統一し、ガンバローで締めくくりました。 |
原告 |