No.74 | 2009.1.16 11:56 |
名前 | 財田 真桜 |
メールアドレス | tcwu@yahoo.co.jp |
タイトル | NTT西の配転は違法 労働者17人が勝利 大阪高裁 |
本文 | . (以下引用始め) NTT西の配転は違法 労働者17人が勝利 大阪高裁 2009年1月16日(金) 「しんぶん赤旗」 通信最大手のNTTが退職・リスト ラに同意しなかった人に遠隔地配転を 強いたのは無効・違法として、NTT 西日本の社員二十一人が同社を相手取っ て慰謝料を求めた訴訟の判決が十五日、 大阪高裁でありました。渡邉安一裁判 長は、原告三人のみに賠償を命じた一 審判決を変更し、大阪から名古屋に配 転された原告十七人の配転の必要性は 認められないとし、慰謝料総額九百万 円の支払いをNTTに命じました。 同社は五十一歳以上の従業員に対し、 同社を退職し賃金水準最大30%ダウ ンの条件で子会社へ再雇用するリスト ラを実施。同社は一審の結審前に、配 転した原告を「再配転」し近畿圏に戻 していました。 判決では、長時間の新幹線通勤、単 身赴任について「そのような負担を負 わせてまで従業員を配転しなければな らないほどの業務上の必要性を認める ことはできない」と断じ、「長時間の 長距離通勤による肉体的・精神的負担、 経済的負担、自宅で過ごし余暇や地域 活動にあてる自由時間の減少、睡眠時 間の減少」「単身赴任にともなう精神 的ストレス、日常生活のための自由時 間の減少、二重生活および帰省の必要 による経済的負担」を「共通の不利益 と認めることができる」としています。 四国、九州などから大阪に配転され た四人については控訴を棄却しました。 弁護団は「配転そのものの共通の不 利益性を認め、名古屋配転全員の配転 の違法性を認めたことは画期的」と評 価しています。 大阪から名古屋に配転された男性 (61)は、妻のがん療養中に配転さ れ、妻が亡くなる十カ月前にやっと新 幹線通勤が認められました。「みんな が携帯電話で(勝訴を)報告している のを見てたら、家内に聞かせてやりた かったと思います。会社にむちゃくちゃ を改めてほしい」と語りました。 (以上引用終わり) ----------------------------------- こんな人間性を無視したNTTでは、 情報通信の先行きも思いやられます。 電電公社時代は、文化とか「未来を 考える人間企業」とか言って、もう少 し労働者や国民・お客さまなどを大切 にする考えがあったように思いますが どうしてしまったのでしょうか? 労働者を大切にし、国民と手をつな いでいくことが、よいお客・利用者を 作っていくことであり、企業としても 繁栄への道になるのではないでしょう か。 今こそ、この判決を真摯に受け入れ 人間味ある企業になっていくことを 強く求めます。 この判決を確定させるために多くの 人たちと運動を強め勝利することが、 当該労働者のみならず他の多くの労働 者や社会のためにもなるのです。 勝利の日まで頑張りましょう! 2009.1.16(金) 財田 真桜 . |
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