交流フォーラム

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No.46 2008.5.15 21:28
名前 財田 真桜
メールアドレス tcwu@yahoo.co.jp
タイトル NTTが偽装請負  京都 雇い止めの青年提訴 / 2008年5月15日(木)「しんぶん赤旗」
本文 .

 (以下引用始め)

2008年5月15日(木)「しんぶん赤旗」
NTTが偽装請負
京都 雇い止めの青年提訴

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 NTT(日本電信電話株式会社)の研究
所で働いていた京都府の二十歳代の青年が
十四日、偽装請負ののちに就業が拒まれた
のは不当だとして、NTTなどを相手取り、
雇用契約の有効性の確認や賃金の支払いな
どを求めて京都地裁に提訴しました。
 訴状などによると青年は、NTTから三
次下請けとして業務委託を受けた会社の社
員として、NTTのコミュニケーション科
学基礎研究所(京都府精華町)で二〇〇六
年十一月から翻訳ソフト開発の関連業務に
従事。しかし、NTTの職員が、採用時に
青年の英語力を試し、勤務開始後も直接、
青年に業務を指示するなどの違法な偽装請
負が横行していました。
 NTTは今年二月、偽装請負の発覚を恐
れ、業務を委託していたNTTの子会社と
の請負契約を終了させると通告しました。
青年は就業の継続を求めてきましたが、N
TT側は、直接の指揮命令を出してきたこ
となどを認めながらも三月二十八日からは
就業を拒否し、賃金も払っていません。
 記者会見で中村和雄弁護士らは、NTT
東、西などの持ち株会社であるNTTが運
営する研究所内での偽装請負だと指摘した
上で、「契約形態は知らない」と逃げるN
TTを強く批判しました。
 会見で青年は「偽装請負を隠ぺいしよう
としていたのが残念。私のような人が出な
いために提訴した」と語りました。


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   (以上引用終わり)

青年のたたかいに拍手、そして敬意と感
謝を表したいと思います。

この巨大企業は、ルールも社会的責任も
果たすという考えがないようです。
そのため、訴訟沙汰のきわめて多い会社と
なっています。思いやりのない冷血的な会
社です。会社というものは、社員・お客様・
地域・株主などと誠実に、かつ良好な関係
を持ってはじめて、それぞれが発展するの
だと思います。このことを忘れては、会社
の未来もありません。
 NTTは、このことを肝に銘じて、訴訟
を取り下げて解決を図るべきです。そのこ
とこそ、社会的責任を果たす第一歩になる
ものです。

NTTに働く労働者・労働組合の力と、
いろいろな分野の大きな力を結集して、青
年と、そして立場の同じような労働者の勝
利を勝ち取りましょう。

  2008.5.15(木) 財田 真桜
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