No.52 | 2008.5.27 21:16 |
名前 | 財田 真桜 |
メールアドレス | tcwu@yahoo.co.jp |
タイトル | 長時間勤務でうつ病に 富士通子会社に慰謝料命令 大阪地裁 |
本文 | . (以下引用始め) 長時間勤務でうつ病に 富士通子会社に慰謝料命令 大阪地裁 2008年5月27日(火) 「しんぶん赤旗」 ----------------------------------- システムエンジニアとして働いていた 男性が、うつ病になったのは長時間勤務 や上司のパワーハラスメントのせいだと して会社側に慰謝料を請求して提訴(二 〇〇四年十月)していた裁判で、大阪地 裁(田中敦裁判長)は二十六日、「本件 (うつ病)発症と本件業務との間には、 因果関係を認めることができる」として、 会社に百十二万五千円の支払いを命じま した。 男性は、〇二年四月に富士通の子会社 である富士通徳島システムエンジニアリ ング(現在の富士通四国システムズ)に 入社した中原将太さん(28)=大阪市 城東区在住=。同社で同僚との会話を禁 じられ、上司に罵声(ばせい)を浴びせ られながら午前八時四十分から午前零時 すぎまで連日働かされた結果、〇四年三 月に神経内科で「うつ病」と診断されま した。 判決は一カ月あたり百時間を超えてい た中原さんの時間外労働時間に対し、会 社は「これを是正すべき義務を負ってい た」と指摘。原告の発症は、それにもか かわらず会社側が「是正のための有効な 措置を講じなかった」ためと断じました。 判決後、傍聴にかけつけた支援者から 大きな拍手を受けた中原さんは、「三年 半にわたってたたかってきましたが、病 気になったのは会社の責任と認めてもら えてよかったです。今でも終電近くにな ると駅に労働者が殺到しています。その 人たちを助けるためにも、自分の判決を 知らせて、組合でがんばっていきたい」 と勝訴の喜びを語りました。 (以上引用終わり) −−−−−−−−−−−−−−−−−− 一か月あたり百時間を超えていたとい う時間外労働時間、これでは、現代版の 奴隷といっても過言ではありません。 中原さんは、同じような環境の人たち を助けるためにも、自分の判決を知らせ て、組合でがんばっていきたい」と勝訴 の喜びを語ったというのです。 「ひとりは万人のために、万人はひとり のために」ですね。 すごい! 感激! 中原さん本当にありがとうございました。 一方、テレビ朝日「サンデープロジェ クト」では18日、「資本主義は限界か?」 と題して「共産党の志位委員長に聞く」 企画の放送をしました。 そのなかで、司会者の田原氏が 「マルクスが100年以上前に、将来は 資本主義の限界が見えてきて破綻すると いった。どう見ますか」。 と質問したのに対し、共産党の志位委員 長は「もうけ第一主義の暴走が限界に来 ているということはいえると思うんです」 とずばり指摘していました。 この奴隷制度みたいな資本主義の暴走 も、その最後のあがきとも言えます。 いまこそ、「資本主義の暴走ー貧困・投 機・環境」から「ルールある経済社会」 への転換が求められているのだと思いま す。 いまが、頑張りどころみたいですね。 ゆっくり、ゆったり、やりましょう。 2008.5.27(火) 財田 真桜 . |
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