裁判署名・パンフの普及とカンパのお願い
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NTTリストラ裁判闘争
裁判署名・パンフの普及とカンパのお願い
 
 日頃から、NTTリストラ裁判への暖かいご支援をいただき、心よりお礼申し上げます。
 「NTTの違法・脱法のリストラによる異職種・広域配転は無効」と「慰謝料請求」を訴えた事件で、昨年9月に札幌地裁判決は、原告5名全員の「配転無効」の勝利判決を勝ち取り、3月28日の大阪地裁判決は、一部勝訴(原告3名に200万円の慰謝料支払)と原告20名の請求棄却、3月29日の東京地裁判決は、原告らの請求を全面的に退ける不当な判決を下しました。
 これらの判決は、年間1兆4千億円もの大儲けをしているNTTのリストラを全面的に認め、「退職強要」を拒否した51歳以上の労働者に対する「報復・見せしめ」目的の異職種・広域配転を容認するものであり、労働者の生活と権利を著しく踏みにじるものといわざるを得ません。
 2001年小泉内閣が「構造改革」を掲げて発足、国民に激痛を与え格差を拡大した結果、いま自・公政権は、国民から大きな批判を受けています。この「構造改革」のNTT版としてNTT11万人リストラが2002年5月に強行されました。この違法・脱法のリストラがいま、高裁で裁かれようとしています。
 私たちは、高裁での勝利をめざし、NTTを社会的に包囲し「50歳退職・賃下げ再雇用」によるリストラを止めさせるために、裁判の現状のご報告とさらに運動を広げるためのパンフを作成しました。
 全国5カ所で争っているリストラ裁判も6年目を迎え、闘いを支えていただいたサポーター財政も緊迫しております。つきましては、以下についてご協力をお願いいたします。
【三つのお願い】
1. 5つの団体署名(大阪・東京高裁宛:徹底審理の審理要請、札幌高裁宛:控訴棄却要請、中央労働委員会宛:不当労働行為救済命令要請、松山地裁宛:公正判決要請)を一気に集めたいと思いますので、9月末〜10月を目処にお願い致します。
2. 家庭を壊す「みせしめ配転止めて」パンフ(1部100円)の普及にご協力下さい。
3. リストラ裁判闘争勝利のための資金カンパにご協力下さい。
2007年 9月
全労連NTTリストラ闘争本部長 生熊茂実(JMIU委員長)
通信産業労働組合中央執行委員長 山田 忍

連絡・署名送付先 : 通信産業労働組合
   〒156−0043
東京都世田谷区松原3−41−15NTT松沢別館
рO3−5355―7931 FAX03−5355−7930

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