交流フォーラム

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No.43 2008.4.29 22:48
名前 財田 真桜
メールアドレス tcwu@yahoo.co.jp
タイトル IHI(旧石川島播磨重工業)の横暴に勝った  和解調印 雇用守らせる
本文 .
  (以下引用始め)

2008年4月29日(火)「しんぶん赤旗」


IHI(旧石川島播磨重工業)の横暴に勝った
和解調印 雇用守らせる
労組員一掃狙った子会社解散に反撃

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 IHI(旧石川島播磨重工業)が
子会社のTEC(東京エンジニアリ
ング)を解散し、労働者全員を解雇
しようとした問題で二十八日、雇用
保障を求めてたたかっていたJMI
U(全日本金属情報機器労組)TE
C支部の組合員十一人がTECに謝
罪させ、雇用確保などを勝ち取りま
した。

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 親会社のIHIは、働きやすい職
場をめざして活動する日本共産党員
や労働者を差別する反共労務政策を
とってきました。IHIはTECに
も労務担当者を出向させ、昇進昇格
差別などを行ってきました。会社解
散・全員解雇は、JMIU組合員を
IHI関連会社から一掃することが
狙いの一つでした。
 この日、八十人近い支援者が見守
る中で東京都労働委員会で和解協定
に調印。拍手と「よかった」の声に
包まれました。
 和解協定では、TECが自社の解
散にいたったことに遺憾の意を表明。
一人を出向先の正社員として雇用。
定年前の五人と定年を迎えた一人を
他のIHI子会社に雇用し、現在と
同職種で、現行の賃金水準を下回ら
ないことで合意しました。JMIU・
六人の組合員と、雇用する子会社と
の間に労使関係が発生し、団体交渉
などにも応じるとしました。TEC
が解決金を支払うことで定年退職し
た他の組合員についても事実上、謝
罪しました。
 JMIU支部の吉田眞盛委員長は、
「大企業が下請け企業を道具のよう
に切り捨てる風潮の中、たたかうこ
とで雇用を守れた。IHIはものを
いう労働者を職場から追い出したか
ったのだろうが、はね返せた。働く
仲間と一緒に権利をこれからも守っ
ていく」と笑みをみせました。
 組合員の男性(59)は、「昇格
差別も受けてきたが、組合員だった
から、多くの労働者の悩みにも応え
てこれた。大企業の責任を果たさせ
ることもできた。長年、会社のため
につくしてきたのに、ここで負けて
たまるかと最後の意地を見せること
ができた」と語りました。



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  (以上引用終わり)

 TEC支部の吉田委員長の、
「大企業が下請け企業を道具のように
切り捨てる風潮の中、たたかうことで
雇用を守れた。IHIはものをいう労
働者を職場から追い出したかったのだ
ろうが、はね返せた。働く仲間と一緒
に権利をこれからも守っていく」
との、言葉がほんとうに印象的です。
 たたかいがあったからこそ
        勝利できたのです。
   たたかう労働者に拍手!

    2008.4.29(月) 財田 真桜
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